『日本人が抱える「英語トラウマ」の取り除き方』 - 「手話トラウマ」も?

http://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20150327/Itmedia_makoto_20150327020.html



日本人が抱える「英語トラウマ」
の取り除き方


Business Media 誠
2015年3月27日 06時00分
(2015年3月27日 09時45分 更新)


英語を使いこなせるかどうかで給料に差が出るというのは
よく言われる話ですが、私の例を見てみましょう。

私は英語が得意だったこともあり、新卒社員として外資系
企業に入社しました。

外資系企業の初任給は日本企業に比べて100万円から
200万円ほど高いことも珍しくないため、ある意味、入社
時点で差は出ていたといえます。

その後、キャリアアップを図るために12年間で5回の転職
を経験しています。

外資系企業では勤続年数を重ねることが大きな昇給に
つながる、という制度を採用しているケースはあまりありま
せんので、給料を大幅に上げたければ転職をするという
のが一般的です。
事実、私自身も転職のたびに給料を上げることに成功して
きました。

 私の担っていた仕事は、金融とITを同時に理解していな
ければならないという特殊なものでしたが、一方でエンジニア
として格段に専門的なスキルが必要だったわけではありませ
んでした。
それにもかかわらず、転職時には毎回高い評価を得ることが
できた理由の1つは、私がビジネスに必要な英語を完璧に
使いこなせたからだと思います。


●ビジネスに必要な英語力は「中学レベル+α」

 ここで重要なのは、「ビジネスで必要な英語力」とは、
どの程度のレベルなのかということ。
仕事で英語を使うと聞くと、ものすごくハードルが高いと考え
てしまう人が少なくないと思いますが、これは思い違いと
言えます。
なぜなら、ビジネスで求められている英語力とは、「ネイティブ
英語」でも「よどみのない流りょうさ」でもないからです。
実際にビジネスシーンで使われているのは、実はネイティブ
英語よりもずっとやさしい英語なのです。

 日本人がビジネスの場で会話をする相手は、なにも米国人
や英国人ばかりではありません。
これから話す機会が増える外国人は、とくにアジア人だと
思います。
ではアジアのビジネスパーソンはどれほどのレベルの英語を
話すことができるのでしょうか。

 その答えは、「中学レベル+α」です。フィリピンやインド、
香港、シンガポールなど、アジアでも英語を公用語としている
国はいくつかありますが、その他の大多数の国の人々に
とって英語は、日本と同様に第二外国語となります。
このような国の人たちが使う英語はとてもシンプルです。
文法は日本の中学レベル。
単語は日常会話用の単語集2000語程度を覚えておけば
事足りるでしょう。

仕事の内容にもよりますが、実際には1000語と業界で使用
される専門用語を知っているだけでも十分かもしれません。




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>「ここで重要なのは、「ビジネスで必要な英語力」とは、
どの程度のレベルなのかということ。
仕事で英語を使うと聞くと、ものすごくハードルが高いと考え
てしまう人が少なくないと思いますが、これは思い違いと
言えます。
なぜなら、ビジネスで求められている英語力とは、「ネイティブ
英語」でも「よどみのない流りょうさ」でもないからです。
実際にビジネスシーンで使われているのは、実はネイティブ
英語よりもずっとやさしい英語なのです。」




ビジネス英語を使う場面というのは、実は重要な場面だ。
ところが、こういう時こそ、やさしい言葉にするというのは、
ちょっと驚きだ。
日本のビジネスシーンでは、何か堅苦しい感じの敬語とか
謙譲語とか、いろいろ使うようだが。
立派なビジネスマンの中にも、敬語を正しく使えていない
人が、まだまだいる、という。




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アジア人の英語は発音が独特で、文法も教科書通りという
わけではありません。
シンガポール人のクセの強い英語は、しばしば「シングリ
ッシュ」と呼ばれていますし、中華系の人は完了形を表す
動詞の後によく「ラー(了)」という言葉をつけ加えます。
これは英語に中国語が混じってしまっているのですが、
それでもビジネスはきちんと成り立ちます。
文法が正しくなくても、大切なことはきちんと伝えられて
いるのです。

 一方で、英会話が苦手な日本人は、実は英語はとても
得意です。
日本人の作成する英文メールや文書は、アジアのどの国の
人よりもレベルが高いと評価されています。
文法が正しく、とても論理的なため、その内容はネイティブ
の人たちでさえ感心するほどです。

 しかし、そのような正確なメールをくれる相手がまさか
英語を話せないとは思わないので、海外拠点で働く外国人
は、何かの用事で日本に電話をかけた際などにびっくり
することになります。
どの国の人よりも英作文が得意で、どの国の人よりも
英語が話せないのが日本人なのです。


●グロービッシュは非ネイティブの共通言語

 実は欧米でも、ビジネスシーンではネイティブレベルの
英語はあまり使われていません。
米国は移民の国ですから英語が苦手な人がたくさんいます
し、ヨーロッパも英国以外はみんな第一言語が異なります。

