職場内障害者授産施設 第二篇 (39)上司の差別的扱い


『なぜか、精神障害者には軽い仕事、
聴覚障害者には重い仕事を指示する上司』

『精神障害者には、腫れ物に触るように接し、
聴覚障害者はボロクソに使う健常者上司』



2015年3月4日(水)


今日の予定表には、

 ①つくば中央警察署(茨城)

 ②船橋東警察署(千葉)

 ③所沢陸運事務所(埼玉)


の仕事が書いてあった。

この仕事を全部、私一人で今日中にやるのは
無理だが、この日はYさんの仕事がなかった。

E上司がやって来て、私に業務指示をした。


E上司;「今日は、船橋東警察署とつくば中央警察署
をお願いします」

私;「えっ?! どうしてですか?
つくばは茨城ですよ。
だから、基本的にはYさんと決まっていますよ」

E上司;「じゃあ、つくばはYさんに任せるから、
あなたには船橋東警察署と所沢陸運事務所を
お願いします」

私;「えっ?! どうしてですか?
つくばと船橋東は近いのですから、この2つを
セットにするのが普通の考え方ではないですか?
船橋東と所沢とでは、ここからまるっきり逆方向
なので、交通費も時間も、だいぶかかってしまい
ますよ。
それでもいいのですか?
Yさんに能力がないから、私に『こうやれ』と
指示するのですか?」

そこまで言うと、E上司の表情は険しくなり

E上司;「それを言っちゃダメだよ」

の合図を出した。
しかし、私も今度は引き下がらなかった。

私;「理由を言って下さい」


しかし、E上司はその理由を言わず、
なぜかずっとはぐらかしていた。
だから私は、こうも言った。

私;「これは、理由を言わなかったら納得できません。
あなたの言っていることがおかしい、と考えます」

E上司;「Yさんの心の病気のことは、
言っちゃダメだよ」

私;「それはわかりますが、それと今の理由とは、
何の関係が?
誰だって、障害のことはあまり言いたくはないです。
私だって『偽障害者ではないのか?』と言われた
ことがあります。
でも障害の認定は、医者とグルになって、
受けることは可能だそうです。

会社は、Yさんをかばいすぎだと思います。
それで誰も迷惑をしていないのならば、
別に結構なことです。
しかし現実は、Yさんの尻拭いをしているのが
私なのです。

Yさんだけでなく、Aさん(うつ病のオストメイト)が
いた時も、F上司はAさんの好きなように決めて、
Aさんが嫌がる仕事は私に指示していました。
それで、直行直帰のサービス残業になる事も、
しばしばでした。
私は不公平感を感じましたが、我慢していました。

そういう私の気持ちを、あなたは考えましたか?
もう、こんなことはやめてほしいです。
私はこの会社を辞めた後、このことを親会社へ
報告します。
そして、Yさんの障害についても

『本当に障害者なのか』

という疑いがあることを、厚生労働省に告げたい
と思います」


E上司は

「わかった、わかった」

という様子になりながらも

「でも、心の病気のことは、本人にしかわからない
ことだから、他人が言うことはないよ」

と言う。


これを聞いた(筆談文を読んだ)私は、
ますます健常者の考え方が理解できなくなった。

本当に、このままがよいのだろうか?
いやいや・・・それでは私が大変なのである。
だから私は、こう言った。

私;「あなたは部下に仕事の指示をするだけ
なのだから、それでもいいと思っています。
しかし、それではYさんの代わりにやらされて
いる私の立場を考えたことではない。
私は、納得できません」

しかし、そこまで言っても、E上司は不合理な
指示を出した理由を説明しない。

それからは態度が一転し

E上司;「それでは、あなたの希望は何ですか?
今日は所沢がやりたいのですか?」

と聞いてきた。

私は

「こんなのはおかしい。
本当のコミュニケーションではないではないか。
だから、本当の障害者問題を理解できず、
上辺だけの処理で職場の人間関係もおかしく
なってしまうのだ。
もう信頼関係なんて無理だ」

と思った。
しかし、こういう相手に、何度言ったところで、
それがわかるわけがない。

疲れてきたし、自分が仕事をする時間も
なくなってしまう。
私は

「茨城、千葉をやってもいいですが、
それなら今すぐ出発しないといけません」

と伝えた。
するとE上司は

「つくばはまだ、書類が出来るまで待って
いるところです。
所沢の後に、もう一件仕事が入るかも
しれないから、所沢は?」

と言う。

私;「所沢だって、ここからは往復6時間ほど
かかります。
ですから、『もう一件』は難しいと思いますよ」


E上司は、それをわかっていなかったので、
逆に私が驚いてしまった。
私よりもずっと長く、この仕事をやっているE上司は、
部下にノルマを要求をすることしか覚えていなかった
のだから。

もう、私が手綱を取って

「どっちも、もう出発したほうがいいですが、
茨城は書類がまだなので、私が先に出て、
所沢へ向かいます」

と言った。

それでも、納得がいかなかった私は、
もう一度E上司に聞いてみた。


私;「Yさんの専門は茨城です。
千葉は茨城と近いのに、なぜ私に、
千葉をやれと言ったのですか?」

すると、E上司は苦し紛れに、自分の勝手な
見解でこう言った。

E上司;「あなたのほうが、千葉はよく知って
いると思って・・・」

私;「おかしいですね、それは。
Yさんは千葉在住ですよ。
だから、Yさんのほうがずっと知っています。
この前の山武警察署、東金警察署、茂原警察署
だって、私は夕方に終わって、そのまま直帰だった
のだから、本当ならば自宅が近いYさんに任せた
ほうが良かった。
それなのに、なぜ私に頼んだのですか?
やはりYさんには、そこまでやらせることは無理
だからですか?
そういう特別扱いをいつまでもしているから、
こんなことになるのでは?」
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by bunbun6610 | 2015-03-04 22:41 | E.大手カー・ディーラー
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ある聴覚障害者から見た世界


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