蒼穹 -そうきゅう- bunbun6610.exblog.jp

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

『一年の計、「支援について考える」』

http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/35526489.html



炎のジョブコーチ
『一年の計、「支援について考える」』
〔2013/12/28(土) 午後 1:51〕


長く福祉施設で勤めていると施設にいる人たち
=障害者という錯覚に陥ってしまいます。
雰囲気に合わない人や人間関係のトラブルのある
人は段々と来なくなったり辞めていきます。
知らず知らずのうちに施設に適応した人が長く
利用していることになります。

年末に、以前勤めていた施設に利用している障害
のある人に久しぶりにお会いしましたら・・・
とても「おとなしい」少し可愛くさえ感じる雰囲気
になってたのにショックでした。

いいにつけ悪いにつけもっとイガイガがあった人
だったのに角がとれ面取りされた感じです。

おそらく職員(支援者)や福祉施設という場が期待
するように、意識しないところで変わっていったの
ではないでしょうか。

そう考えると、施設を長く利用している人はある意味
で自分らしくというよりは職員の期待に応える人に
なって、なんとか自分の存在を成立させようとして
いるのかもしれません。
(そんな疑問をもって仕事につくことも大事)

今から思えば、本当の活力は異を唱える人や問題を
起こす人の中にあるように思います。
その行動にはたくさんの大事な意味が含まれて
いたりします。

時には大きな気づきを与えてくれます。
一見すると問題のある行動も表現方法は問題でも
背景や問題の本質はとても意味のあるものだったり
します。
しかし実際は、多くが「問題の多い人」「扱い辛い
人」となって敬遠されたりしてしまいます。

就労支援をしていると様々な方にお会いしますが、
本当に生き生きしている人や自分の能力を発揮して
いる人は、実は施設で手厚いサービスを受けている
人よりも地域で就労し生活している人であるように
感じています。

もっと言えばクローズで就労している人、これは
精神障害、発達障害、知的障害など関係なく自分
の人生を自分で生きているリアリティさは半端ない
感じです。

クローズがそのままいいということではなく、
どうしてなのかを考える必要があります。

「支援」や「まなざし」がその人の生きる活力や
成長の機会まで奪ってしまっていないか、障害者
雇用、就労支援、相談支援事業…着々と整っている
なかで何か違和感を感じる今日この頃、一年の計
として「支援について」をちょっと考えてみました。



================================








>「今から思えば、本当の活力は異を唱える人や問題を
起こす人の中にあるように思います。
その行動にはたくさんの大事な意味が含まれて
いたりします。」



例えば、こんなブログを書く作者のことを、
あなたならばどう思いますか?

あなたがもし施設側や会社側だったとすれば、
こんな人は採用しないでしょう。
勿論、私だった場合でも、そうします。

立場が変われば、気持ちや考え方も変わる
ものだと思う。

ということは、その人の立場になって考えてみたら、
自分の考えを変えるつもりはなくとも、
その人の置かれた立場と気持ちを、
理解できるようにはなるのではないでしょうか。

例え相手に何もしてやれなくても、
理解は大事だ。

そのことを、私はある本を読んで知った。




『反省させると犯罪者になります』
(岡本茂樹/著者 2013年5月20日/初版発行
 新潮社新潮文庫)




『凶悪犯罪者こそ更正します』
(岡本茂樹/著者 2014年7月20日/発行
 新潮社新潮文庫)



私は、犯罪者を“社会の害悪”だとは考えたくない。
しかし、もし自分が被害者の遺族になったとしたら、
きっと怒りや憎しみの感情に支配されてしまう
のではないか。
自己コントロール力というものは、難しいものだ。



『後藤氏殺害の「黒覆面男」。
彼はなぜ「殺人鬼」になったのか』
〔2015-02-28 00:34〕





>「クローズがそのままいいということではなく、
どうしてなのかを考える必要があります。」



この部分は、私が当ブログで言い続けている
ことと合致していると思う。

障害者雇用枠は必要かどうか、と問うと、
企業側の現状を考えたら必要ということに
なってしまうだろう。

なぜ

「企業側の現状を考えたら」

と言ったのか。
それを考えてほしい。

障害者は本当に今の雇用法で、
不満を持っていないだろうか。

「働けるだけでもありがたい」

が、本音だろうか。
それが、自分も障害者労働市場も、
安っぽくしてしまうのだ。
[PR]
by bunbun6610 | 2015-03-08 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題B