眼鏡 - 外国と日本の違いから

新しい眼鏡を買おうと思って、
眼鏡屋さんに入った。

店内は、眼鏡のポスターがあちこちに
貼ってある。
浅田真央ちゃんのもある。
どれも美男美女ばかりで、素晴らしい。
でも、一つだけ気なる事があった。

それは、日本製眼鏡と外国製眼鏡のポスター
の違いだ。
日本製では、一流タレントがかけている眼鏡は、
どれも眼鏡をかけていることが目立たない、
できるだけ裸眼と変わらない見栄えというか、
自然に見えるデザインだった。
私は好きだけれども、あえて酷評するとしたら、
近視という障害を隠すのと似ている。

ところが、外国製眼鏡のポスターを見てみると、
全然逆だ。
外国製眼鏡のド派手さには驚く。
それだけでなく、装用者(モデル)は堂々として、
その眼鏡を掛けている。
眼鏡を掛けていることを強調しているかのような
イメージがある。
近視障害も眼鏡も誇りにしてしまっているところが、
すごいなと思った。
これは「障害の受容」と関係がある。


このことに気づくと、やはり思い出すことがある。

聴覚障害者の補装具としてはほとんど当たり前の、
補聴器だ。
これも、昔は目立たないものが主流だったのだ。

ボディの色は肌色しかなかったし、装用者だって、
わざわざ髪を伸ばして、なるべく補聴器が
見えないようにしていた。

今と違って、昔の男性は短髪が多かった時代に、
男でも陰気臭く髪を長めにしていたのだから、
そのコンプレックスの深さがわかるだろう。
それは、補聴器を隠すためだった。
障害を隠すためだったのだ。

今だって、おじいさんで補聴器を装用する
難聴者は増えてきたが、色は目立たない肌色
の人が多い。

男性と比べると、女性のほうはまだまだ、
補聴器を恥ずかしがっているようだ。

自分がする、自分のために必要なものなのに、だ。
おかしいけど、極度のコンプレックスのせいだろう。

しかし、今の若い聴覚障害者の場合は、
逆に派手な補聴器を装用する人も出てきた。

補聴器にピカピカの装飾をつけたり、
ピンク色とかメタリック色、スケルトンにするなど、
昔では考えられなかったことだ。

外国製眼鏡と同じように、見せる補装具に
変わってきているのだ。


Eテレ『バリバラ』でも

3月20日(金) O.A 再放送 3月25日(水)0:25~(火曜深夜)
『テーマ「アート」
アート① “切断女性たちの美の世界”(アンコール)
ゲスト:アン ミカ・FISHBOY』




という番組があった。
これは、見せる(魅せる)義足だ。


車椅子だって、松兼さんの本に、次のような話
が載っている。
車椅子も、様々なものが出ているようだ。


『『こころの段差にスロープを』(松兼功/著)
(9/13)一人前の障害者』
〔2014-06-09 18:30〕




今までは健常者も障害者も、障害をネガティブな
ものとして捉える傾向があったようだが、
これからは積極的に、こうしたことを変えるように、
障害者自らアプローチしていってほしい。
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by bunbun6610 | 2015-03-26 18:30 | 補聴器、福祉機器等
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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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