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蒼穹 -そうきゅう-

就労前・後の聴覚障害者問題 - (平成11年1月)厚生労働省の資料から

就労前・後の聴覚障害者問題 - (平成11年1月)厚生労働省の資料から



『身体障害者・児実態調査結果の概要
(平成8年11月1日調査)

平成11年1月
厚生省大臣官房障害保健福祉部

III 調査結果の概要(生活実態等)』







上の資料の

「表III-26 障害の種類別にみた就業・不就業の状況」

を見てほしい。
当ブログで聴覚障害者の就労前・後の問題をよく掲載
しているのは、このことが一番の問題になっているからだ。

不就業者の割合を見ると、聴覚障害者は外出にはさほど
困らない(※1)というのに、就労困難を反映する、
このデータは驚くべき数字だと思わないだろうか。


(※1)「5 外出の状況」を参照。


「表III-29 障害の種類別にみた職業別従事の状況」も、
見てほしい。
就業できている職種も、著しく偏っている。
これは、職域差別の問題がある証拠だと思う。


さらに「表III-30 障害の種類別にみた求職活動の有無
の状況」を見ると、疑問に思う。

なぜ求職活動をしなくなったのか。
そこも、理由があるはずなのだが・・・。

「表III-31 障害の種類別にみた不就業の理由の状況」
を見ると「重度の障害のため」と答えている聴覚障害者は
10.2%と、他の障害者と比べて、最も低い。
では、理由は一体何なのか?
それが、このデータ全体を見ても、さっぱりわからない。

だから、当ブログで、その実態を暴露しているのだ。
ただ暴露するだけでなく『障害者の経済学』まで、
是非とも話をもっていきたい。
それが筆者の狙いである。



〔参考資料〕

『ろう学校の進路指導・支援に期待すること』
〔『聴覚障害』誌2008年2月号掲載〕


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by bunbun6610 | 2014-07-19 19:00 | 就労前の聴覚障害者問題A