障害者配属部署とは、どんなところか?

『障害者配属部署とは、どんなところか?』



12月9日(火)


人事総務のKさんとの話し合いがあった翌日、
私が出勤すると、D上司にすぐに呼ばれ、
個室で話し合った。

D上司はかなり落ち着きがなかった。

私とKさんとの話の内容は、D上司もすでに
Kさんから聞いている、という。
ただ、D上司も知らされていないことを、
私は知っている。

それは、

「T部はなくす方向」

という、会社の方針だ。

私も

「どうもこの会社の考えていること、
やっていることはおかしいな」

とは思っていた。

その決定的な状況証拠がある。


今年4月に入ると、T部は一気に人員削減が
断行された。
部内は3グループ制だったのが2グループに減り、
GL(グループリーダー)も一人減った。
部長も別部署へ異動し、いなくなった。

そして、最初の移転から一年も経たぬうちに、
今度は本社へ移転させられた。
たった2年以内に、実に2度の移転があったのだ。

そうすると今度は、その部屋には役員(IT取締役)
専用の立派なテーブルはあるのだが、そこに肝心
のIT取締役はほとんどいなくなってしまった。

実は、この役員のテーブルは本部にもあり、
T部と兼務役員ということにしたのだという。
だからいないのだ。
というか、T部が軽視されていることは明らかだった。

さらに、人事異動はまだ続いた。
ベテランの事務員(主任)Mさんが異動し、
代わりに新しい事務パート職の女性が、
たった一人で入ってきた。
しばらくはMさんが指導したが、
もともとは2人いた事務員が1人になり、
しかも新しく入ってきた人なのだから

「これで大丈夫なのだろうか?」

と疑問に思う異動だった。

その後、障害者の事務補助員として、
新人のKさんが1人補充されたが、
この人は能力がかなり低い人なのだ。

そんなふうになったから、私の頭の中には、
疑問に疑問が増えていった。


さらに、T部では長年、社用車を使って営業活動を
していたのだが、本社に移転されてからは禁止に
なってしまった。

本社のこうした改革(もしかすると『T部つぶし』?)
のせいで、T部の営業実績は、今や例年の半分以下
にまで激減してしまった。

一体なぜ、本社はこんなことをしたのだろうか。

理由は、Kさんからすでに聞いている通りだ。
ただ不審なのは、T部には秘密にしてあるという点だ。
ということは、役員は皆、知っているわけだ。
ところが、T部の皆には、知らせていない。
当たり前だろう。
もし知らせたらT部の者は全員、
モチベーションが一気に落ちてしまうかもしれない。

これでも、我慢しなければならないのが、
サラリーマンの宿命だとD上司はこぼしていた。

「家族を守るため」

だという。
だが、D上司も密かに、私にこぼすようになった。
私が雇止めにされたことを知ってからである。
これがT部消滅へのカウントダウンだと、
悟ったのだろう。


D上司の推測話を聞いて、完全にわかった。

この話を書くと、非常に長くなってしまうので、
ここは要点だけを書くことにする。


「多分、T部は会社の方針で、なくなるだろう。
ここにいる皆も、もうそれを感づいていると思う。」

「老人ばかりの部署になっている。」

「営業車も使えなくされて、営業力が落ちてしまった。」


『リストラ配属部署と使い捨て障害者配属部署の関係』
〔2014-12-02 20:39〕





読者には、このぐらいの話では、
まだあまりよくわからないだろう。
だから、状況をよく知っている私が、
次の情報を追加しよう。





・自己中心的な仕事をする、先輩社員の溜まり場に
なっている部署。
全員、チームワークが苦手な職場。
それについて、上司も何も言わない。

(でもその代わり、いい所もある。
それは『人の悪口や、仕事の不満は決して言わない』
こと。)

