<漫画「美味しんぼ」>原発取材後の鼻血の描写で物議

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140429-00000011-mai-soci


<漫画「美味しんぼ」>原発取材後の
鼻血の描写で物議


毎日新聞 4月29日(火)11時27分配信

 小学館が28日に発売した週刊誌「ビッグコミックスピリッツ」
5月12、19日合併号の人気漫画「美味(おい)しんぼ」
(雁屋哲作・花咲アキラ画)で、東京電力福島第1原発を訪れた
主人公らが鼻血を出す場面が描かれ、読者から問い合わせが
相次いでいることが分かった。

同誌編集部は

「綿密な取材に基づき、作者の表現を尊重して掲載した」

などとするコメントを発表した。

 漫画の内容は、主人公である新聞社の文化部記者の山岡
士郎らが取材のために福島第1原発を見学。
東京に戻った後に疲労感を訴えて鼻血を出し、井戸川克隆
・前福島県双葉町長も

「私も出る」

「福島では同じ症状の人が大勢いる。
言わないだけ」

などと発言している。

 一方で、山岡を診察した医師が

「福島の放射線とこの鼻血とは関連づける医学的知見が
ありません」

と答える場面もある。

 同誌編集部はホームページに掲載したコメントで

「鼻血や疲労感が放射線の影響によるものと断定する
意図はない」

「風評被害を助長する意図はない」

などとしている。

 原作者の雁屋氏は今年1月、豪州在住の日本人向け情報
サイトで2011年11月~13年5月に福島第1原発の敷地内
などを取材したことを明かし、

「帰って夕食を食べている時に、突然鼻血が出て止まらなくなった」

「同行したスタッフも鼻血と倦怠(けんたい)感に悩まされていた」

などと語っていた。

 井戸川氏は28日の毎日新聞の取材に

「雁屋さんから取材されて答えたことがそのまま描かれている。
(描写や吹き出しの文章は)本当のことで、それ以上のコメント
はない」

と話した。

 「美味しんぼ」は1983年に連載開始。
グルメブームの火付け役となったともされる。

【川口裕之、狩野智彦、黒田阿紗子】


 ◇被ばくと関連ない

 野口邦和・日本大准教授(放射線防護学)の話 急性放射線
障害になれば鼻血が出る可能性もあるが、その場合は血小板
も減り、目や耳など体中の毛細血管から出血が続くだろう。
福島第1原発を取材で見学して急性放射線障害になるほどの
放射線を浴びるとは考えられず、鼻血と被ばくを関連づけるよう
な記述があれば不正確だ。


 ◇ストレスが影響も

 立命館大の安斎育郎名誉教授(放射線防護学)の話
 放射線影響学的には一度に1シーベルト以上を浴びなければ
健康被害はないとされるが、心理的ストレスが免疫機能に影響
を与えて鼻血や倦怠感につながることはある。
福島の人たちは将来への不安感が強く、このような表現は心の
重荷になるのでは。
偏見や差別的感情を起こさない配慮が必要だ。



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140428-00000092-it_nlab-sci


「美味しんぼ」に「風評被害を招く」と批判
 スピリッツ編集部がコメント


ねとらぼ 4月28日(月)19時51分配信

 4月28日発売の「ビッグコミックスピリッツ22・23合併号」(小学館)
に掲載された「美味しんぼ」について、福島第1原発の見学から帰って
きた主人公らが原因不明の鼻血を出したとする描写に対し、風評被害
を招いているとして批判が集まっている。


 作中では主人公らが鼻血を出したり疲労感を覚えたという描写があり、
双葉町元町長の井戸川克隆氏も登場して同様の症状があるとして

「福島では同じ症状の人が大勢いますよ。
言わないだけです」

と語った。
作中では医師が

「放射線と鼻血を関連づける医学的知見はありません」

と語る場面があり、両者を直接関連づけてはいないものの、

「福島に行くようなってからひどく疲れやすくなった」

と登場人物が話すシーンなどがあり、不安をあおっているとも受け
取れる描写がネットユーザーから批判されている。
批判の声はTogetterなどにまとめられている。

 同誌の編集部は

「鼻血や疲労感の表現は、綿密な取材に基づき、作者の表現を
尊重して掲載させていただきました」

とコメントし、鼻血や疲労感が放射能の影響によるものと断定する
意図はないと説明している。

 風評被害を助長する意図はないと否定し、

「掲載済みの『美味しんぼ』作中でも、きちんと検査が行われ、
安全だと証明されている食品・食材を、無理解のせいで買わない
ことは消費者にとっても損失であると述べております」

