先天性聴覚障害者にある「漢字力」と「朗読力」の矛盾

会社での朝礼のなかに『イズムの芽』という、
チェーン店全店からの寄稿者紹介文を朗読する
プログラムがある。

その時は当然、私は朗読の声が聞き取れない
ので、その資料を読むことに専念する。
時々、朗読者は口ごもってしまう場合がある。
健聴者でも読めない漢字がある。
でも私は、全部読めた。

今の若い人と比べたら、私のほうが漢字に
強いようだ。
「漢字力」と言うべきか。
大学を出た人ですら、読めない漢字を、
大学も出ていない私が読めるのだ。

でも、そんな私が

「後々になって」

という言葉が、どう読むのかわからなかった。
後でマネージャーに聞いてみたら

「のちのちになって」

と読むのだという。

私は読書勉強で覚えた漢字には強い。
しかし、朗読で覚えるような漢字や、
健聴者が音声会話で十分覚えられるような
言葉は、覚えることが難しい。
だから、難しい漢字は読めても、簡単な漢字の
読み方は知らなかったり、使い方も知らなかった
りする。
これが、先天性聴覚障害者の特徴なのだ。
健聴者はそういことを知らない。
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by bunbun6610 | 2015-06-06 21:40 | コミュニケーション能力
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