職場内障害者授産施設 第二篇 (31)障害者にはダメな人が多いのか?

世の中には、障害者でも優秀な人もいる。

しかし、中には、(職場の)悩みの種になって
しまうような障害者もいる。


私の職場にいるYさん(精神障害3級)、
Kさん(障害名不明)は、まさに悩みの種だ。

D上司(精神障害)は普通の人と変わりないが、
上司としての管理能力には、かなりの疑問がある。
一言で言えば、障害者には甘すぎるのである。

特に、精神障害者には、以前からずっと
特別扱いをし過ぎてきた。
それで、聴覚障害者の私には、
非常に不満が蓄積していた。

D上司はそれを

「障害者のため」

と思ってしてきたことだと思っているようだが、
実際は

「そこで働く障害者は皆、伸びなかった」

ということは間違いない。
その結果、部署の業績も落ちていき、
人員削減、障害者解雇も進められた。

D上司は

「会社の方針で、そうなった」

と説明していたが、それは違う。
本当は全て、D上司にも責任があることなのだ。


他の会社に勤めている障害者に、
やる気がない障害者のことで、
相談したことがある。


私;「ウチの部署には、困った障害者がいるんです」

Aさん;「困った? どんなことで?」

私;「例えば、簡単な仕事でも、教えたことを
すぐ忘れてしまう障害者がいるんだよ」

Aさん;「初めはみんな、そうですよ。
でも、慣れれば大丈夫だよ」

私;「慣れれば・・・と言うが『忘れる』というのは、
その仕事のやり方を忘れるだけでなくて、
本人がイヤな仕事は、次回もやろうとしない傾向が
あるんだよ。
仕事を一回で投げ出されるものだから、
進歩しないんだよ」

Aさん;「それでも、とにかく繰り返し教えていく
しかないよ」

私;「精神障害者でも、ですか?」

Aさん;「え? あぁ・・・」

私;「本当に、それしか方法がないんですか?」

Aさん;「・・・それしかないね・・・」


Kさんの前には健常者のFさんもいる。
聞こえない私には、何の会話をしているのか
わからない。

想像するには、初めは何だかFさんとKさんは、
まるで口論でもしているかのような雰囲気で会話を
していた。
勿論、仕事中の、仕事の話をしていることは、
私にもわかった。

問題なのは、その会話の中身だろう。
今では、そういうことはあまりなくなってきた。

だから

「Kさんもようやく慣れてきたのかな?」

と思ったりした。

しかし、慣れたことは慣れたのかもしれないが、
Kさんの業務量はあまりに少なく、何もしないで
いる時もよくある。
Kさんには任されない仕事も多いことは
明らかだった。

健常者の「職域差別」に遭っているのだろう。

ただ

「Kさんの能力を考えると無理」

だという判断をされたとしても、仕方がない。


一方のYさんは「やろうとしない」ということの
ほうが、問題だ。

こんな人が障害者にはゴロゴロいるのだとすれば、
法定雇用率があっても、企業はなかなか障害者採用
に踏み切らないのが当然だろう。

障害者だって、障害者枠でも就職に苦労する理由が、
よくわかる。

本当に、障害者はダメな人が多いのだろうか。
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by bunbun6610 | 2015-02-07 09:07 | E.大手カー・ディーラー
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ある聴覚障害者から見た世界


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