このようにいろいろな国の人が集まるビジネスの環境では、
必然的に難しい単語を使わず、ゆっくりしたスピードではっきり
と話すことが求められます。
もしもミーティングでネイティブの人が普段通りにどんどん
話を進めてしまえば、ついていけない非ネイティブの人は
意見を出せなくなってしまいますし、企業同士の交渉などでは、
誤解して契約を結んでしまうといったリスクも生じてしまう
からです。

 グローバル企業では今、ビジネスで使う英語を「非ネイティブ
の人が間違いなく理解できるレベル」にしようという動きが
進んでいます。
使う言葉の数を制限し、ゆったりとしたスピードで会話する。
そのほうがコミュニケーションは円滑になり、企業としての
生産性も上がるからです。
実際に対面で会う機会が少なく、電話会議やビデオ会議で
3~10カ国の人が週に1度以上話すことが多い企業では、
とくにその傾向が強いといえます。

 こうした英語は、グローバルイングリッシュ=「グロービッシュ」
と呼ばれます。
つまり共通言語としてのビジネス英語は、ネイティブを前提
としていないのです。




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>「アジア人の英語は発音が独特で、文法も教科書通りという
わけではありません。
シンガポール人のクセの強い英語は、しばしば「シングリ
ッシュ」と呼ばれていますし、中華系の人は完了形を表す
動詞の後によく「ラー(了)」という言葉をつけ加えます。
これは英語に中国語が混じってしまっているのですが、
それでもビジネスはきちんと成り立ちます。
文法が正しくなくても、大切なことはきちんと伝えられて
いるのです。」







>「実は欧米でも、ビジネスシーンではネイティブレベルの
英語はあまり使われていません。
米国は移民の国ですから英語が苦手な人がたくさんいます
し、ヨーロッパも英国以外はみんな第一言語が異なります。

このようにいろいろな国の人が集まるビジネスの環境では、
必然的に難しい単語を使わず、ゆっくりしたスピードではっきり
と話すことが求められます。
もしもミーティングでネイティブの人が普段通りにどんどん
話を進めてしまえば、ついていけない非ネイティブの人は
意見を出せなくなってしまいますし、企業同士の交渉などでは、
誤解して契約を結んでしまうといったリスクも生じてしまう
からです。

 グローバル企業では今、ビジネスで使う英語を「非ネイティブ
の人が間違いなく理解できるレベル」にしようという動きが
進んでいます。」




手話にも、そんなところが見られるような気がする。
「標準手話」と呼ばれる手話で、
全日本ろうあ連盟が広めようとしている統一手話
のようだが。
これは一体、日本手話なのか。
それとも、日本語対応手話なのだろうか。



ハローワークでの、対健聴者職員とのコミュニケーションは、
聴覚障害者もこうしているだろう。
コミュニケーション・レベルに拘らず、時には自分も相手に
合わせないと、ちゃんとしたコミュニケーションができない
ばかりか、相談が成立しない。

手話にもやはり、ビジネス手話とラフな手話など、TPO、
つまり場面によって、使いわけられている。

手話学ではホームサインとかスクールサインとか、
健聴者向けの日本語対応手話とか、
ネイティブのろう者もいろいろな手話を自然に使い分けて
いる、という。


『手話を捨てた手話通訳者』
〔2015-03-27 18:30〕



『日本語、手話 ~新しい言葉、新しくなる言葉』
〔2015-03-24 18:30〕






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●日本人に植え付けられている「英語トラウマ」とは?

 では、日本人はなぜ英語を話すのが苦手なのでしょうか。
日本人の多くは6年から10年間、学校で英語を勉強して
います。
これは世界で見ても決して少ないわけではありません。
それだけ勉強していれば、本当は英語を話せないはずは
ないのです。

 英語を読み書きすることはできるのに、なぜ話せないのか。
耳が慣れていないために「聞けない」からだと唱える人も
いますが、私はそれだけではないと思います。
リスニングのあるTOEICのテストで800点、900点と高い
点数を取りながら、英語が話せない人はたくさんいます。

 一番の原因は、日本人の多くが「英語トラウマ」を抱えて
いるからだと私は思います。

日本人にとって英語は「科目」であり「学問」です。
学問としての英語は難しい単語を暗記して、文法を正しく
理解していればテストで高い点数が取れるというものです。
テストは減点法ですから、時制や単語を間違えたら点数は
下がります。
この「間違えることはいけないこと」という恐怖心が、日本人
の心の深いところまで植え付けられているのです。

 だから言葉が口から出てこない。
発言する前に頭の中で自分の考えた英文法が正しいかを
検証してしまい、会議でそうこうしているうちにタイミングを
逸してしまう――。
結果、さらに話すことに恐怖を感じ、話さないから会話も
上達しないのです。

 しかし、これは根本が間違えています。
言語は学問ではなく、コミュニケーションのための道具です。
文法の正しさよりも伝えることのほうが優先されるべきで、
学問としての英語とコミュニケーションツールとしての英語
は全く違うものです。

 まずは考えを伝えること。伝えられればコミュニケーション
が円滑に楽しくなります。
会話ではテンポも大事。単語や文法を間違えても、誰も
あなたを減点しません。
日本人にとってはこの「英語トラウマ」をなくすことが、
グローバル人材になるための第一歩なのです。

