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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

『よくある質問~雇い入れる障害の種類は同じにした方がいいか~』

http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/archive/2015/01/24


炎のジョブコーチ
『よくある質問
~雇い入れる障害の種類は同じにした方がいいか~』

〔2015/1/24(土) 午前 6:58〕


先日、ある会社に訪問した時に質問を受けました。
よく聞かれる質問です。
難しい質問ですが、どちらでもうまくやっている会社は
やっている、そうでない会社もあります。
マネジメントの問題と言ってしまうとそれまでなのですが…。
両方の企業を見学し人事担当者から情報収集される
ことをお勧めします。

うまくいっていない会社の方のお話を聞いたことが
ありますが、社員のそれぞれの葛藤をむしろ一人
ひとりの成長や組織の成長に換えていく格好の機会
なのに・・・なんて思いました。

確かに業務内容によってはその方がよい場合も
ありますが、基本は一人ひとりへの能力開発、
やキャリア発達に応えていくことになります。

以前、身体障害のある人ばかりを雇用していた会社
の方にうかがったお話で、はじめて精神障害のある人
を雇用しました。
これまでのように身体障害のある人を募集しても人が
集まらないとのことで、やむなくだったようです。

しかし、雇用した精神障害のある人がみるみると成長し、
ほぼ一般社員と同じ働きをしてくれるようになったとの
ことです。

その方が言っていたのは

車イスで働く重度障害の方を見て、自分に出来ることが
いっぱいあることに気づいた…


とのことでした。
これまで、何も出来ない自分、人や理想の自分との
比較ばかりしていたことを振り返り、自分らしさにたどり
ついたのかもしれませんね。

まあ、これは障害というよりも、その人、職場の
マネージメントが良かったからかもしれませんが・・・



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>「雇い入れる障害の種類は同じにした方がいいか」

これは、一概に結論を出せるものではない、と思う。
どちらにしても結局、良い面と、悪い面とがある。
同じ種別の障害者ばかりを集めて、うまくいく場合もあるし、
それではあまり伸びない人もいたりするかもしれない。


聴覚障害者の事例だと、聴覚障害者に特化した
ビジネスというのは、その障害を持つ人にとっては、
うまくいっているようだ。
事例はいろいろとある。

そのようにした事情も、当然あると思う。



『聴覚障害者が多く働いている職場』
〔2013-05-06 18:30〕


『ろう者スタッフによるカフェ運営(東京都文京区本郷)』
〔2012-02-01 20:27〕



『心で会話するカフェ、聴覚障害者が接待…東京・吉祥寺』
〔2012-02-28 20:02〕


『公用語が“日本手話”と“書記日本語”のカフェ』
〔2012-05-15 22:33〕




『全国に広がる手話カフェなどなど』
〔2015-01-17 18:30〕


『聴覚障害者に向いている仕事 ―聴覚障害者と手話』
〔2013-01-10 18:00〕



聴覚障害者の特性は何かと言うと、一番は

「コミュニケーション方法(言語)が異なる」

という点だろう。

日本語を母語とする聴覚障害者でも、
軽・中度難聴者ならば音声日本語でも通じる場合が
あるが、それ以外だと視覚情報へとシフトする場合が
多くなる。
手話がわからない重度聴覚障害者(deaf)は読話と、
筆談(書記日本語)の併用になるだろう。
あるいは、手話が母語だという、ろう者(Deaf)もいる。

音声日本語を主なコミュニケーション手段としている
健聴者と「一緒にやっていくのが困難だから」という
理由で、一般企業での就労の機会が大きく奪われて
しまっている面がある。
だから、別の世界を実現したのだろう。
その成立には、それなりの事情、経緯がある。
それによって、彼らは失った自信を取り戻していく。
そして、彼らなりのやり方で、社会に貢献していく。

オリンピックも健常者とは別に、
パラリンピック、
スペシャルオリンピックス、
デフリンピック
と分かれているが、
そうした理由があるのと同じだろう。


炎のジョブコーチさんの挙げた例では、身体障害者がもしも、
これを読んだら、どう思うだろうか?
私の場合で、答えてみよう。

>「車イスで働く重度障害の方を見て、自分に出来ることが
いっぱいあることに気づいた…


これは、非常に不快だ。

私が短絡的過ぎるのかもしれない。
でも単純解釈すれば

「この精神障害者は、己の優位性、優越感に浸って、
こんなふうに思ってやる気を出したのだろうか」

と思ってしまう。

やる気を出してくれたのは私も喜べる。
しかし、やはりこの動機は残念に思う。
自分がもし、これを聞いたら悲しくなってしまう。

日本テレビの24時間テレビが嫌いな
障害者ならば、この気持ちはわかるのでは
ないだろうか。
偽善過ぎて、受け入れられない。
もし、こんな本音を聞いてしまったら、
一緒に仕事をして成果が上がっていても、
心から喜べるだろうか。

私も今、精神障害者と一緒に働いているが、
正直に言うと、この人は不快なのである。
ところが、この人は鈍感なので気づかない。
いや、この人に限ったことではなく、健聴者とは皆、
こういうものなのである。
こんな経験を昔からよくしているから、
私は聴覚障害者だけを集めて構成する職場に、
賛成するのである。

