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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

職場内障害者授産施設 第二篇 (25)障害者差別〔職域差別〕

『「スモールステップ」という障害者差別』

『“障害者天国”という枠付けが、
障害者も会社も日本経済もダメにする』



障害者雇用枠で雇用されている障害者の
やる気が、どんどんなくなってきている。

障害者の能力が低いことも原因の一つには
違いない。 (※1)


(※1)当ブログ

ノーマライゼーションねっと
『なぜ障害者は退職してしまうのか』
〔2011年1月16日 23:50〕


参照。



しかし、原因はそれだけではない。
最近は、あまりにもひどくなってきた。

Yさんは、一昨日、昨日と、2日続けて
遅刻出勤だった。
朝礼の途中に職場にやって来たのだった。

入社してからまだ半年も経っていない
というのに、これで何回目の遅刻をして
いるのだろうか。

9:00ギリギリになるまで喫煙室でタバコを
吸っている、という習慣も相変わらずだった。
9:00になったら、まず朝礼だ。
それが終わったら、今度は職場で朝食の
パンを食べている。
すでに勤務時間中なのに、仕事はまだしない
のだ。

よその会社では、こんなことはありえない
かもしれない。
しかし、ウチの会社の障害者配属部署では、
よくあることである。
この職場は特別なので、障害者は平気だと
思っている。
すると、やっぱり、上司が見て見ぬふりをして
いることにも、責任があるのではないだろうか。

もう私も含めて、誰もが士気が下がってきて
しまった。
真面目に働く人も、不真面目な人も同じでは
バカらしくなってくるではないか。
だから私も、Kさんも、9:00にならないと
仕事をしなくなってきた。

ここは障害者にとって天国なのか、
それとも生き地獄なのか。
どっちにしても、まともに考えるならば、
もうこんな会社は見限ったほうがいいと
わかっている。

障害者への配慮と言うよりは、
むしろ「差別」と言える、
過度に刻みすぎたスモールステップ(※2)
が、こんな職場に堕落した最大原因なのだろう。



(※2)当ブログ

炎のジョブコーチ
『スモールステップ、刻みすぎ』
〔2014/8/27(水) 午後 11:37〕


『障害者雇用に合わせた“仕事を切り出す”ということ』
〔2014-09-30 18:30〕


参照。




刻みすぎたスモールステップをやる会社は、
必ずそこで働いている障害者もダメにして
しまうものだ。

障害者に能力がないからではない。
障害者に適切に仕事を与えない健常者にも、
こうなってしまった責任はあると思う。
それは“職域差別”“障害者差別”が原因だ。

そして、この日の退社時間になるのを待っている
だけの時も、Yさんはまたパンを食べていた。

実を言うと、職場(オフィス内)で食事することは
禁止されているのである。
その規則を守らないのも、精神障害ゆえなのだろうか。
こんなYさんが、まるっきり理解できない。
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by bunbun6610 | 2015-01-29 21:04 | 就労後の聴覚障害者問題E