とコメントしている。


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http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140510/Mainichi_20140510k0000m040104000c.html


<「美味しんぼ」問題>前双葉町長が批判
 石原環境相発言



毎日新聞社 2014年5月10日 00時02分 (2014年5月10日 08時27分 更新)

 東京電力福島第1原発を訪れた主人公らが鼻血を出す漫画
「美味しんぼ」の描写で小学館に抗議が寄せられている問題を巡り、
作品に実名で登場した前福島県双葉町長の井戸川克隆さん(67)
が9日、東京都内で記者会見し、

「実際、鼻血が出る人の話を多く聞いている。
私自身、毎日鼻血が出て、特に朝がひどい。
発言の撤回はありえない」

と述べた。
石原伸晃環境相が同日作品に不快感を示したことについて

「なぜあの大臣が私の体についてうんぬんできるのか」

と批判した。

 一方、作者の雁屋哲さんは同日、自身のブログで

「書いた内容についての責任は全て私にあります」

とし、小学館の編集部に抗議しないよう求めた。

【野島康祐】



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「美味しんぼ」問題は、モノ書きの人になら誰にでもありえることで、
これはこの職業を選んだ人の宿命なのだろうか。

まるで、障害者問題みたいなところがある。
人にもよることだと思う。

風評被害というのがある。
例えば、東京でも、福島産の農産物はほとんど見かけない。
以前の新聞でも、何かの調査で

「福島産は買わない」

と答えている人が結構いたらしい。
数値としても気になるほど高かったのだ。
風評被害がある証拠だ。


モノ書きの人の宿命といえば、似たようなことがある。
脳性マヒ障害を持つ松兼功氏が、あるメディアのコラムを
担当していて、それについて言われたことがある。
これとも似た部分がある気がするが、どうだろうか。


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『こころの段差にスロープを』
(松兼功/著 日本経済新聞社/発行所
1997年10月7日/初版発行)



『思わぬ告白と思わぬ抗議』
『1.思わぬ告白』
障害がある人でも気軽に楽しめるプレイスポットを紹介する雑誌の
仕事で、編集者のMさんに車イスを押してもらって、伊豆の洋ラン
パークを体験取材した。

ひと通りの取材が終わり、昼食を食べにパーク内のレストランに
入った。
メニューを見ると、何種類かのカレーが目に飛び込んできた。
カレーならスプーンを口元に運んでもらえさえすれば、とりあえず
用は足りる。
食事介助に慣れていない彼にもさほどの負担がかからないと思い、
その中からタイカレーを注文した。

すると、取材に同行していたカメラマンと雑誌のアドバイザーも、
それぞれビーフカレーと和風カレーを頼んだ。
頭をかきながら最後まで迷っていたMさんは、仕方なさそうに

「それじゃ、僕もビーフカレーでいいです・・・」

オーダーした皿がくると、さっそくMさんが私に食べさせはじめた。
でも、私の皿が三分の一ぐらい減っても、自分のカレーには口を
つけようとしなかった。
私の介助に精一杯で、食べる余裕がないのかと

「Mさんも食べてください」

と声をかけても、

「僕はあとから食べますから大丈夫です」

そして、私の皿が半分ぐらいになると、彼は咳き込みはじめ、
テーブルの上の紙ナプキンで額の冷や汗を拭き出した。

その場にいたほかの三人が口々に

「どうかしたんですか? 大丈夫ですか?」

と心配気に尋ねると、彼は苦笑いしながら

「実は僕、肉の形が丸々わかる料理を見ると、元の牛や豚や
鳥が殺されている場面を連想してすぐに気持ち悪くなっちゃう
んですよ」

思わぬ告白に、私たち三人が

「そうなんだ・・・」

と唖然として相槌をうつと、Mさんはさらに

「これもてっきり肉はカレーや野菜にまぎれて、そのままの形
は見えないと思って注文したんだけど」

と、自分の皿の牛肉のかたまり2、3個を苦々しく眺めた。

結局、額の冷や汗を拭き拭き私に食べさせるだけで、彼は
自分のカレーには一口も手をつけなかった。

カメラマンと雑誌のアドバイザーがもう一度パーク内の写真
を撮ってくると席を立つと、今度は少々リラックスして、事の
おこりを話しはじめた。

それによると、35歳になる彼の幼稚園時代、家から持たされ
たお弁当に牛肉を使った献立があったそうだ。
食べている途中でお腹が一杯になった彼は、その脂身の部分
を残そうとした。

