各政治団体に言いたいこと

2015年2月6日(金)午前9時20分頃の
ことだった。

JR田町駅東口芝浦口、交番や飲食店が
並ぶ歩道上で。

この時は、ちょうどまだ通勤時間帯で、
大勢の人が通行していた。

そこに、2人の男性が立っていた。

維新の党の旗があり、一人は拡声器を
使って演説していた。

もう一人は、エスカレーター乗り場の
入口付近に立って、党のチラシを配布していた。

実は、この場所で政治団体の者が拡声器を
使って演説していたのは、この日だけではない。

昨年12月の衆議院選挙期間も、幾つもの政治
団体が陣取って、演説等をしていた。

維新の党も、その選挙後も何度かここに来て
やっているのを、私は目撃している。

その時に、この場所付近にあるタバコ屋の
おばあちゃんが、党員を呼んで苦情を言って
いたような様子を目撃した。

その時は、維新単独で、人があまり通らなくなった
昼間の時間帯に演説していたので、
静かな街中でも、やけにやかましく感じていた
に違いない。

私はその時はたまたま通りかかって見ただけ
なので、その後どうなったかまでは見ていない。

それでも、演説中の党員を呼び出したという
ことは、やはりうるさかったからだろう。


「騒音性難聴障害」という難聴がある。

難聴になると、回復する例もあるが、多くは
治療しても治らなくなったり、さらに悪くなって
しまう人もいる。

しかも、難聴による、人への影響は、
想像を超えたものもある。(※)


(※)詳細は、当ブログ

『『「耳の不調」が脳までダメにする』(中川雅文/著)』
〔2014-07-29 18:30〕


参照。




騒音性難聴に苦しめられた人が書いた
文書が収められた本に


岩波新書『音から隔てられて - 難聴者の声 -』
(入谷仙介、林瓢介/編者 1975年7月21日/第1刷発行
 株式会社岩波書店/発行所)



というものがある。


「同じ川西でも、私自身の居住区は被害地区ではないが、
ジェット機爆音の被害地区には、少なからぬ数の聴力
障害者が居住し、それらの人々のことが、つねに気づか
われる。
もちろん、被害地区では各戸に防音工事が施されるよう
になった。
しかし、あの「バリバリキューン」という金属性高騒音は、
一歩戸外へ出たら、間断なく彼らを襲う。」(P125)


タバコ屋さんのおばあちゃんも、もう政治団体が
撒き散らしている騒音には、相当我慢し、
悩まされてきたことだろう。

本当に難聴になってしまったら、どうするのか。
誰を加害者として訴えるかも難しいだろう。

結局、そうなってしまったらなってしまったで、
さらに我慢するしかなくなることは、目に見えている。

だが、こういうことには、私はもう我慢がならないのだ。

そんなことも想像できないで、あの場所で大音量の
拡声器を使った政治演説をしている団体メンバーに、
政治家になる資格などない。

「たった一人」を無視するな!

私はついに、怒りに任せて、党員にこう言った。


「あそこのおばあちゃんが『うるさい』と言っていたのに、
まだわかんないのか!
前にも維新がここでやっていて、注意を受けている
んだぞ!
もっと考えてやったら、どうなんだ?」


私は、維新の党が嫌いだから言ったのではない。
難聴に理解のない者がこんなことをやっていたら、
どこの政治団体だろうと怒る。
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by bunbun6610 | 2015-02-07 09:53 | 難聴・中途失聴

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610