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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

『あなたならどうする? ~スーパーの障害者差別~』

『あなたならどうする? ~スーパーの障害者差別~』

You Tube

http://www.youtube.com/watch?v=hwpNQ1NWzOU




こういうドッキリカメラみたいな番組、
日本ではムリだろうか。

日本のお店でもし、障害者をこのように
雇用していたとしよう。
そして客にクレームを言われたら、
雇用者は障害者のほうを解雇するだろう。
日本では、それが当たり前だと思われているだろう。

そもそも、文化とか民族性が違う。
外国の多くには多種多様な民族文化、
融合文化がある。
それに対して、日本は長い間単一民族国家を
保ち続け、独自の性格がある。

「お客様は神様」

もそうだろう。

だから障害者はほとんど見かけないのだ。
ハローワークに、このような職種の求人票は
たくさんあっても。

おそらく、こうした企業の多くは、
ほとんど健常者と変わらない精神障害者等
をターゲットにしているのかもしれない。
私の職場にも精神障害者がいて、その人の場合、
ほとんど健常者と変わらないのだ。
(それでも、なぜか障害者雇用で“甘えて”いる)

そのような話は別にしても、
その障害者の雇用が適切かどうか、というのは、
あくまでも客観的判断によって決めるべきことだ。

それにしても、日本の視聴者のコメントがひどい。


映像を見た感想として、聴覚障害者の立場から言うと、
聞こえない人は、このようなことで制止すべき場合でも、
できないだろう。
何か争っていることや、嫌悪なムードになっている
ことはわかっても、それがどんな口論から発展したかは、
わからないのだ。

これは字幕が付いているから、理解できるのだ。
実際には、目の前でこのようなことが起きていても、
自分は常に関わらない主義で通している。

情けないことだが、もし誤って警察に捕まり、
いいようにやられたら、それこそ大変なことになる。

蛇の目寿司事件のことを、ご存知の方もいると思う。
周りの人を味方に巻き込めない聴覚障害者は、
不利だということを自分も知っている。



【『蛇の目寿司事件』とは】
昭和40年9月19日 ろうあ者2名が上野の寿司屋で
傷害致死事件
                       (蛇の目寿司事件)
昭和41年8月4日 蛇の目寿司事件控訴審開始
 (日本初のろう者弁護士松本晶行氏が弁護団に参加)

http://www3.ocn.ne.jp/~oneyes/kobushiza/pri03.html



でも、私も聴覚障害者差別に遭っている時に、
それを制止する健聴者を見たことはほとんどない。

回りは皆、分からず屋の健聴者だから、
それが当たり前になっているのだ。
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by bunbun6610 | 2014-12-13 18:30 | 障害者問題・差別