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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

朝礼でのトラブル

朝礼で、また問題が起きた。
M係長の言うことがおかしいのでガマンがならず、
口論した。


ある日の朝礼のとき、発行されたばかりの
コンプライアンス冊子を読み上げ復習する
ことになりました。

そこで、また聴覚障害者社員への対応で、
問題が起こりました。

コンプライアンス学習の担当者はYさんで、
以前から筆談を忘れることが多い人なのですが、
今回もやはり、そうなりました。

定番の、当日の作業スケジュール連絡が終わった後、
コンプライアンス復習に入りましたが、Yさんはまたも、
声だけで進めてしまい、そのまま終わり、
全員持ち場に戻りました。

その時の状況を見ていたM係長が筆談で、
私とやりとりを始めました。

M係長;「コンプライアンスは昨日から始めています。
皆と一緒にコンプライアンス冊子を見て下さい。
他の人と違うことをしていてはいけません」

私;「それは一応わかりますが、
Yさんの話が聞こえないので、
冊子のどこを読んでいるかもわかりません」

M係長;「それじゃダメ。Yさんに聞いて」

私;「でも、Yさんにいつ、聞いたらいいのか、
タイミングがわかりません。
Yさんが筆談するなど、配慮してほしいです」

M係長;「とにかく、このときになったら、冊子を開いて、
読んでください」

私;「どこを読んだらいいかも、わからないのに、ですか?」

M係長;「そうです」

私;「自分の好きなところを読めばいいのですか?」

M係長;「いや、違いますが、読み上げをしている時は、
とにかく皆と一緒に読んでいてください」

私は

「M係長の言っていることが、どうもおかしい」

と思いましたし、ここら辺で腹が立ってきたので、
語気を強めて、さらにこう言いました。

私;「それでは、皆と一緒にやる意味がありません。
(実質的には、皆と違うのですから)
私は皆と一緒に、冊子を読んでいるフリをしていればいい、
ということですか?!」

M係長;「・・・。いや、違います」

私;「Yさんのやり方は一方的過ぎます。
私は聞こえないのに、Yさんの進め方に合わせて、
皆と一緒にできると思いますか?」

M係長;「難しいと思います」

私;「無理なんですよ。
だから、こういうときYさんは、そこのホワイトボートに、
何ページをやっているのかぐらい、
書いて私に伝えなきゃいけないと思います。
そんな簡単なことが、どうしてできないのですか?
他の人には「筆談で伝えるように」と指示しておきながら、
Yさんだけしないのでは、おかしいと思います」

そこへ、いつの間にかYさんも来ていて、
聞いていました。

M係長は、私の言うことを理解したようなので、
Yさんにこのことを即座に指示しました。

そして、Yさんは今後のスケジュールを
ホワイトボートに書いてくれたので、
今後はそれを見ればわかるように
改善されました。

聴覚障害者社員への配慮とは、
このように簡単にできることも多いのですが、
問題は健聴者の既成概念というか、
思考に壁となる原因があるので、
まずそれを取り除くことに、
聴覚障害者は非常にエネルギーを使うものです。
大体が、なかなか気づこうとしないし、
認めてはくれませんよ、こういうことは。

理解してもらうことが、とても大変なのです。
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by bunbun6610 | 2015-02-02 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1