花燃ゆ - 第9話 『高杉晋作、参上』



花燃ゆ - 第9話 『高杉晋作、参上』

副題;『君は、何を志しますか?』




NHK大河ドラマ
 『花燃ゆ』

http://www.nhk.or.jp/hanamoyu/





〔関連情報〕

『NHK大河ドラマ『花燃ゆ』 ろう者・杉 敏三郎』
〔2015-01-05 21:09〕





【ろう者は目がいい】

村で相撲があり、高杉晋作が見物に来ていた。
そこにたまたま、敏三郎も来ていた。

審判が大笠山の勝ちを告げた。
ところが、その判定に敏三郎が異を唱えた。

「ろう者は目がいい」

というのは、ろう者と関わっている世界では、
実はよく知られている話だ。

敏三郎;「大笠山の足の方が先に着いた」

手話が分かる者が通訳したが、
大笠山の威圧的な態度に、
誰も文句を言わなくなってしまう。
敏三郎はそれでも、手話で大笠山に異議を
言う。

しかし、大笠山は手話が分からず

大笠山;「ふん。話にならん。
ハハハハハハ。」

と言って、無視する。

今度は高杉が黙ってはいない。

高杉;「俺も確かに、この目で見た。
お前の足が先に着いた。
ずるして勝って、嬉しいか?」

ビッグマウスが災いした高杉に、
大笠山から相撲対決を迫られる。
高杉が力士とまともに相撲ををしても
勝ち目はないので、当然ずるして逃げる。

高杉と敏三郎に、こんな接点があったのは、
本当なのだろうか。



【君は、何を志しますか?】

久坂玄瑞;「お前の人生がつまらんのは、
お前がつまらんからじゃ!」

吉田松陰(寅次郎)「高杉君。
君の志は何ですか?
僕の志は、この国をよくする事です。
志があれば、罪人でも生きるんは楽しい。
やる気が尽きる事はない。
志を立てることはすべての源です。
・・・(中略)・・・
志は誰も与えてくれません。
君自身が見つけ、それを掲げるしかない。
君は、何を志しますか?」


また本作では、障害者問題にかかわる話もあった。


杉 文;「何しよるん?!
家のお金で、こねなとこ来て!
この人(高杉)は、面白がっとるだけ。
この人とは、つきおうちゃいけんの!
あんた(敏三郎)、まだ何も知らんし、
何にでも染まりやすいんやから!」

高杉;「まるで子ども扱いやな。」

文;「あなたは黙っとって。
何も知らんくせに。
この子は、ずっと私が守ってきました。
字も教えて、お風呂にも毎日入れて。
こねに、こまい時から、私が守ってきたんです!
あんたのせいで、敏が悪い道に落ちてしまう!
帰るよ、敏。」

しかし、敏は立ち上がろうとしない。

文はさらに強く、指差しで命令する。

文;「帰るよ!」

そして今度は腕ずくで帰そうとする。
が、敏三郎は、文の手を振り払う。

敏三郎;(手話)「きらいだ。
姉上が、きらいだ」

文;「えっ・・・?」

敏三郎;(手話)「俺は、もう子どもじゃない。
子どもじゃない。」

文;「敏・・・。」

高杉;「お前は、弟を知らん。
その悩みも、思いも。
敏三郎の方から、俺に会いに来た。
強い男になりたいと。
戦になったら戦える男になりたいんだと。
その金を元手に稼ごうとしたんじゃ。
塾のために。

自分は仕事の口ももらえん。
ならば、本を買うて、得意の写本で
稼ごうとしたんじゃ。
お前の弟を、守られるだけの身にすんな。
姉が好きだから、こいつは苦しいんじゃ。
あんたの望む、かわいい弟を演じる事が
苦しいんじゃ。

敏三郎は、もう男じゃ。
自分の頭で、国のために家のために
役立つ事を考えとる。
お前の兄上の言葉を借りりゃあ、
志を持つ立派な男じゃ。」

文;「あなたに何が分かるんですか。
帰るよ、敏。
帰ろう。」

敏三郎は、それでも応じない。
仕方がなく、文だけ帰った。
しかし、文にとってはショックだった。

その後、敏三郎と文は理解し合えて、
仲直りするのだが。


障害者だって、仕事はやっぱり、
もらえるまで我慢しているのではなく、
自分で獲りに行くものだろう。
そのための主張を、もっとすべきだろう。

それとも、国がつくった障害者雇用促進法で、
我慢していればいいのかな?


当ブログのタグに「小山内美智子」氏がある。
小山内氏の著書は名著なので、是非読んでほしい。
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by bunbun6610 | 2015-03-08 13:30 | NHK大河ドラマ『花燃ゆ』

ある聴覚障害者から見た世界


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