障害者の就職活動 - 再就職組と転職組との違い

12月8日(月)

人事総務部Kさんに呼ばれて、また個室で話
(筆談)を聞いた。

先日に

「いくら失業給付が十分に出るからといっても、
リストラされた後の再就職活動は厳しいです。
私の経験上では、在籍中に転職するほうが
有利に思いました。
ですから、せめてあと2ヵ月ほどは、雇用契約の
延長も認めてもらえませんか?」

とお願いしていた。

その回答は、次の通り。


人事総務;「1月15日以降も、同条件の雇用契約で、
最大2ヵ月までの延長を認めます。
D上司と話し合って、それまでの間、転職活動を
されても結構です。
今回のあなたの意見を聞いて、今後は雇用契約の
更新等については、3ヵ月前に本人と話し合うことに
します。」


(また〔障害者雇止めを〕やる気なのか?!)


私;「ありがとうございます。
今からですと、もう年末年始なので、会社はどこも
本気で採用活動は行わないと思います。
ですから、この時期に突然雇止めでは、
タイミングが悪すぎると思います。

それに、ハローワークでは2月に大きな合同面接会
を行うことになっています。
すると、企業の採用活動も、それを中心に計画的に
進めると思われます。

少なくとも2月までは募集期間を広げて、そして3月
頃までに候補者を絞り、本番の面接をすると思います。
そして採用決定し、入社は3月下旬から4月だと
思います。

この時期に働いていないということは、会社面接でも
必ず『何で辞めたの?』と聞かれます。
その理由は『リストラされました』と言うのは簡単です。

ですが、実際問題として、それを素直に言うと、今度は
『それは本当なのか? 本当は別に理由があるのでは
ないのか?』とか『なぜリストラになったのか?』とか、
様々な疑問として聞かれます。

そして、面接がこのような様相になった場合、実際に
受かった経験は一度もないのです。
再就職組では、この悪循環が延々と続いてしまう
可能性が大です。

けれども、現役ならば、このような質問攻めに遭うことは、
あまり経験がありません。
そして、合格率も実際、高くなっているのです。

ですから、障害者の就職も、リストラ組よりも転職組
のほうが、やっぱり有利なのです。」

人事総務;「わかりました。
そのほうがいいですね。」

私;「失業手当だって、ハローワークは障害者の場合、
たった1年以上しか働いていないのにも関わらず、
失業すると360日分の失業手当がもらえますよね。
なぜそうなのかというと、やっぱり、障害者の再就職は
厳しいからだと思うのです。」

人事総務;「そうですね。
わかりました。」

私;「よろしくお願いします。」

人事総務;「私の印象ですが、あなたはパソコンの
スキルをもっとアピールして良いのでは、と思います。」

私;「それは実際、職務経歴書に書いていますし、
アピールもしています。
ここでも、OSSを入力・本社転送をやっていました。
Mさんもよく知っています。

でも、その仕事も、後から入ってきたBさんに取られて、
私は結局、外の仕事ばかりで忙しかったのです。

そういうふうに、聴覚障害者は身体を使う仕事専門に
遣われていましたから。

企業側はどうしても、障害者の多面的な能力、可能性
には注目せず『聴覚障害者なら、作業系に仕事のほう
が向いているだろう』と考えるようです。
固定観念が強すぎるようですね。

事務系だと、どこの会社も『電話応対もやってほしい』と
いうところが多いです。
となると、電話が無理な聴覚障害者は、やはり敬遠されて
しまうわけです。」

人事総務;「なるほど。
何でも厳しいんだね。
(親会社の)製造は伸びているんだけれども、
ウチ(国内販売部門)は厳しいよ。」

私;「製造は輸出が好調なため、伸びているんでしょう。
でも、ここは国内需要の影響をモロに受けていますよね。
アベノミクスでも、国内需要がこんなに酷いのでは・・・。
ですから、会社の事情はわかっています。
でも、2ヶ月だけでも延長していただいて、良かったです。
今日は本当に、ありがとうございました。」
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by bunbun6610 | 2014-12-08 19:36 | E.大手カー・ディーラー
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ある聴覚障害者から見た世界


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