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<金子みすゞ>英・中国語訳の詩集、評判広がり増刷検討


http://mainichi.jp/select/news/20140515k0000e040256000c.html


<金子みすゞ>英・中国語訳の詩集、
評判広がり増刷検討


毎日新聞 2014年05月15日 15時27分
(最終更新 05月15日 16時30分)

山口県長門市出身の童謡詩人、金子みすゞ(1903〜30年)の作品
21編を英訳、中国語訳した詩集「Misuzu World」(ミスズ・ワールド)
が静かな人気を呼んでいる。

みすゞの母校、県立大津緑洋高(同市東深川)の英語部員が訳し、
今年3月末に120部が完成した。
地元図書館などへ寄贈するうちに評判が広がり、同校は増刷を検討
している。

【田中理知】


 All are different All are wonderful−−。

みすゞの代表作「わたしと小鳥とすずと」の末尾
「みんなちがって、みんないい」の英訳だ。

訳したのは当時、副部長だった九州大文学部1年の
下村昂平さん(18)。
最初は「Everyone is the best」と訳したが、響きが硬かった
ため、顧問の中野充代教諭や他の部員らに添削してもらい

「読みやすく、小中学生も分かる簡単な表現に」

と心がけ、完成させたという。

 訳詩のきっかけは、部が学校のホームページの英語版を
担当したこと。
その際、みすゞの作品を10編ほど紹介。中野教諭が3年生
部員に

「訳詩の数を増やし高校生活の集大成として形に残そう」

と製本を提案した。

 3年生5人が英訳を手がけ、中野教諭と外国語指導助手が
表現の自然さ、音の流れや一文の長さも考えながら添削。
中国語訳は、中国で生まれ育った女性部員の楊茜(ようあかね)
さんが担当した。

約1年かけて何度も表現を練り直し、3月末にようやく、日本語
の詩に、英語訳と中国語訳を付けたB5判44ページの詩集が
完成した。

「みすゞのふるさとで育ち、幼少期から作品に触れてきた生徒
だから、気持ちのこもった訳ができた」

と中野教諭は振り返る。

 4月以降、部長の末永大貴(だいき)さんや吉村咲都(さと)さん
が清水利宏校長とともに県教委や市教委、市立図書館などを
回り詩集を寄贈。
希望者に配布しているうちに評判が口コミで広がった。

「外国語教育にも役立てたい」

などと他校などから問い合わせがあり、120部は残りわずかだ。

 今後は同高で教材として使うことも検討中だ。
下村さんは

「詩集を通して世界の人にみすゞの作品や長門に興味を持って
ほしい」

と話している。


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by bunbun6610 | 2014-05-16 01:15 | 聴覚障害