出生前診断

Eテレ・バリバラ『シリーズ 「出生前検査」①』
(6月6日〔金〕21:00~)




Eテレ・バリバラ『シリーズ 「出生前検査」②』
(6月13日〔金〕21:00~)





いつか朝日が昇るまで
『NHKバリバラ~出生前診断を考える』
〔2014-06-07〕





〔関連資料〕


『今年4月から始まった、出生前診断』
〔2013-04-07 18:00〕




『ダウン症児外し入学式写真 長野の小学校、校長がおわび』
〔2014-04-12 16:42〕






「出生前診断は差別か?」

という質問があるとすると

「それを受けること自体は差別ではない」

と私は思う。

けれども、その後にやってくる結果というものが、
ほとんどの人が中絶しているそうだから、
それを知ったら、やっぱり障害者に生まれた人間のほうは、
悲しむと思う。

「やっぱり、差別しているのではないか」

と。
その受診目的のほうに、疑問を抱かれることは明らかだ。

そして社会に対する不信感など、暗い雰囲気を障害者にもたらす。

当たり前だ。

だが、そんな障害者だって、もし出生前診断をして、
自分のお腹の中にいる胎児は障害を持っている、と知ったら、
産むのをやめるだろう、と思う。

障害者として産まれてきた自分は、その苦しみを
よく知っている。
だから、親の気持ちだって、わからなくもない。
本当に、複雑でどうしようもないような気持ちなのだが。


『新型出生前検査で陽性、確定診断受けず2人中絶』
〔2014-06-11 19:42〕



これは一体、何を意味するのか、健常者にわかるだろうか?

障害者も、そのような考え方になる人が増える、
ということを意味するのではないだろうか。

障害者を取り巻く環境も、ますます厳しくなり、いずれは
難聴者問題のような孤立を深めてしまうのではないだろうか。

健常者が、社会の障害者数をコントロールするようになった
時代は、もう来ている。


難聴という障害ではあるが、それでも下のような記事
があり、私もその人と同様の家庭環境で育った。

私は、自分が産まれてきたことを残念に思っている
障害者の一人だ。


『難聴者の世界 - 同障者が涙流さずにいられない手記』
〔2014-03-17 18:30〕





私と同じく、本当に苦労してきた母のことは、
恨みたくはない。

でも、自分勝手に生きてきた父に対しては、
初めから他人と思っていた。
親父を恨んでもしょうがない。
親父は天下一のバカなのだから。

よく考えてみれば、それは障害者が悪いのではなく、
家庭や社会といった、人間環境が原因で起きた不幸
だと思うのだが。

不幸は誰がつくるのか。
本当の障害は、誰がつくっているのか。


「産むのは誰にでもある権利、自由だよ。
でも、社会はそんなに甘くないよ。
子どもの幸せを思っているのなら、
産むのはやめなさい。」

大抵の親父って、家族にさえ、こんなふうに言う
ものだ。
結局、子づくりなんか、性欲処理だとか、
自分の幸福な家庭生活のための道具だと
思っているんだ。

「役に立たないものだったら捨てちまえ」

という発想なのだろう。


私は、もし産まれてくる子が障害児だとわかっていたら、
産まないというほうに一票だ。
それが悪いことだとわかっていても。

いや、それよりも

「だったら、最初からセックスなんかするな」

と思う。


だが、それでも産まれてきてしまった自分は、
もうしようがない。
宿命を受け入れ、健常者相手に一生闘おう。
この世の差別と。

健常者にとっては、とんでもないお荷物だろうが。

障害児が産まれて、その上自分で育てた子が、
そんなモンスター障害者に成長するなんて、
やっぱりイヤか。




〔参考情報〕

松森果林UD劇場~聞こえない世界に移住して~
『子を産むに値する人とそうでない人という区別』
〔2015-06-25〕






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http://www.asahi.com/articles/ASHCL5QG1HCLUJHB00N.html?ref=yahoo


