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蒼穹 -そうきゅう-

配慮とは、特別なことをすることばかりではない

決して人格が悪いというわけではないので、
本人を責めるのではない。
しかし、恐ろしいほど字が下手で読みづらい
筆談をするE上司のことである。

最近は、E上司が直接、私に仕事の指示を
することがなくなってきた。
仕事が来なくなったのではない。

これからは、E上司の部下が直接、私に仕事の
依頼をするように変わってきたのだ。
これは、願ってもいなかったことだ。

聴覚障害者とのコミュニケーションができない
E上司を経由しても、何もならない。
時間と労力の無駄に終わるからだ。
私も困る。
それで

「E上司なんて要らない」

と思っていたが、それは正しかった。
そして職場も、正しい方向へ変わっていった
のだから、万歳である。
勿論、E上司に対しても、有難く思っている。

障害者が強硬な態度に出ると、普通はますます
不利なことになっていきやすいものだが、
今回はうまくいった。
E上司としては、ただ私に対して、苦手意識が
強くなり、遠慮がちになっていっただけなの
かもしれないが、その部下である担当者たちは、
私とのコミュニケーションも自然と取れるように
なっていった。

これは、全体的に見れば良い方向である。
やっぱり、このほうが職場の聴覚障害者理解促進
には良いと思う。

筆談が苦手なら、手話はどうか?
多分、E上司ではますますダメだろう。
いっそのこと、このほうがマシなのである。

一見、私とE上司との人間関係は冷めていった
ように見えるかもしれないが、決してそんなこと
はない。

健聴者は、見た目だけで判断しないでほしい。
見た目だけの配慮をするから、「形式的配慮」
(形式的平等)になってしまうのだ。
その配慮を実施した本人は、そのつもりではなくとも。

それが「間接差別」なのである。
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by bunbun6610 | 2014-08-07 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E