ところが、幼稚園の先生は

「残してはいけない」

とむりやり口を開けさせ、脂身を口の中へ押し込んだ。
そのあとすぐ、気持ちが悪くなった彼は食べたものはすべて
吐き出してしまったという。

以来、彼は30余年も“肉恐怖症”に取りつかれているわけだ。
その恐怖は私の障害と違って、目に見えない分だけ内にこもり、
より大きなストレスになっていたのではないだろうか。

実際、これまで彼は家族以外の人間とはなるべく一緒に食事
をしないようにしてきたというし、そこまでのルーツを人に話した
のも私が初めてだそうだ。
いやおうなく、障害をむき出しにして生きていく私を前に、
ちょっぴり気を楽にしてくれたのだろうか。


『2.思わぬ抗議』
前項の「思わぬ告白」が、日本経済新聞夕刊の連載コラムとして
世に出た翌日の夕方、編集担当のNさんが深刻な声で電話を
かけてきた。

「昨日のコラムを読んで、東京都食肉市場(芝浦と場)から正式な
抗議がありました」

折りしも、集団発生した病原性大腸菌O157による食中毒で、
感染した子供たちへのいじめ問題が発生して、日本中が揺れて
いた8月の下旬のことだった。

抗議を受けた箇所は、

「実は僕、肉の形が丸々わかる料理を見ると、元の牛や豚や鳥が
殺されている場面を連想してすぐに気持ち悪くなっちゃうんですよ」

という表現。
それが、と場で働く人たちへの差別につながっているというのだ。

思ってもみなかった抗議だった。
電話を切って一時間余りで、対応を話し合うため我が家に駆けつけた
Nさんは、

「なるべく早いうちに、直接先方へ行ってこちらの真意を説明するか、
コラムのスペースを割いて説明のコメントを載せるかしたほうがいい
と思います」

と、言った。

言うまでもなく、私にはと場で働く人たちを差別しようとする意識など
みじんも働いていなかった。
ただ、Mさんの「肉恐怖症」の現実と、それが彼自身の見えない障害
として心の大きな負担になってきたこと、そして原因となった幼稚園
時代の一件を引き起こした先生の横暴さを伝えようとしただけだった。
だから私には、新聞社がどう言おうと、謝罪したり、原稿の内容を
訂正するつもりは毛頭なかった。

その一方で、相手に面と向かって私の心持ちを話さなければという
思いに駆られた。
Nさんもその意向に同意してくれ、コラムが出たちょうど一週間後、
言語障害の言葉の通訳として母にも付き添ってもらい、芝浦と場
へ出向いた。

現地に向かう車の中で、Nさんが

「今日は言いたいことを存分お話しください」。

と場に着くと、新聞社の文化部長と、法務室の室長さんがすでに
到着していた。

会議室に通されると、まず経営者側にあたる都の職員3人と面談し、
その後で労働組合の役員5、6人と相対した。
それぞれ一時間半余り、合わせておよそ3時間を費やした。
法務室長さんは都職員とも組合員とも以前から面識がある様子で、
再会の挨拶を交わしていた。
面談の冒頭、Nさんが口火を切った。

「松兼さんは障害者をはじめ、一貫して社会的な弱者に対する差別
と闘うために文章を書き続けている方です。
ですから、今回のコラムでも、と場で働くみなさんを差別しようとする
意図はまったくなかったと思います」