障害児の出産
「茨城では減らせる方向に」
 教育委員発言

酒本友紀子
2015年11月19日03時00分

 茨城県の教育施策を話し合う18日の
県総合教育会議の席上で、県教育委員
が障害児らが通う特別支援学校を視察
した経験を話すなかで、

「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかる
ようにできないのか。
(教職員も)すごい人数が従事しており、
大変な予算だろうと思う」

と発言した。

発言したのは、今年4月に教育委員に就任
した東京・銀座の日動画廊副社長、長谷川
智恵子氏(71)。

発言を受け、橋本昌知事は会議で

「医療が発達してきている。
ただ、堕胎がいいかは倫理の問題」

と述べた。
長谷川氏は

「意識改革しないと。
技術で(障害の有無が)わかれば一番いい。
生まれてきてからじゃ本当に大変」

「茨城県では減らしていける方向になったら
いい」

などとした。

 会議後の取材に、長谷川氏は出生前診断
の是非などについて

「命の大切さと社会の中のバランス。
一概に言えない。
世話する家族が大変なので、障害のある
子どもの出産を防げるものなら防いだ方が
いい」

などと話した。

 橋本知事は取材に

「事実を知って産むかどうかを判断する機会を
得られるのは悪いことではない」

とし、長谷川氏の発言に

「問題はない」

と話した。

(酒本友紀子)



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http://www.asahi.com/articles/ASHCM5WJXHCMUJHB00Y.html


障害児の出産めぐる
発言を撤回
 茨城県の教育委員


2015年11月19日18時43分

茨城県教育委員の長谷川智恵子氏(71)が
18日に開かれた県総合教育会議の席上、
障害児らが通う特別支援学校を視察した
経験を話すなかで、

「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるよう
にできないのか」

「茨城県では減らしていける方向になったらいい」

などと発言したことについて、長谷川氏は19日、
撤回するとのコメントを発表した。

コメント(全文)は以下の通り。

 この度の私の総合教育会議での発言により、
障害のある方やご家族を含め、数多くの方々
に多大なる苦痛を与えましたことに、心から
お詫(わ)びを申し上げますとともに発言を
撤回させていただきます。

 言葉足らずの部分がありましたが、決して
障害のある方を差別する気持ちで述べたもの
ではありません。
反対に、生徒さん達の作品を拝見し、多様な
才能をお持ちでいることも理解しており、
美術の世界で、もっとお手伝いができるのでは
ないかと思いました。

また、生まれてきた子どもたちの命は全て大切
なものであると考えております。

 今後は、教育委員として今まで以上に研鑽
(けんさん)を積み、よりよい茨城の教育の
推進のために微力ながら力を尽くしてまいり
たいと考えております。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151121-00000050-asahi-soci

障害児出産巡る発言
「問題ない」で釈明
 茨城・橋本知事


朝日新聞デジタル 11月21日(土)21時32分配信

茨城県教育委員の長谷川智恵子氏(71)の
障害児の出産をめぐる発言による辞職申し出
を受け、橋本昌知事が21日、記者会見した。
長谷川氏の発言を「問題ない」としたことに
ついて、

「発言全てに『問題ない』と言ったのではない」

と釈明した。

 橋本知事は問題はないとした点を

「事実を知って産むかどうかを判断する機会を
得られるのは悪いことではない、という考え方
についてだった」

と説明。
そのうえで

「新型出生前診断制度は命の選別につながる
可能性があるため、生命の倫理という点で疑問
を感じ、発言を撤回した」

と謝罪した。

 改めて長谷川氏の発言について認識を問われ
ると、

「日本の現在においては適当ではない」

と話した。

 長谷川氏は18日の県総合教育会議で

「妊娠初期にもっと(障害の有無が)わかるように
できないのか。
(教職員も)すごい人数が従事しており、大変な
予算だろう」

「茨城県では減らしていける方向になったらいい」

などと発言していた。

朝日新聞社



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by bunbun6610 | 2014-06-15 18:00 | Eテレ『バリバラ』
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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610
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