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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

企業とハローワークの「裏情報」は、「差別」か「配慮」か?

ここはハローワークの専門援助第二部門。
障害者が職探しをする公共機関である。

コンピュータから探して、どうにか応募できそうな
求人票を幾つか選んだ。
持って行き、職員さんに相談してみる。

すると

「少し待って下さい。
ろう者でも応募できるかどうか、こちらのコンピュータ
でも確認してみますから。」

という返事。

やはり、そっちにしか見えない裏情報(※)があるのか。


(※)
『聴覚障害者にできない仕事』
〔2012-05-02 11:56〕




『ハローワーク求人票の「裏情報」に思うこと』
〔2012-05-03 09:59〕



『心で会話するカフェ、聴覚障害者が接待…東京・吉祥寺』
〔2012-02-28 20:02〕




求人票にはそんなことは書いてなくても、
実際は応募できないケースもあるのだ。
その中で、一つだけ、応募できない求人票が
あることがわかった。
仕事の内容は「清掃業務」なのだが、
ろう者が応募できない理由は何かというと

「共用部での清掃もあって、
そこで顧客に声を掛けられる可能性があるので」

ということだった。
同様の拒否理由は、以前にもあった。

果たして、これは差別なのか、差別ではないのか。

また、ハローワークの裏情報は「差別」もしくは
「差別容認」に当たるのか。

そうであるならば、厚生労働省の
『障害者雇用促進法』の実体も

『障害者奴隷雇用促進法』

ではないか。

障害者差別禁止法に取り組む団体や、
弁護士、法律関係者の見解を聞いてみたいものだ。


確かに、裏情報があるから、応募者は無駄な応募
を回避できるメリットもある。
ハローワークとしては、障害者への配慮のつもりで
やっているサービスなのかもしれない。
だが、それと差別とは別問題として考えるべき
なのではないだろうか。

もし、これが「差別」なのだとしたら、そうであっても
「合法的な差別」になってしまうだろう。

このようなことを放って置くと、この傾向を助長させ、
歯止めがかからなくなってしまう恐れがある。


聴覚障害者にできる仕事は、ただでさえ少ない。
それなのに、たったこれだけの条件で拒否されて
しまうとなると、仕事はどんどん減ってしまう。

残りものと言えば、ワタミや日本マクドナルド、
ドンキホーテ、日清医療食品などの求人票
ばかりだ。

なぜだろうか。
ブラック企業だからか。





〔参考情報〕
裏情報でなくとも、こんな情報もある。

『求人票:職安に苦情年7700件 実際の条件とかけ離れ』
〔2014-04-08 21:46〕

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by bunbun6610 | 2015-01-05 18:30 | 就労前の聴覚障害者問題A