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蒼穹 -そうきゅう-

聴覚障害者にムダ口を叩かなくなった上司

『聴覚障害者への合理的配慮ではないが、良くなった例』


以前にも書いていたE上司のことである。


『筆談しない上司との人間関係』
〔2014-06-23 18:30〕



最近はやっと、聴覚障害者に対する指示の仕方が
わかってきたようだ。
必要な書類を私に手渡すだけになったのだ。

以前は、私に何だかんだとしゃべってから、書類を渡す、
というパターンだった。
これではさっぱりわからないので、私は書類を渡される
までの間、ただ待っているだけだった。
勿論、E上司がしゃべっている間は、ただの時間の無駄
に過ぎない。

あんまりE上司が鈍感で、コミュニケーションがうまく
いかないものだから、私は

「いいから、その書類をさっさと渡せ」

とでも言いたげな表情になっていた、と思う。
人間関係が良くなかった、と思う。


それが今は、E上司は私に仕事を頼む時は、
書類を渡すだけになった。
コミュニケーションは全然しなくなった。

だが、このほうが私も、そしてE上司もラクになった。
お互いに機嫌がいい。

どうせいつも、やっている仕事は同じ単純作業なの
だから、それで何も問題はない。
私が書類をゆっくり読んで、わからないことがあれば
E上司か担当者へ直接、確認すればいいことなのだ。

このやり方のほうが、無駄なコミュニケーションが減るし、
仕事の精度も実際に上がる。
だから、そのやり方になって以来、平穏な毎日になっていた。


「それなら、そんな上司はいらないだろう」

って?
よくぞ、気がついた!
前から、そう思っているのだ。


アメリカのろう者パイロットの話も、だいたい同じみたいだ。


沖縄県豊見城市手話サークル ティダの会
『【報告】第6回聴覚障害者の労働問題を考える集い』
〔2009年02月23日〕



音声コミュニケーションはやめたほうがいいのだ。
健聴者がやめないから、職場では聴覚障害者バリアが
生じるのだ。
そして、聴覚障害者と健聴者との間にトラブルが絶えず、
起こるのだ。
そして、聴覚障害者はどんどん辞めていく。

それが、健聴者が今まで散々やってきた、
聴覚障害者雇用の失敗事例だ。


これって、健聴者文化とは違う?

そうだろう。
違っていてもいいではないか。
上手くいきさえすれば。

健聴者もたまには、聴覚障害者からも学びなさい。
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by bunbun6610 | 2014-10-22 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E