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蒼穹 -そうきゅう-

現行の運転免許制度についての、当事者側からの意見

『運転免許の聴力基準に関する意見書』
〔2003年12月26日〕



『道路交通法の改定と課題
―聴覚障害者を中心に―
臼井久実子・瀬山紀子』
〔「ノーマライゼーション 障害者の福祉」 2008年9月号〕




『自動車などの運転免許について』
〔障害者欠格条項をなくす会〕



『公開シンポジウム報告
運転に聴力は必要ですか?! ~欠格条項見直しと運転免許~』
〔2006年10月15日)




『PDF文書「50年の軌跡とアンケート調査から」 - DPI日本会議
(Adobe PDF)』





『聴覚障害者と運転免許』



〔警察庁発表によるパブリックコメント〕


『「道路交通法改正試案」に対する意見の募集の結果について』
〔2007年2月15日〕

8ページ;(4)聴覚障害者の運転免許に関する規定の整備について



『聴覚障害者標識に関する基本的な考え方の
パブリックコメントの募集の結果について』
〔2007年10月3日〕




『「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令案」等
に対する意見の募集結果について』
〔2008年5月20日〕






〔運転免許フォーラムなどでの、ろう者の反対意見の主な例〕

(1)「法令の聴覚検査では合格できても、実際の運転で
音がわかるとは限らない。
窓を閉めたら、補聴器をしたってわからない。
だから、そんな制度も試験も意味がない。」
(補聴器の条件についても反対)


(2)「耳が聞こえるから安全運転ができるとは限っていない。
車の安全運転は運転者の良心がするものだ。
聞こえない人でも、安全運転はできる。
私(ろう者)だって、ゴールド免許証だ。」
(補聴器の条件についても反対)


(3)「健聴者は携帯電話で話しながら車を運転しているじゃないか。
あれのほうが危ないではないか。
なぜ、あれがOKで、ろう者はダメなのか。
差別だ。」


(4)「ワイドミラーも蝶マークもいらない。
なぜ、ろう者にだけ、これらを義務付けるのか。
安全運転上必要なものなら、健聴者にも義務付けるべきだ。」
(「条件付きで認める」という改正法への反対)


(5)「ろう者は健聴者よりも、視野がずっと広い。
そもそも、聴覚によって音声情報が得られない分、
目でよく注意しながら運転している。
ろう者の場合は、補聴器を使う人でも、補聴器に頼っている
のではなく、視覚情報に十分注意しながら安全運転をしている。
だからろう者の場合は、補聴器は安全運転を心がける上では、
それほど重要ではない。」
(補聴器の条件についても反対)






〔参考情報〕


『聴覚障害者の視覚能力が高い理由』
〔2010年11月08日〕





「ろう者の眼は、健聴者よりも視野が広い」

と言われている。
これは本当のことで、実際にそれを裏付けるエピソード
がある。

ある日のことである。
すでに、かなりの高齢になっていたろう者Oさんは、
腰をほぼ直角に曲げたまま歩きながら、私の手話を
見ていたが、だんだんとこっちを見なくなり、
下を向いたまま歩いているように思えた。

私は

「高齢であの姿勢で歩くものだから、疲れるんだろうなぁ。
ろう者は常に相手のほうを見ていなければ、
話が読み取れないから、大変だなぁ」

と思っていたが、Oさんはそうは見えても全然そんなこと
はなく、話をちゃんと読み取っているのだった。

その時、ろう者の視野の広さは、超広角レンズのように
広いのだと、初めて知った。

その特性を、別のあるろう者は日本手話で、
非常に面白く表現している。
健聴者や、他の聴覚障害者は知らないが、
ろう者なら、皆知っていることだろう。
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by bunbun6610 | 2014-09-05 18:30 | 運転免許制度への疑問