まさにその通りだった。
それを受けて私も、問題の箇所の表現はMさんの“見えない障害”
を説明するほかの何ものでもないことを力説した。

コラムの中では字数の関係で書かなかったが、Mさんには幼稚園
での一件以前に自宅の庭で鶏が首を絞められる場面を見た経験が
あったそうだ。
Mさんにとってもそれは自分たちが生きていくためのごくごく自然な
光景だった。
ところが例の一件以来、「肉恐怖症」に陥り、仕事の席や宴席で出さ
れたステーキに吐き気をもよおして上司との関係が気まずくなるなど、
数えきれない苦労を強いられてきた。

そのあたりの事情を補足したうえで、

「私は出産時の酸素欠乏によって手足が不自由になりましたが、
それと同じようにMさんの場合、幼稚園の先生の横暴がきっかけで
肉の形が丸々わかる料理を見ると、元の牛や豚や鳥が殺されて
いる場面を思い浮かべて気分を害してしまうんです。
それは彼にとって生活のさまざまな場面でマイナスになっている
生理的な見えない障害なんです。
だから、問題の箇所は彼の障害の説明であって、そこに差別意識
があるはずもありません」

それを聞いて、組合書記長のA氏も、

「そういうことってよくあるよね・・・私も小学校の時分に同じような
経験をしたことがあります」

と、小さくうなずいた。
A氏は最初の自己紹介のなかで、と場での仕事のかたわら、長年、
障害をもつ人たちの自立生活を支援する活動に関わっていること
を話してくれていた。
そのためか、私を見つめる視線も自然で、張りつめた緊張状態の
なか、なぜか彼にはホッとさせる雰囲気が漂っていた。

その一方で、別の組合員の一人は少し声のトーンをきつくして、

「Mさんや松兼さんの中に差別意識がないことはよく分かりました。
でも、“殺されている場面を連想して”という言い方をされると、
私たちにしてみれば自分らの職業を否定されているようで黙って
いるわけにはいかない」

たしかに発信者には相手に対する差別意識や悪気がなくても、
受け手にとっては不愉快な結果を招くこともある。
以前、着替えを手伝ってもらっていた大学時代の友人に

「お前をこうやって介助していると、将来、自分の赤ん坊ができた
時も世話には困らないだろうなあ・・・」

と、笑って言われたことがあった。
友人にしてみればとても素直な気持ちだったのだろうが、

「俺は赤ん坊と同じなのか?!」

と、ちょっと不愉快な気分にもなった。
とはいえ、友人の素直な気持ちを差別意識だとは思わなかったし、
その場で声に出して怒ることもしなかった。

物を書いて世に出す立場にある者は、己の文章が他者を傷つける
恐れがあることを自覚して仕事に臨まなければならない。
ところが今回、私は思わぬ抗議を受けるまで、と場で働く人たちの
存在や彼らに対する差別が根強く残っている現実をまったく頭に
入れていなかった。
それはやはり物書きとしての私の落ち度だった。

組合員にも、私の認識不足を認めた。
そのうえで、次のように問いかけた。
恐ればかりにとらわれていたら、書き手それぞれの視点や想像力
が封殺されてしまうことだってなりかねないからだ。

「人は個々にいろいろな考えをもって生きていますから、すべての
人が納得するものを書くのは難しいと思います。
仮にそれが現実になるとしたら、戦時中の国家による言論統制と
同じ状態を意味して、むしろとても危険なことではないでしょうか?」

先の組合員は、

「それでも新聞などの大きなメディアでああいったことを書かれると、
書き手の松兼さんの意思には関係なく、一人歩きして私たちに
対する差別を助長してしまう危険性があるんですよ」

「障害とともに生きる私もこれまでたくさんの差別と遭遇してきました
し、これからもあらゆる差別と闘っていきたいです。
それにはまず、差別の状況を分かりやすく一般の人に知らせる
必要があると思います。
その際、場合によっては差別を受ける当事者にとって嫌な表現も
使わなければならない時もあります。
でも、それは決して差別を肯定しているのではなく、差別と闘う
第一歩なんです。
私は人から“かたわ者”と言われても頭にきません。
障害をもった自分にプライドをもって生きているから、言葉で攻撃
されても何ともありません。
むしろ、それを口にした人の心の貧しさと闘っていこうと思うんです。

小きざみに体を左右にゆらし、つばきをまき散らしてそう言った
私の姿に一瞬、会場全体がシーンとなった。」
(P173~180)


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何が差別になるのか?
経済的観点と人道的観点の『主張』からの対立ではないだろうか。