・女子社員の仕事は事務だけしかない。
営業回りに女子社員は一人もいない。
典型的な男社会の職場。

・人がどんどん減っている。
規模が大幅に小さくなったにも関わらず、
仕事をしない社員が何人もいる。

・部内の誰もが、売上げが激減した。

・会社からの支給金品も、どんどん減らされている。

・業績悪化しても、社員に危機感がない。
あきらめムードのようになっている。

・パート社員に入る仕事がなくなってきた。

・精神障害者は楽しそうに、毎日遊んでいる。
やる気のない精神障害者の天国になっている。

・多数の障害者配属部署である。
そして、障害者の雇止めが増え、それなのに
すぐにまた新たな障害者が雇用されて、
助成金が切れた障害者から雇止めにしている。
この部署では、それが繰り返されている。

・障害者の仕事内容も、雑用ばかりである。
女子社員と同様、職域差別が激しい。
障害者は、ほとんど何もしなくてよい。

・新人パートが入ってきても、何も指導しない。
新人パートは、好きにしている。

・若い人が一人も入って来ない。
本社の方針で、老人ばかりの部署にしている。
それに、特定求職者雇用開発助成金付きの
障害者も多い。

・毎年恒例だった飲み会も減ってきた。

・有能な人は人事異動で他部署へ行ってしまう。
そして、無能な人だけが残る。

・本社・他部署からも相手にされなくなる。



これを読んで、真っ先に思い浮かべることは

“追い出し部屋”

“リストラ予備軍”

だろう。

実際、ここにいる人たちがどうなるのかは
わからなくても、会社の方針では、
この部署は将来、なくす方向だという。

今は若手社員をここには入れず、特定求職者
雇用助成金のつく障害者ばかりを雇い入れる
ことで間に合わせているのも、それが背景に
あるからだろう。




〔過去に雇止めされた障害者の例〕
(2014年度)


『職場内障害者授産施設 (12)タライ回しされる障害者』
〔2013-10-25 18:00〕



『障害者の退職』
〔2014-06-30 18:30〕



いくら障害者配属部署の業績が悪いからとはいえ、
これだけ露骨に助成金目当てだと分かる障害者
雇止めが頻発すると、解雇権の濫用に当たる
可能性も高い。

しかも、労働組合は、こんな重大な問題にも、
関心すら持っていない。

ここも会社と労働組合がグルになって、
パート等の弱者差別を容認している可能性が
濃厚だ。

あるいは、平成28年度施行の障害者差別解消法
をにらんでの、聴覚障害者への合理的配慮不提供
(“拒否”ではなく「知らぬ」を通す“不提供”)を予定
しての、聴覚障害者を狙った雇止め、ということも
考えられる。

なぜなら、私がちょうど、2014年度上司評価シート
(※)
を提出したばかりで、人事総務部の
ごく一部の人と、常務取締役だけがそれを読んでいる
からだ。


(※)
『2014年度 上司評価シート』
〔2014-11-26 18:30〕



人事権に関しては職場ではなくて、やはり人事部や
役員の独断で決まってしまうことなので、
他の者が口出しできることではない。

直属上司も

「キミはよく頑張ってくれた。
だから、本当はいて欲しいんだが、
人事が決めることだから・・・。」

とこぼしていた。
なおさら不可解に思えてならないのだ。

『職場内障害者授産施設』でも述べてきたが、
T部はやる気がない精神障害者の天国
なのである。

だから、私がいないと困るし、ちゃんと戦力として
認められていたのであるから、不公平にも仕事を
沢山任せられていたのである。

それなのに、私を真っ先にクビにするということは、
役員に私の『上司評価シート』を読んで

「気に入らない」

と思った人がいたのかもしれない。

このシートを実施した、主要人物の名前は
M常務取締役だ。

この人も、他の障害者とは話すのだが、
私とはなぜか話さない人なのだ。

さすがに「おかしい」と思わずにはいられない。
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by bunbun6610 | 2014-12-09 21:24 | 就労後の聴覚障害者問題E


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