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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

「平成27年5月1日から特定求職者雇用開発助成金の支給要件を変更する予定です。」

〔関連記事〕

『『障害者トライアル雇用』とは』
〔2015-04-21 18:30〕




【追記】(2015年4月25日)


特定求職者雇用開発助成金
(特定就職困難者雇用開発助成金)


以下、「特求助成金」と略す。



〔改正情報〕

『「特定求職者雇用開発助成金」 の支給要件を
変更する予定 ... - 厚生労働省
(Adobe PDF) - htmlで見る』





「平成27年5月1日から特求助成金の支給要件を
変更する予定です。」


「助成額の変更(中小企業事業主)
平成27年5月1日以降、対象労働者を雇入れる場合。

リーマンショック後の雇用情勢の悪化によって、
引き上げていた中小企業事業主に対する助成額を
当初の額に戻します。
また、障害者については、助成対象期間を延長します。

※ 中小企業以外の事業主に対する助成金の額や
助成対象期間は変更ありません。」



つまり、全体的に支給額が下がるのだ。

変更前と変わらないのは

「重度障害者等(重度障害者、45歳以上の障害者、
精神障害者)」

だけだ。

やはり、この辺りの障害者となると、初めから雇用
されにくかったり、使い捨てされてきたというハンディ
もあるため、就職困難者、常用雇用とされにくいこと
などが改善されていないからなのだろう、と思われる。

当ブログの『障害者雇用 - ●●株式会社』という
タイトルの記事に、実際の求人票と体験談を載せて
いるが、採用まで至らないケースが圧倒的に多いのも、
そのためだろう。

この対象者まで助成金額を下げたら、ますます難しくなる。
これには、障害者手帳2級以上のろう者も対象である。



今度の改正で気になる点もある。

障害者の雇用率は若干アップしてはいるものの、
1.6%台で伸び悩んでいることは間違いないと思う。
その間、法定雇用率が2.0%に引き上げられて、
雇用義務の対象企業も広がったのだから、
罰金総額は増えたはず。

それなのに、なぜ減額されるのだろうか?
増収分は、何に遣われるのだろうか?

助成金のうま味が減れば、以前と同じように

「障害者を雇うより罰金を払ったほうがマシ」

と考える企業がまた増えるかもしれない。
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by bunbun6610 | 2015-04-25 08:49 | 就労前の聴覚障害者問題A