職場内障害者授産施設 第二篇 (41)精神障害者を甘やかす職場

『精神障害者雇用で、秩序がおかしくなる職場
 - 精神障害者を甘やかし過ぎる職場』


『差別意識が強い精神障害者
 - 健聴者の言うことは聞くが、
聴覚障害者の言うことは聞かない精神障害者』


『始業時間を過ぎてから、
タバコを吸いに行く精神障害者』



2015年3月9日(月)

最近は私も、Yさんと同じように9:00ギリギリ
に出社するようになった。
Yさんは注意を受けたはずなのだが、
全然変わっていない。
変わったことと言えば、私とは口も利かず、
挨拶もしなくなったことぐらいだ。
Yさんにしてみれば、
人事部や上司への告げ口が気に入らなかった
のだろう。

だが、

「GLに言ったら?」

と言ったのは、Yさんのほうなのだ。
まさか、それを私が本当にするとは思って
いなかったらしい。
勿論、私としても、自分の都合の悪いことは
無視する彼が、気に入らないのだから当然だ。

それで二人は、文字通りの「犬猿の仲」だ。

しかし、二人の上司も、そのことをいちいち、
気にしてはいられない。
こんな精神障害者には、何を言っても逆効果
になるだけだという事は、誰もがわかっている。

正に「反省しない精神障害者」だ。

Kさんは相変わらず、早く出社して、
仕事が来るのを待機していた。

Yさんはというと、日によって違うが、
大抵は自分の座席に坐っている。
だがこの日は、座席にYさんの姿がなかった。

「どうせ、またタバコを吸っているのだろう」

と思って、喫煙室へ行って見ると、
やはりYさんがそこでタバコを吸っていた。
信じられないことだ・・・。
始業時間になって、Yさんが最初にすることは、
タバコを吸うことなのだから。

本当にYさんは、この前(2月19日)、
D上司から注意を受けたのだろうか。


「どういうことなんだ、この勤務態度は?」

と思ったが、すぐに

「言ってもムダなんだろうなぁ」

という諦めに変わった。


精神障害とは、そういう障害(「やる気が出ない障害」)
なのか、それとも彼自身の性格の問題なのか
どうかはわからない。
しかし、どっちにしても、会社が放置しているのだから、
これではYさんの好き放題も止まらないに決まっている。

だからもう、私も何も言わないことにした。
関わると、自分の頭もヘンになってくるのだ。

そして、いつもの朝礼の後、D上司からYさんと
私とに割り当てる仕事について、
打ち合わせしてきた。

聴覚障害者へは筆談、健聴者(Yさん)へは
音声コミュニケーションと決まっているので、
あの口論が起きた後は、二人一緒にではなく、
別々に打ち合わせをするようになった。

Yさんから打ち合わせをすると、またYさんに
一方的に決定権が移ってしまう場合があった。
だから今度は、後になって問題が起きないように、
先に私と打ち合わせをするようにしたようだ。

Yさんは、自分の好きな仕事を選ぶだけだが、
私のほうが合理的・論理的説明力があるようだ。
D上司は早速、私に

「つくば中央警察署へ行って下さい。
本当は、多摩車検場と、先週に決めていたん
だけど・・・。
E上司が、あなたの机の上に『つくば中央警察署』
の書類を置いて行ったようだから、仕方がない」

他にあった、Yさんと私の二人でやるべき仕事も
含めて、全部見たら、予定表は次の通りだった。


 ①水戸陸運事務所(茨城)

 ②つくば中央警察署(茨城)

 ③多摩車検場(東京)


これらの仕事を効率良く、二人で全て行うには、
もう誰が見ても、すぐにわかることだ。

茨城(①+②)と東京(③)に分けてやればよいのだ。
茨城専門はYさんと決まっている。
それならば、私は当然、東京だと思っていた。

ところが、D上司は

「つくば中央警察署に行って下さい」

と指示してきたのだ。
Yさんには水戸だけをやってもらう。
東京は今日は誰もやらなくていい、という。


D上司は一体、何を考えているんだ?
これでは目標が達成できない。
道理で、障害者の生産性は下がるわけだ。
障害者配属部署の成績が赤字なのは、
上司にも責任があるだろう。

なぜそうなのか、私はD上司に聞いてみた。

すると

「Yさんには水戸へ行ってもらうが、
つくば中央と2件やるのは時間的に難しいから。
だから、つくば中央は、あなたに頼む。
協力して欲しい」


「協力して欲しい」?
何を? 何のために? 誰のために?
またYさんの面倒を見てやるためにか?

冗談じゃない。
生産効率を落としてまで、Yさんに配慮する
ことに協力する必要など、あるのか?
車椅子障害者じゃあるまいし・・・。

私は、またあの日の、E上司との打ち合わせで
こじれたこと(※)を思い出した。


(※)
『職場内障害者授産施設 第二篇
 (38)プチ職場放棄を繰り返す精神障害者と激突』
〔2015-03-02 18:30〕




本当ならば、その時と同じように

「なぜですか?
Yさんに能力がないからですか?」

と言いたくなった。
が、それは抑えて、私もじらし始めてみた。

「協力ですか?
でも、つくばも水戸も茨城だから、
時間的に無理ではないと思います」

当たり前のことだが、それでもD上司は私に
押し付けてきたのだから、仕方がない。

本当なら、私は

「もし、茨城が私だったら、この2件はできますよ」

と言いたかったが、Yさんを茨城専門と決めた
のはD上司なのだ。
だから、それに文句をつけるような要望は
できなかった。
私が渋々としていると、D上司もその気持ちを
察してか、「ちょっと待っていてね」と言ってから、
Yさんと話し始めた。

どうやらYさんは

「その2件は自分一人でできる」

と言っているらしい。
最終的にそうなったのだから、そうだとわかった
ことだ。
結局は、私は先週に決まっていた予定通り、
東京をやることになった。


やっぱり、精神障害者へのヘンな特別扱いを
しているから、こんなに無駄なコミュニケーション
が増えてしまうのだろう。

障害者のいる職場がおかしくなってしまうのは、
こうしたことも原因の一つではないだろうか。

また、障害者のいる職場はよく、赤字部署だという
ケースも多いそうだが、こういうことばかりやって
いたら、そりゃ赤字になるに決まっている。


このケースでは確かに、問題の第一原因は
精神障害者にある。
しかし、その問題の処理が良くなかった上司の
責任もあり、それはもっと大きかったのではないか。

私も一度は

「Yさんがどうしても無理なら、私が多摩に
行った後、つくば中央へ行きましょうか?」

と言おうかと思ったが、それをやったら、
交通費と時間のムダが大きい。
非合理的な案だし、今後もそういうパターンが
常態化するのではないかと不安になった。

これは、会社の負担となるのだから、
そんなことを認めるわけにはいかない。

だから、茨城専門をYさんと会社が決めた以上は、
最初からYさんに頼むのが当たり前だと思う。
その当たり前のこともしづらくしてしまったのは、
Yさんだけではなくて、上司たちにも責任がある。

今まで、それにずっと我慢してやってきた私は、
いい迷惑だったのである。

Yさんは結局、薬を飲んでいようがいまいが、
こういう問題点がある、としか思えない人なのである。

一体、何の効果がある薬なのだろうか?

何の効果もないのに、高価な薬代補助金を、
国は出しているのだろうか。
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by bunbun6610 | 2015-03-09 22:03 | E.大手カー・ディーラー
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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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