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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

障害者雇用は“蛸壺式雇用”

障害者雇用は“蛸壺式雇用”である。

「入ったら終わり」の障害者雇用だ。

その壷に入ったら、飼い殺しにされるだけだ。

だから、この“蛸壺”を『職場内障害者授産施設』と
言うのだ。

それがイヤだから、クローズで働く障害者もいるのだ。

勿論、クローズで働く障害者のほうが大変だが、
実力は伸びる。
そして、社会への貢献度も一目瞭然だ。

その力は、“温室育ちの障害者”とは、段違いになるのだ。

それを理解することで“障害者の経済学”の真髄が
生まれるのだ。



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はた・まことシリーズ
『障がい者雇用促進のための119番』
(秦 政/著 株式会社UDジャパン/発行所)



雇用率を達成できないある企業

『障がい者を1人雇用すると2人辞めてしまう・・・』、

300人の社員を持つ会社の人事担当者の言葉です。
就労できる障がい者を見つけて雇用するのは
簡単なことではありません。
ハローワークや知人のツテ、作業所の紹介など、
やっと採用できてもすぐに辞めてしまうというのです。

『雇用の目的はなんですか?』

『雇用率の達成です。うちは6人必要なんです』

『では、6人になったら、障がい者雇用は?』

『ひとまず完了です』

その企業では、障がい者が昇進し役職につくという
ことはありません。
また、社員教育などの対象にもなっていませんでした。


『昇進? いえ、すぐ辞めてしまうし、昇進できる能力を
持った人が正直言っていないのですよ。
新入社員教育? してません。
一般社員と一緒だと、障がい者は大変でしょう』


一般社員の雇用目的は、一人ひとりを育成し、
能力を発揮し、成果を出して、会社を存続・成長させて
いくことにあるのです。
会社が社員を雇用して、それで完了ということは
あり得ません。
障がい者雇用も同じであるべきです。

雇用された後は、育成され、能力を発揮し、成果を出して
いきたいのです。

『あなたの入社で、我が社の目的は達成です』

と、教育もされず期待もかけられなければ、障がいがある
・ないにかかわらず、どう感じるでしょうか?
 それが離職を招く大きな要因の1つなのではないで
しょうか?」

(P34)



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by bunbun6610 | 2014-12-14 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題B