 英語トラウマをなくすためには、英語を話すこと=
「怖いこと」から、「楽しいこと」へとマインド・リセットすること
が大切です。
そのためには、とにかく自分から英語を話してみるしか
ありません。
英語を話す機会を作り、そのための環境に身を置くこと
です。
外国人の知り合いがいればぜひ積極的に話しかけて
ください。
外国人が集まる場所に行ってみるのもいいですし、
オンライン英会話もおすすめです。




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>「日本人にとって英語は「科目」であり「学問」です。
学問としての英語は難しい単語を暗記して、文法を
正しく理解していればテストで高い点数が取れると
いうものです。

・・・(中略)・・・

しかし、これは根本が間違えています。
言語は学問ではなく、コミュニケーションのための道具
です。
文法の正しさよりも伝えることのほうが優先されるべきで、
学問としての英語とコミュニケーションツールとしての英語
は全く違うものです。

・・・(中略)・・・

英語トラウマをなくすためには、英語を話すこと=
「怖いこと」から、「楽しいこと」へとマインド・リセットする
ことが大切です。
そのためには、とにかく自分から英語を話してみるしか
ありません。
英語を話す機会を作り、そのための環境に身を置くこと
です。
外国人の知り合いがいればぜひ積極的に話しかけて
ください。」




健聴者、難聴者にはよく

「手話は勉強しないとわかりません」

とか言って、ろう者と話してみようとしない人は
たくさんいる。


「では、いつになったら、ろう者と話すのですか?」

と聞いたら

「手話を覚えたら」

と言うのだ。
それまで待っていろと?
いや、待てないよ。
コミュニケーションって、そういうものではないよ。
学問じゃないんだよ。
ろう者の集まる「酒話会」に溶け込めない人は誰でも、
ろう者の手話を覚えることはできないと思う。


『日本語、手話 ~新しい言葉、新しくなる言葉』
〔2015-03-24 18:30〕



結局、手話を覚えるコツというのは、教えてもらう
というのは一部であり、大体は盗んで覚えるもの
だろう。


「あ、この人の今表した手話って、印象的だな。
自分もやってみよう」

とか思えるような、そういう瞬間を見つけて覚える
ものだろう。
心に残る手話が、誰にでもきっとあると思う。
ただ、手話講習会だけでは、それが十分に味わえる
だろうか。




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私が進行を務める「マルチリンガル・クラブ」の読書会には、
大学を卒業して以来10数年、英語を一度も話していない
という人がよく来ますが、2~3時間の読書会が終わる頃
には9割、2回目の参加では100%の人が自分から英語
を話すようになります。

 読書会の第一の目的は「英語トラウマをなくすこと」。
文法や単語、時制を間違えていても構わないので、とにかく
話してみてくださいというスタンスで進めます。
課題の本を読みペアを組んで話し合ったり、全員に向けて
発表もしてもらいます。
どんな発言も否定せず、全員で拍手をしてほめ合います。
発言者が言葉に詰まって困ったら、私がそっと単語や表現
を教えて、話を前に進めます。
そうするうちに、英語を話すのが楽しいことに変わります。
読書会が終わった後も、英語で会話を続けている参加者
はたくさんいます。

 相手がたとえネイティブの外国人であっても、このマインド
・リセットをぜひ忘れないでください。
外国人は非ネイティブの英語に慣れていますから、文法や
単語、時制を間違えていても大丈夫。
あなたが伝えたいことは、必ず理解してもらえるものです。


●今回のポイント

・ビジネスシーンでは誰も難しい英語を話していない。
必要な英語力は「中学レベル+α」でOK

・英語トラウマを取り除こう。間違えないことよりも、
伝えることが大切というマインド・リセットを行う

[DODAグローバル]





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>「どんな発言も否定せず、全員で拍手をしてほめ合います。
発言者が言葉に詰まって困ったら、私がそっと単語や表現
を教えて、話を前に進めます。
そうするうちに、英語を話すのが楽しいことに変わります。」




ネイティブ・サイナーのろう者にも、
グサッと来ることを言う人もいる。

例えば

「あなたの手話は、まだまだだね」

とか

「それは手話じゃないよ。
誰に教わったの?」

とか言う人がいる。
それで双方が気を悪くして、二度と関わらなくなって
しまった場合もある。


だけど、そういう人ばかりではない。

手話学習中の健聴者はよく

「私は手話が下手なのですが・・・」

と謙譲する。

手話が上達できないという悩みを持った健聴者に、
あるろう者講師はこう言った。


「『手話が下手』と言われたの?
手話に上手、下手なんてあるの?
それでは聞くが、下手な手話とは何?
上手な手話とは何なの?
手話はコミュニケーションだから、
そんなことは関係ないよ」


それに同感ならば、

「下手だね」

「ヘンな手話だね」

と言われても、気にしなくてよい。
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by bunbun6610 | 2015-03-28 09:45 | 手話
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ある聴覚障害者から見た世界


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