ブログトップ

蒼穹 -そうきゅう-

『言葉しか聞こえない補聴器はなぜできないのか』

『言葉しか聞こえない補聴器はなぜできないのか』
 - 難聴者にとっては、夢の補聴器?


L.S.B.information

『言葉しか聞こえない補聴器はなぜできないのか』
〔2014年8月12日〕





「これを書いた人は、やっぱり健聴者なのでは
ないだろうか」

と思う。

読んでみて、予想通りというか、それが普通の
考え方だろうな、と思った。

もし、人の話し声だけをうまく聞き取れる補聴器
があったら、あなたならどうしますか?

私だったら

「何としてもその補聴器を手に入れたい」

と思うだろう。

健聴者にとっては

「かえって危険だ」

と思うよなものでも、難聴者にとってはノーベル賞
モノだろう。
おそらく、世の難聴者から話題にされ、爆発的に
売れるに違いない、と思う。
きっと社会の各方面で反発はあるだろうが、
それでも、発明者は巨万の富を得られるだろう。


勿論、使うほうにもリスクはある。
そのリスクは、命と引き換えになるほど大きくなる
場合もある。

それでも、想定内だ。
だから、それでも

「こういう補聴器があったらいいな」

と思う。

上手く使えば、どれだけ楽になることか。
自分の人生にどれだけの苦痛をなくし、
そして生きがいを、楽しみを取りもどすことが
出来ることか。
想像に難くはない。

しかし、いつしか、その魔法に酔いしれてしまい、
もはや危険性を忘れて、事故で死ぬことも、
きっとあるに違いない。
(繰り返すが、それも「想定内」だ)

そういう補聴器は、やっぱり麻薬みたいなものなの
かもしれない。
あるいは、シンデレラのようになるだけなのか。

必ず、やめられなくなるだろう。
そして、自分の死ぬ確率を高めてしまうのだ。

それでも、その補聴器が欲しい。
そんな補聴器があったならば。

虚しい人生を100年生きるよりも、
濃密な人生を10年生きたほうがいいと思うのが、
人として当たり前ではないだろうか。

人としての尊厳は、何ものにも代えられない。
[PR]
by bunbun6610 | 2014-11-09 18:30 | 難聴・中途失聴