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蒼穹 -そうきゅう-

職場内障害者授産施設 第二篇 (3)ある日の、障害者の職場内評判

『同じ失敗をくり返す障害者』

『注意すると逃げてしまう障害者』



以前に教えた、朝の仕事の一つをやり始めると、
珍しくYさんが

「私がやります」

と言ってきた。
そこでYさんに任せてみて、お手並みを拝見した。
簡単だが、実は極めて重要な仕事である。

Kさんと何か話しながらやっている。
なかなか終わらない。
中途半端なものもある。
それは一体、どうするのだろうか?

そして、出来たものを各スタッフに配布し始めた。
教えた通りに出来ていなかったので、その点を
注意した。

「この前、プリントを渡して教えましたよね。
その紙はどうしました?
それを見てやれば、誰でもできますよ」

するとYさんは苦笑いして逃げてしまった。

また、自分の物忘れに気づいたのだろう。
Yさんもやはり、自分の記憶障害をわかっている。
だが、それを何とかしようとしないのだ。

Yさんはすっかり、プリントのことなど忘れて
しまっているのだ。
自分で書いたノートのことすら、忘れて
しまっている。
だから彼には、ノートもプリントも全く意味が
なかった。


配布しなかったものは「担当?」と書いた付箋
を貼って、そのまま放置していた。

私;「これは何? どうするの?」

Yさん;「わからないものです」

私;「わからないから、こうするの?」

Yさん;「はい」

私;「誰が読んでも依頼内容がわかるように
書いたら?
これを先輩に読ませて理解させるの?」

Yさん;「・・・・」

Yさんは無視する。
多分、これからもこの調子だろう。



Yさんが出張中、D上司はYさんの机の上に
張り紙を貼った。
何が書かれているのか見てみると

「9月○日~▲日の勤怠入力をして下さい」

とあった。
出勤・退勤時間を毎日自分で打刻する決まりに
なっているが、Yさんはそれも忘れている、
というわけだ。
このようなことで、上司にも面倒を見てもらっている。
とても一人前の大人とは思えない。


D上司がこう話した。

「Yさんは・・・もう●●専門にしようかな、と思っている。」

同じ仕事だけを毎日やってもらう、ということだ。
そうしないと、毎日変わる仕事を依頼するほうも、
大変になってしまうだろう。
第一、Yさんに説明し、覚えてもらうのが困難だ。

そういう話になって、H部の補助もAさんの後継として
働くという選択肢も、ほぼなくなる可能性が出てきた。


帰り道では、いつも別部署にいるBさんの隣りに
座席がある健常者と遭ったので、話してみた。

「Bさんはどうですか?」と聞いてみると、いきなり
「Bさんはバカ!」と手話で言った。

「アイツのことなど、話したくない!」という意味だ。
他の部署でも、障害者問題でブチキレていた。
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by bunbun6610 | 2014-09-26 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E