歓待の裏に重い宿題=安保、TPP、歴史-安倍首相訪米〔深層探訪〕


〔関連記事〕

『侵略、おわび「書く必要ない」=戦後70年談話で安倍首相』
〔2015-04-20 23:10〕




==============================



http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150502-00000020-jij-int


歓待の裏に重い宿題
=安保、TPP、歴史
-安倍首相訪米
〔深層探訪〕


時事通信 5月2日(土)8時29分配信


【ワシントン時事】
日本の首相として9年ぶりとなった安倍晋三首相の公式訪米は、
米側の異例の歓待が際立った。
日本政府内には

「今回の日米首脳会談は成功だった」(同行筋)

と自賛する声もあるが、米側のもてなしは安全保障協力や
環太平洋連携協定(TPP)交渉など日本への過大な期待の
裏返しとも言える。
 

 ◇対中韓関係にクギ

 28日のホワイトハウス南庭での歓迎行事。
日の丸と星条旗がはためく中、首相は

「今、両国関係はかつてないほど強固になり、同盟は力強く
復活した」

と自信に満ちた表情で語った。

 首相は28日のオバマ大統領との首脳会談で、日米防衛
協力の指針(ガイドライン)再改定を踏まえ、地球規模で
防衛協力を強化することで合意。TPP交渉の早期妥結でも
一致した。

「私たちはグローバルなパートナーだ」。

オバマ氏は首脳会談後の共同記者会見で、安全保障や
経済分野で一段の協力を日本から取り付けたことに満足
げだった。

 首相は訪米に当たり周到に準備した。
安全保障法制整備を訪米前にまとめ上げるよう与党側に
要請し、あとは国会審議を残すところまでこぎ着けた。
TPPも閣僚協議を重ね、合意まであと一歩とされる。
 ただ、米側の意図について日本国内には

「TPPで相応の譲歩を求められる」

と警戒する声や、

「破格の歓待を受けた以上、中国、韓国と事を構えて
くれるなとのサインだ」
(自民党幹部)

との見方もある。

 首脳会談後に公表された日米共同ビジョン声明は、
戦後70年の日米関係を

「和解の力を示す模範」

と位置付け、現在は「不動の同盟国」とした。

オバマ氏は共同記者会見で

「日米同盟を通じて、これからともに未来を築いていきたい」

とさらなる同盟関係の強化を呼び掛けたが、米側が安保
協力などで一層の負担を求めてくる布石とも受け取れる。

 
 ◇歴史懸念払拭の旅

 今回の訪米は首相の歴史認識への米国の懸念を取り払う
機会でもあった。
 首相は第1次政権当時、いわゆる従軍慰安婦問題で旧日本
軍による「狭義の強制性」を否定し、米国世論の反発を受けた。
ブッシュ大統領との首脳会談で釈明を余儀なくされ、米下院
外交委員会では慰安婦問題に関する対日謝罪要求決議が
可決された。
 最初の訪問地ボストン近郊にあるハーバード大ケネディ
スクールでの27日の学生らとの会合では、会場前に慰安婦
問題を非難するプラカードを持った団体が押し掛ける場面も
見られた。
会合では韓国と関わりを持つと語る学生が

「政府や軍の関与を否定するのか」

と質問した。
 これに対し首相は

「人身売買の犠牲となった方々のことを思うと胸が痛む」

と語り掛け、旧日本軍の関与を認め謝罪した河野談話を継承
する考えを示した。
 米国での一連の発言で首相は自らに貼られた

「歴史修正主義者」

のレッテルをぬぐい去ることに努めた。

ただ、米政府など国際社会は首相が今夏発表する戦後70年
談話でどういった歴史認識を示すか注視しており、首相は訪米
での言動の責任を問われることになる。



==============================




http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150503-00000146-sph-soci


大江健三郎氏、
安倍首相呼び捨て批判
「彼が話したことはウソだと
思う」


スポーツ報知 5月3日(日)18時10分配信


日本国憲法の施行から68年を迎えた3日、各地で憲法記念日に
ちなんだ集会が開かれた。
横浜市の臨港パークで行われた「5・3憲法集会」では、ノーベル
文学賞作家の大江健三郎氏(80)らが参加。
大江氏は安倍晋三首相を7度も呼び捨てにして

「彼がアメリカ両院で話したことはウソだと思う」

などと批判した。

 主催者によると、3万人超の聴衆が集まり、大江氏が、ステージに
立つと大きな拍手が起こった。
大江氏は

「理不尽で景気のいい話ではないが」

と切り出し、安倍首相が4月29日に米連邦議会の上下両院合同
会議で行った演説について

「日本が集団自衛権を用いて、世界で起こる戦争に対して軍事的な
抵抗をすると、安倍ははっきり言った。
しかも、そのためにいくつも法律を作ると言った。
しかし、安倍は国会で議員たちにはっきり説明していない。
国民の賛同も得ていない」

などと批判した。
スピーチが熱を帯び「安倍首相」から「安倍」と呼び捨てになっていた。

 続けて「安倍の考え方は世界的な宣伝として成功している。
日本でも成功しつつあると思う」と指摘。
80歳の大江氏は

「こういう大きな集会で話すのは最後になると思うが、私は平和と命
の尊厳を基本に日本国憲法を守り、生かします。
集団的自衛権の行使に反対し、戦争のためのすべての法制度に
反対します」

と信条を訴えた。

 大江氏が首相を「安倍」と呼び捨てにしたことについて、関係者は

「長い間、いろいろなところで大江さんのスピーチを聞いてきましたが、
いつも穏やかで人のことを呼び捨てにしたことはないと思う。
相当怒っているのではないでしょうか」

と驚いていた。

 集会には、大江氏のほかに法学者の樋口陽一氏、精神科医の
香山リカ氏らが参加した。




==============================

[PR]

by bunbun6610 | 2015-05-02 19:37 | 社会
line

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
line