職場内障害者授産施設 第二篇 (37)学習能力、向上心なき障害者


2015年2月23日(月)

Kさんは昨年9月1日付入社した障害者である。
それからもう半年経ったが、名札にはまだ
『初心者マーク』がついたままだ。

この前、Kさんに

「まだ名札の初心者マークはつけなければ
ならないの?」

と聞いてみた。
Kさんは

「さあ? 私にはわかりません。
いつまで付けるのかも」

と答えた。
自分で努力しなくては、永久に付けている
かもしれない、というのに。

職場には、メール便が定期的にやってくる。
毎日来るわけではないが、来るとすれば
17時頃と、大体正確な時間に届く。

入社して半年も経てば、メール便の処理も
覚えただろう、と思っていた。

しかし、覚えたのか、それともやる気がないのか、
さっぱり分からない。

届いたものは、そのままほったらかしのまま、
定時になるので帰ろうとしていた。

それって、責任ある行動なのかな?

自分の役割、任されている仕事、
先輩から前に教わった仕事である。
それをやらないというのは、どうかしている。

私は以前に

「このカタログ棚の前には、物を置かないように
して下さい。
営業の人が、棚からカタログが出せなくなるので」

と、Kさんに教えていた。
しかし、Kさんはそれも忘れているようだった。
教えても直ぐ忘れる癖は、相変わらずだ。
もう、この人に教えてもムダだと悟った。

2月19日に、D上司に

「KさんもYさんも、教えてもやらないし、
直ぐに忘れてしまう」

と伝えた。

それ以前にも、人事部のKIさんに、同じことを伝え、
相談したのだが、会社の人はなぜか、
障害者をほったらかしにしている。
誰も教えたり、叱ったりはしないのだ。
これは、本当の愛情と言うのだろうか?

この状況に甘えて、今は障害者はどんどん
好き放題になってしまい、
先輩の言うことも聞かなくなってしまった。

Yさんのほうを見ても、相変わらずマイペースに、
自分の仕事だけをやっているだけだった。
しかも、定時を過ぎているというのに、
タバコを吸いに行ったりしながら、
のんびりとやっていた。

障害者は自由過ぎて、バラバラだ。

これで会社組織の一員として頑張らせるのは、
無理な相談だろう。
だから『職場内障害者授産施設』という名称が、
彼らの職場には似合っている。
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by bunbun6610 | 2015-02-23 22:03 | 就労後の聴覚障害者問題E

ある聴覚障害者から見た世界


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