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蒼穹 -そうきゅう-

職場内障害者授産施設 第二篇 (35)障害者と健常者の人間関係

2015年2月12日(木)


Fさんは健常者で、年齢はKさんよりも年下だ。
だが、職位はKさんよりも高く、先輩社員である。

この日、Fさんは業者から届いた『お見積書』(※1)
をKさんに渡し、何か頼んでいた。


(※1)『お見積書』

『職場内障害者授産施設 第二篇
 (33)仕事でミスをしても反省しない障害者』
〔2015-02-09 21:30〕



聞こえない私には、2人が何を話しているのか
わからない。
が、事後になれば、私の「ムーディー・ブルース」(※2)
を発動させて、その音声情報を推測することは
出来る。


(※2)
『ムーディー・ブルースと聴覚障害者の酷似点』
〔2014-12-27 18:30〕



以下が、その試作結果だ。
( )内に書いたのは、私の推測文だ。


Fさん;「(Kさん、すみませんが、先週発注した
『お見積書』が届いたので、またゴム印を押して
おいていただけますか?)」


さすがに今度は、押すゴム印をまた間違われては
困るので、ゴム印はFさん自ら選んで、
Kさんに手渡ししていた。

するとKさんはFさんを見ず、
自分の仕事をしながら、
私のほうを指差しして、
そしてこう言ったようだ。

Kさん;「(何で私がやるの?
 ●●さんが今、何もしていないから、
●●さんに頼んだら?)」


FさんはKさんに何も言わず、私に『お見積書』と
ゴム印を持って来て「(これをお願いします)」と言った。
全て、私のムーディー・ブルースの予想通りだった。

しかし、この時のKさんの態度は、何ということだろうか。

普通、先輩に対して、こんな態度はしない、と思う。
この様子だと、FさんとKさんも、どうもあまり仲が
良くなさそうだ。
昼食も、Fさんは他の事務の女性と一緒なのだが、
Kさんは一人で、他の男性障害者と一緒である。
障害者と健常者は、ウマが合わないのだろうか。

本当にそのほうがいいと思うのなら、
普通はFさんに頼まれた仕事はKさんが引き受けた
後、Kさんが私に頼む、という手順が行われるはずだ。
おそらく、KさんはFさんが嫌いだからではないだろう。
私ともこんなふうになる場合もあったからだ。

しかし、Fさんは、Kさんがその時、キレているから
遠慮して私に直接、頼んできたのだろう。
勿論、私も黙って引き受けた。
Kさんのことだから、どうせ何を言っても、
すぐに忘れてしまうに決まっているのである。
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by bunbun6610 | 2015-02-12 23:06 | 就労後の聴覚障害者問題E