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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

なぜ会社に『職場内障害者授産施設』があるのか - その理由

『なぜ会社に『職場内障害者授産施設』があるのか
 - その理由』


『職場内障害者授産施設があるのは、
会社の「障害者長期トライアル雇用」説』



2015年1月8日(木)

読者の中には、きっと女性の方もいると思う。
まず、その方たちに聞いてみたい。

家の冷蔵庫の中に、もし残り物の食材があったら、
あなたはどうするだろうか。
賞味期限が迫っている食材だったら、どうするだろうか。

あるいは、一部だけ腐っていたが、
まだ料理に使える部分がある食材だったら、
どうするだろうか。

当然、冷蔵庫と相談して、なるべくムダを出さない
ように献立を考えるはずだ。
そうでないと一生懸命働いて、家計の源泉を稼いできて
くれているダンナにも申し訳ないだろう。

会社だって同じだ。
だから細かいことは女性事務員に任せている場合が
多いと思う。
男はドンブリ勘定でやってしまう性格の人が多いから、
適材適所にはなりにくいのだ。
必ずしもそうだとは限っていないが・・・。


当ブログ、以前の記事

『職場内障害者授産施設 第二篇
 (21)障害者の自主性なきダラダラ仕事』
〔2014-12-24 21:35〕



でも述べているが、私の職場で扱っている商品カタログは、
比較的高価なものが結構多い。
その商品カタログも、年に数回の改訂が行われている。

つまり、これも結局は、食品と同じように使用期限
というのはある。

それでもし、過剰注文をして、大量に余るようなことが
あれば、どうなるだろうか。
古いカタログも改訂後になったら、もう使えないので、
捨てるしかないのだ。
リサイクルにはできても、もともと高価な商品カタログ
なのだから、損失は決して軽くはない。

その発注業務は、3ヵ月前に新しく入って来た障害者
Kさんにやってもらっているのだが、在庫をちゃんと
調べて発注量を決めていない為に、いつも過剰発注
してしまっているのだ。
それで不用品が倉庫にどんどん溜まっていた。

だから改訂時期になると、それをまとめて全部捨てる
のだが、それは私がやらされていたのだった。
発注者こそ、この問題の責任者だろう。
それなのに、発注者がその事実を知ろうともしない。

あまりにも勿体無いことをしているので、
Kさんに何度か伝えたのも、前に述べたとおりである。

私がKさんに発注のやり方を何度か教え、そして

「これをちゃんとやるのが、あなたの担当業務です」

と、Kさんに伝えた。

しかし、改善しなかったので、今度はE上司や、
D上司にも言った。
それでも上司はKさんに任せっきりで何も言わなかったので、
事態は変わらなかった。

仕方なく、最後は人事部にも相談してみた。
それも

「まだ入社して3ヶ月だろ。
慣れていないからかもしれないからな。
もうしばらく様子を見てみるか」

という回答だった。

あまりにも甘過ぎて、話にならない。
これには呆れてしまい

「信じられない会社だな」

と思った。

勿論、こうなると会社組織の責任問題にもなる。

原因は、Kさんをはじめ、誰もこの問題点に
真剣に取り組もうとしなかった会社組織にある。

このために、商品カタログのムダだけで年間数万円
規模の損失を、T部だけで出していた。
しかも、T部は赤字部署で、お荷物扱いされている。
人事部からは正式発表を控えているものの

「T部は、将来は失くす方向」

と言われた。


ところで、たまたま下の情報を見つけた。


ノーマライゼーションねっと
『なぜ障害者は退職してしまうのか』
〔2011年1月16日 23:50〕




やはり、障害者配属部署(職場内障害者授産施設)や
特例会社では赤字という結果が、結構あるのではないか、
と推測される。

障害者全てだとは言わないが、あれだけ低い労働力なのに、
最低賃金以上の給料をもらっているのである。
誰もが「おかしい」と思うだろう。
そんな、働く障害者の意識の低さが、一つの要因では
ないかと思う。

障害者雇用が少しずつ進んでいる現在、
あなたの働く会社でも、このようなことはないだろうか。

あなたも

「どうせ赤字部署だから」

と言って、こんなことはしていないだろうか。

赤字部署でも頑張って、少しでも赤字を減らし、
黒字に転換させるのが、あなたの仕事ではないだろうか。

『職場内障害者授産施設』と呼ばれている
障害者配属部署である。
そこに“お姫様”“お坊ちゃま”のようにしている
障害者も、きっとまだまだたくさんいることだろう。

こんな障害者は面倒を見ても仕方がないから、
皆放って置くのである。
そして、そこで我が物顔で居直るダメ障害者が、
何と多いことだろうか。
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by bunbun6610 | 2015-01-07 21:49 | 就労後の聴覚障害者問題E