耳が聞こえて、何でもできる精神障害者が、
仕事にワガママだったり、すぐ職場放棄してしまう。
それでも、そのワガママを聞き入れつつ、
一緒にやっていかなければならない。
相手にしている聴覚障害者は、どんなに大変なことか。

我慢がならなくなるような、ひどくなるケースもあった。
それは、彼だけ何も仕事をしないで、行政書士になる
ための勉強をしていたことだった。

勤務時間中、彼は仲間の一員として働かないで、
自分の将来のためにと思って勉強していたのだろうが、
職場はそういう場所ではないだろう。
(だから『職場内障害者授産施設』なのであるが)

同じ精神障害者であるD上司までも、見て見ぬふりを
していた。
これでは、この職場は“精神障害者天国”だと見られても、
仕方がない。

だから私は、こんな態度の精神障害者を、
良く思っていないのだ。

確かに、彼は後輩でも、耳が聞こえて、
健常者と一緒に仕事が出来る。
それで、誰からも指示を受けやすく、
仕事も任されて、私を追い抜くことは簡単だった。

同じ障害者ばかり集めてしまうと、
仕事の効率は上がったりするかもしれない。
同じ障害者同士だったら、理解も早いだろうし、
すぐ結束できる。
しかし他方では逆に、そんなデメリットもあるのだ。
これは、私の立場から見れば、
同じ障害者同士で見られる、
れっきとしたグル行為だ。

勿論、これは聴覚障害者ばかりになった場合でも、
同様のことが起こりえる、と言えるが。

聴覚障害者が一人だけ入る職場では、しばしば
耳が聞こえる障害者たちに、全ての主導権がある
だけになる。
私には選択の権利はあるとしても、実質的には
無いに等しい。
私も、そのグループの中にいても、実質的には
そうではないのだ。
健聴者に、このことの意味をすぐに理解することは
難しいだろうから、事例を出してみたい。


『聴覚障害者差別の原因は、
健聴者の人格的欠陥にある』
〔2014-03-31 19:00〕



どの障害者でもそうだろうが、異なる人が入ってくると、
メリットより先に、デメリットのほうを気にしてしまい
がちになる。

障害者雇用ではスモールステップになりがちで、
仕事内容は簡単なものが多い。

それでなのか、「できること」は出来て当たり前だから、
と誰もが思う。
すると「できないこと」のほうが気になってしまうものだ。

健常者から見れば

「健常者ならこんな簡単なことでも、
できなくなるのが“障害”なんだ」

と、実感するに違いない。

だが、その克服が障害者にとっては大変なのだ。
不可能な場合もある。
不可能ではないにしても、別のことで努力させた
ほうがいい、と思える場合もある。
その気づきが大事だ。

実際、そうしたほうが企業にとっても障害者にとっても、
多くのメリットが勝ち取れるだろう。
本当に障害者雇用に成功した企業は、
そこが違うのだと思う。


聴覚障害者の場合はどうか。
健聴者だけの職場に、初めて聴覚障害者を雇用したい、
という企業があったが、受け入れる体制、心構えが
整っていないために、聴覚障害者側から辞退した、
というケースもあった。
しかし、多くは我慢しながら働き続ける聴覚障害者が多い。
我慢が出来なくなると、うつ病になってしまったり、
辞めてしまう人も少なくないのだが。


聴覚障害者だけに特化する職場も、あってもいいとは思う。
だが、アパルトヘイト的な職場分離施策に、
どれだけ賛成と理解が得られるのか、まだわからない。



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http://mainichi.jp/select/news/20150214k0000e040192000c.html


<産経新聞>
曽野綾子氏コラムにNPO法人
が撤回求め抗議文


毎日新聞 2月14日(土)12時44分配信

◇「アパルトヘイト擁護する内容が含まれる」と

 産経新聞が掲載した作家の曽野綾子氏のコラムに

「アパルトヘイト(人種隔離)を擁護する内容が
含まれている」

として、アフリカの地域自立を支援しているNPO法人
「アフリカ日本協議会」(東京都台東区)は14日までに、
産経新聞と曽野氏あてにコラムの撤回などを求める
抗議文を送ったことを明らかにした。


【「アフリカ日本協議会」が送った抗議文】コラム掲載日は、マンデラ氏の重要な日だった
http://mainichi.jp/graph/2015/02/14/20150214k0000e040192000c/001.html


同協議会が問題視しているのは、産経新聞11日付朝刊
の「労働力不足と移民」と題したコラム。
曽野氏は労働力不足を緩和するための移民の受け入れに
言及し、

「20~30年も前に南アフリカ共和国の実情を知って以来、
私は、居住区だけは、白人、アジア人、黒人というふうに
分けて住む方がいい、と思うようになった」

などと書いた。

 同協議会は

「人種ごとに居住区を分けることがすべてのアパルトヘイト
政策の根幹にあった。
アパルトヘイトを擁護し、導入せよとの主張は言語道断」

などと訴えている。

 産経新聞社は毎日新聞の取材に対し、

「抗議文は現時点(14日正午)で受け取っておらず、
コメントできない」

としている。

【山本将克】



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by bunbun6610 | 2015-02-21 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E