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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

さらば、会社の飲み会

D上司から、久しぶりの会社の飲み会に誘われた。

今までは10回ぐらい誘われて、全て参加してきた。
上司に

「手話通訳を自主派遣しても構わないか」

と聞いてみたこともあった。
しかし、その時は上司のヘンな理屈をゴリ押し
されてしまったので、結局は諦めた。



『聴覚障害者に悩みの飲み会シーズン』
〔2013-04-03 21:46〕




『会社の飲み会での手話通訳派遣の提案』
〔2013-04-15 19:00〕




『筆談ボード持参で飲み会に出席して』
〔2013-05-08 18:30〕



もちろん、通訳なしの参加では、いつも自分で
勝手に食べて飲むだけなので、面白くなかった。

でも、飲み会の雰囲気を壊さないため、
我慢しながら食べて飲みながら、
皆の笑いに合わせて、
自分も作り笑いをし続けてきた。

聴覚障害者特有の“聞こえたふり”である。

しかし、それも我慢できなくなると、自分はいよいよ、
その不満をブログにも載せる為、飲み会の最中
でも原稿を書き始めた。

今はもう、新しく入ってきた後輩障害者(健聴者)
とも気が合わないので、私は付き合うのを
やめることにした。
今後はもう我慢せず、飲み会には誘われても、
参加しないつもりだ。


たとえ通訳がついたとしても、、以前に別の会社
にいた時、問題があったのだ。

飲み会では、いろいろな人が発言のタイミングも
考えずに、自由気ままに発言してしまう、
乱交状態になる。

そこで通訳者が一生懸命に通訳しても、
追いつけなくなったり、騒々しい場所であるために、
通訳者でさえ発言者の声が聞き取れない。
それで

「十分な通訳が出来ない」

という事態がよく起きた。

もちろん、これでは利用者(聴覚障害者)が見ても
よくわからなかったりする。
情報が入るとはいえ、正直、疲れるだけなのである。

通訳者の話によれば

「皆がワイワイ騒いでいる場だと、せいぜい隣と
前の人の話ししか、聞き取ることができない」

のだという。
それで、それ以上の通訳は難しくなってくるそうだ。

通訳者の座席を真ん中にすれば、幾らか解決へ
進むだろうが。

利用者が端っこの席になるのを遠慮してしまうのか、
通訳者からはそれを、なかなか提案できなかった
のかもしれない。
通訳はただ派遣すればいいのではなく、
コーディネートも重要だということだ。
話し手である健聴者が無知だと、役に立たない
場合もある。

実際に、通訳者がいても私は不満だったので、
もう会社の飲み会、いや健聴者が集まる飲み会
には二度と参加したくない。

飲み会ならばやっぱり、ろう者が集まる酒話会
(しゅわ〔手話〕会)が最高だ。

そんなわけで、障害者といっても、健聴者と
聴覚障害者とでは、全く馬が合わないのである。
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by bunbun6610 | 2015-01-10 08:18 | 就労後の聴覚障害者問題E