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蒼穹 -そうきゅう-

双方向性コミュニケーションとしての手話

会社には、いろいろな人がいる。

笑顔が飛びぬけて、すごい人がいる。

聴覚障害者や、その障害に関して、
全く無関心なような人もいる。

いわゆる“普通の人”もいる。

そんないろいろな人たちがいる前で

「仕事上の大事なコミュニケーションは、
筆談でお願いしますが、私は手話もできます」

と自己紹介した。

するとその後、ある人と一緒に仕事をした後

「ありがとう」

の手話を、さりげなく表した人がいた。
この人が初めて手話を使った人だった。

初めは

「俺の見間違えかな?」

と思っていた。
だが、毎日一緒にする仕事をした後、
またその手話が出てきた。

「これは手話に間違いない」

そう思った。

まだハッキリとしない手話だったが、
手話を覚えてくれたのだ。

これはもう、この次はこちらも手話で返さないと
いけないな。
将来的に、その人との関係が楽しみになってきた。
何て言うのかな、障害者雇用でも頑張る力が
沸いてくる。

実を言うと、私はこの会社でも「ありがとう」と
言われたことは、あまりない。
自分の仕事ぶりは評価されて当たり前だと思って
いたので、別に気にしていないが・・・。

手話を使って、もっと何かできないか、
考えてみたくなってきた。
手話もやはり、双方向性コミュニケーションのため
にあるのだから。

今年から手話サークル、手話講習会に通うように
なった健聴者も、このことを理解し、もっと積極的に
手話を使ってみてほしい。
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by bunbun6610 | 2015-05-22 18:30 | 手話