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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

リストラ配属部署と使い捨て障害者配属部署の関係

就労後の聴覚障害者問題

2014年12月2日(火)


これ以上伸びなくなった、年寄りばかりの部署に、
障害者が混じって働いている。
私が所属しているT部という部署である。

今年3月までの駆け込み需要が終わった4月からは、
直ちに大幅な人員削減が行われた。
本社は勿論、現場もその意味をよくわかっていた。

年寄りのリストラは今のところはなくても、
次第にスタッフ数が減ってきている。
人員補充はない。
人手だけでなく、本社からのコスト削減策も次第に
厳しくなり、営業力も落ちてしまった。

さらに、ここは障害者も使い捨てなので、
助成金が切れた後は次々とリストラされ、
そしてその後に、また新たな障害者が入ってくる
部署である。
障害者雇用助成金の繰り返し受給で、
かろうじ首の皮をつないでいたのだろう。

D上司も、とうとう最後が近いと悟ったようで、
次のようにもらしていた。


「もうここ(T部)はダメだ。
2度目の移転になったここは、場所が良くない。
それなのに本社はここに移れと命じてきた。
本社の考えていることがわからない。

去年移転したばかりだったI店のほうが、
まだ良かった。
人も減らされた。
さらに、場所が悪いにもかかわらず、
車が使えなくなってしまった今は、
営業力が本当に落ちてしまった。

人がいないし、人が動けない。
営業力が落ちたら、営業はどうしようもない。

今伸びている製品はハイブリッド車だ。
でもあれは、街の小さな整備工場では修理できない。
修理できない車を販売しても、客は来なくなってしまう。
それに少子化で後継者問題もある。
だから廃業するところが増えるだろうな。

消費税も今度こそ10%に上がる。
そうなれば、国内はますます厳しくなる。

ハイブリッド車を買うのも修理するのも、
ディーラーになる。
街の小さな整備工場で親しみを持って、
車を買う時代も終わるだろう。

そうなると、我々のお得意様も減って、
これからも仕事がどんどんなくなってくるよ。

本社はもう、我々のT部をなくすだろうな。
だから我々は年寄りばかりの部署なんだ。

将来、オレもみんな、リストラになるかもしれない。
でも、ここまで長くやってくれている会社もない。
それだけでも有難いことだろう。」
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by bunbun6610 | 2014-12-02 20:39 | 就労後の聴覚障害者問題E