美味しんぼ問題も、風評被害と捉えようとするのはなぜなのか、
そして、それは誰の意図なのだろうか。
問題だというのならば、それは情報の受け手にも、責任はある
のではないだろうか。



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http://mainichi.jp/select/news/20140512k0000e040183000c.html


美味しんぼ:鼻血描写で福島県
「風評被害助長で遺憾」


毎日新聞 2014年05月12日 11時16分
(最終更新 05月12日 11時37分)

 小学館(本社・東京)の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の連載
漫画「美味(おい)しんぼ」で、東京電力福島第1原発を訪れた
主人公らが鼻血を出す場面が描かれた問題で、福島県は12日、

「風評被害を助長するものとして断固容認できず、極めて遺憾」

との反論をホームページに掲載した。

 県は、4月28日と5月12日の両発売号で描かれた表現に
ついて、小学館に申し入れを行ったことも公表。
鼻血について

「高線量の被ばくがあった場合は起こるが、県内外に避難されて
いる方も含め一般住民は、このような被ばくはしていない」

と反論した。
その上で

「科学的知見を丁寧に取材したうえで、偏らない客観的な事実を
基にした表現とするよう強く申し入れる」

と抗議した。

【岡田英】



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http://mainichi.jp/select/news/m20140512k0000e040237000c.htm
l

美味しんぼ:鼻血描写で編集部
「因果関係断定していない」


毎日新聞 2014年05月12日 14時34分
(最終更新 05月12日 14時52分)

◇小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」ホームページに

 小学館(本社・東京)の「週刊ビッグコミックスピリッツ」の連載
漫画「美味(おい)しんぼ」で、東京電力福島第1原発を訪れた
主人公らが鼻血を出す場面などが描かれた問題で、同編集部
は12日、

「皆様からお寄せいただいたご批判とご意見は真摯(しんし)
に受け止め、今後の誌面作りに活(い)かしてまいります」

とのコメントを発表した。

 コメントは同誌のホームページ上に掲載された。

「(鼻血や疲労感の)放射線との関連性について、否定的な
意見を持つ方も多く存在します。
その因果関係について断定するものではありません」

とし、

「(表現は)議論をいま一度深める一助となることを願って
作者が採用したものであり、編集部もこれを重視して掲載」

したと説明している。

 同誌は19日の発売号で、識者の見解や意見を特集する
予定。


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こういうのを「ドロ沼」というのだろうか。
私個人の見方としては、福島県のほうが理解できない。


>「高線量の被ばくがあった場合は起こるが、県内外に避難
されている方も含め一般住民は、このような被ばくはしていない」


これって、つまりは、

「『美味しんぼ』作者や前町長がウソを言って、風評被害を
招いている」

と言いたいのだろうか?
そうならばそうだと、もっとハッキリ言うべきだ。
『美味しんぼ』の証言以上となる、証拠の科学的データを
示すべきだ。

『美味しんぼ』をそのまま受け入れるわけではないけど、
これでは福島県のホームページは、正直、信用できない。
信用できないなら、福島産の食品は買わないし、
福島へも観光などに行く気にもなれない。

そういうのを、風評被害と言うのではないだろうか。
でもそれは、福島県が自ら招いたことだろう。



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【追記】(5月14日)

『美味しんぼ』の「福島の真実」は果たして「風評被害」なのか
エキサイトレビュー 2014年5月13日 10時00分
(2014年5月13日 19時43分 更新)


>「いずれにせよ、「美味しんぼ」の意見が「風評被害」となるか
どうかは、その情報を受け取る者の行動次第である。」


やはり、こういう冷静な見方の記事も出たか。

「美味しんぼ」側の証言が事実であるならば、
「美味しんぼ」が、風評被害の原因なのではないと思う。
騒動になったのは、おそらく、漫画を読んで騒いでいる人々の中に、
風評被害を呼び起こす言動があるからだと思う。
人気漫画であるゆえに、社会への影響力は確かに大きいが、
それと風評被害の原因とを短絡的に結び付けてしまうのはどうかな、
と思う。
むしろ、さらに配慮すべきなのは読者のほうだった、と思う。
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by bunbun6610 | 2014-05-11 12:36 | 原発問題

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610