会社側は全員、聴覚障害者差別の確信犯だった


『タライ回しされる、聴覚障害者問題』


20■■年■月■日(■)

大幅譲歩で終わった4者面談(■月■日)の後、
ふり返って考えてみました。
それまではS課長は、必ずOさんが、
M係長という自分の部下を従えて、
2対1という数的優位な状況の面談機会を
設定し、私と対話してきました。

人事部のM課長に話し、今度はM課長に
間に入ってもらい、S課長との話し合いを
することになりました。

そのため、S課長の言い訳がOさんやM係長
がいたときとは変わっていても、第三者
(この場合はM課長)にはそれがわからな
かったのです。
だからS課長がウソをついていると言う事実を、
会社が知ることはなかったのです。

私だけが単純な仕事内容を約1年もやらせら
れている理由について、S課長のこれまでの
説明は、次のようになりました。

私の仕事内容が他の人と違う理由について
聞いたところ、次の事実になった。
最初はOさんに聞きました。


【1回目の面談による回答】
Oさんの答え;「上の指示です」

S課長の答え;「Oさんの指示は、私の指示です」


その後に出た弁明

【2回目の面談(最初の能力評価面談のとき)
による回答】
S課長;「皆が■さんの仕事を認めるようになれば」

M係長;黙って聞いていただけ。


【3回目は人事部のM課長に聞いてみた回答】
M課長;「■さんの仕事内容はS課長が判断し、
決める。
S課長がOさんやM係長から■さんの実績や
勤務態度などを聞いて、判断しているのでは
ないか。
本人(S課長)に聞かないとわからないから、
S課長に聞いたら?」

 
【4回目の面談による回答】
S課長;(苦し紛れに)「普通は1年くらいは
送付状付けをやってもらった後、能力等を見て、
次の仕事をやってもらう。他の人は別になることも」

M係長;(S課長と同じことを、擁護するように言った)

このことから、まず2回目の回答はデタラメだと
わかる。
それだけでなく、4回目の回答も実情と異なっていて、
非合理的に感じた。

これだけを読んでも、S課長の言うことはコロコロと
変わっていることが、読者にもわかると思います。
S課長が私に対して、理由を誠実に説明せず、
かえってウソをついている、ということもわかります。
私が「S課長はウソをついています」と言っても、
ヨコで聞いていた人事部のM課長は聞き流して
いました。

この様子は、明らかにアンフェアで、おかしい。
だから私はこの時点で、

「S課長とM課長は、この対話をする前に、
会社として作戦を立て、会社に不都合な事実を
言われても、黙殺する策を取ることにしていた
のではないか?」

という疑問が浮かびました。
M係長もS課長を援護するように、

「一年くらいはキミがやっている送付状付けだけを
やらせる。
そして、慣れてくるまで様子を見る。
ただし、新人研修は別。
それと、人によっても違う」

この「新人研修は別」という理由付けは、
常識的に考えてもおかしい。
入社したばかりの新人は全く初めてこの仕事をする
ことは、私もずっと見てきていました。
慣れていないのに、彼らはOK。
それなのに、約一年もやっている私はNGという
のななぜか?
その理由を聞いているのに、それに対しては答えて
いません。

また

「人によっても違う」

という理由付けも上と同じく、なぜ他の人と私とでは
違うことになったのか、その理由が説明されないまま
でした。

これでは私のほうに不満が残って当然です。
これは、私の疑問など全く無視した、単に言いくるめて
いるとしか思えませんでした。

それを証明できる、驚くべき事実が、その次にすぐ出ました。
横で聞いていたM課長はこう言い出しました。

「会社としては、差別しているつもりはない。
しかし、もしあなたに差別と思わせてしまい、
苦しい思いをさせてしまったというのなら、
会社として謝る。
だから、今までのことよりも、これからどうするかを
考えよう」

そしてS課長からはいきなり、こう言われました。

「今後は、皆がやっている「封入」の仕事もやってもらう
ので、後日、Oさんと、私も同席の上、その仕事の
やり方を説明します」

そして実際に、仕事内容も少し変わり始めました。
しかし、私の心は納得できませんでした。

「なぜ今まで差別的な取扱いをされてきたのか」

――これについての会社側の正当な理由が不明な
ままだったからです。

「さては、聴覚障害者への職域差別が問題になる
のを恐れて、人事部や上層部の圧力もあってS課長
はやっと、こういう対応に切り変えたんじゃないか」

と思ったりしました。

これは本当に、全く理解できない対応です。
聴覚障害者の心にこういう陰を落とすようなことは、
健聴者はもうしないでほしいです。

この二人は実は薄々と、

「職域差別に当たってしまっているのではないか」

と気づいていたから、急にこういう対応に切りかえ、
合理的理由の説明責任から逃れようとしたのだと、
私は推測しています。

確信犯だと言って間違いないと、私は思いました。
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by bunbun6610 | 2015-04-14 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

ある聴覚障害者から見た世界


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