週刊文春の佐村河内氏批判について



ノンフィクションライターの神山典士(こうやま・のりお)

http://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E5%B1%B1%E5%85%B8%E5%A3%AB/e/B0049Z1F4W




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週刊文春の佐村河内氏
批判について


もう毎週だろうと思うが、電車内の週刊文春の広告に、
佐村河内氏批判が大特集のように宣伝されている。

彼らにスキャンダルを自由に書く権利もあるが
「それにしても」だ。

今週は「これでもか」というほど、佐村河内氏が
「聴こえていた」事実を証明する人たちの“証言”
(「決定的証拠」と書いてあったかも)が載せてあるらしい。

そして、あたかも

「彼には本当は聴覚障害なんかない。
健聴者だ」

と世間に思わせたいかのような、意図的な、しかも邪悪な
情報操作を感じる。
神山氏にはまるで、持論の正当性を誇示しているみたいな、
卑しさを感じるのだ。

これによって、難聴者についての正しい理解が損なわれて
ゆくようになる可能性は、極めて大であろう。

生活保護バッシングのときと同様、ジャーナリストの危険
な火遊びというか、加害性を感じる。


難聴とは

①「聴こえる」

②「曖昧に聴こえる(聞きづらい、聞き取れないなど)」

③「聴こえない」

の、三種類の聴こえの世界を持っている。
(持ちざるをえない病気である)
この不安定な聴こえの状態は、双極性うつ病障害と同じように、
自分でコントロールすることができない。
その三種類の聞こえの間を、常に強制移動させられて
しまっているような、健聴者が見た目ではわからない、
つらい音声世界なのだ。

健聴者や、(補聴器を装用したときの)ろう者や中途失聴者にも、
そういう場合はあるだろうが、
難聴の世界では、聴こえのグレー・ゾーンが突出して広いのだ。


文春は

「佐村河内氏は、本当は聞こえる」

と伝えるが、それがどうしたというのだ。
難聴者にも、聞こえる場合が多くたって、別に不思議なことではない。
文春は、何が言いたいのだ。
ハッキリと言ってみろ。
言えないというのなら、私が当ててやろう。

「佐村河内氏は、本当は健聴者だ」

と言いたいのではないかな。

だが、それを言い切れる決定的根拠が、彼らにもない。
なので、自分に都合の良い証人を必至に寄せ集めて、
個人攻撃をやっているだけなのではないかな?

さっさと本心を言ってみなさい。

「佐村河内氏は、本当は健聴者だ」

と。
そうすれば、佐村河内氏も

「事実でもないことを言われ、精神的苦痛を受けた」

と主張し、裁判を起こすかもしれない。

「裁判は、やってみないと分からない」

と、よく言われるが、もし真実の裁判が行われたなら、
文春は負ける。

しかし、文春は現時点まで

「佐村河内氏は、本当は健聴者だ」

とは、一度も言っていない。(多分だが)

「聞こえる」と言っているだけである以上、
それは事実なのであるから、今のままでは文春を負かす
ことは難しい。

難聴の、この曖昧さが、敵に逆利用されているのに
等しいのだ。

新垣氏についても、同じだ。
新垣氏がウソを言っているわけではないし、彼が

「佐村河内氏は、聴覚障害者ではない」

とインタビューで答えたわけではないのだ。

何もわかっていない健聴者が、これほど疑うのも無理もない。
だが、それにも、聴覚障害者にだって、我慢の限度があるだろう。




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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140308-00001271-bengocom-soci


佐村河内さんを「告発」した
神山典士記者
「名誉毀損で訴えるなんてありえない」


弁護士ドットコム 3月8日(土)9時59分配信

「両耳の聞こえない作曲家」として脚光を浴びていたが、
実はゴーストライターによる作曲だったことが判明した
佐村河内守(さむらごうち・まもる)さん。

その謝罪会見が3月7日、東京都内のホテルで開かれた。

記者会見の会場には、週刊誌で佐村河内さんを告発する
記事を書いたノンフィクションライターの神山典士(こうやま・のりお)
さんの姿もあった。

神山さんは2月上旬、ゴーストライターだった音楽家・新垣隆
さんなどへの取材をもとに、週刊文春に「全聾(ぜんろう)の
作曲家・佐村河内守はペテン師だった!」と題したスクープ
記事を掲載。

その後も、新垣さんの独占インタビューなど、ゴーストライター
問題を追及する記事を公表してきた。

しかし佐村河内さんは「真実でない部分がある」と主張。
記者会見で、新垣さんを「名誉毀損で訴える」と語り、
神山さんに対しても訴訟を起こす可能性があることを明らかにした。

会見終了後、神山さんは報道陣の囲みインタビューに応じ、
佐村河内さんの発言に対する感想を語った。

●「まったく誠意が感じられなかった」

まず、佐村河内さんの謝罪について、神山さんは

「この騒動の中で出てくるということに、僕も多少なりとも頑張って
ほしいという気持ちがあったが、内容を聞くとまったく誠意が感じら
れなかった。
謝りながら『名誉毀損で訴える』とか、無茶苦茶な論理。
彼の論理に乗っかってしまうと、操られてしまうと思った」

と印象を述べた。

佐村河内さんが名誉毀損訴訟の意向を明らかにしたことについては、

「どういう名誉を持っているのかと聞きたい。
裁判に関しては、彼も素人。
これから弁護士と相談するのだろうが、僕としては、ありえないだろう
思っている」

と話した。

そのうえで、

「(この日の記者会見でも)なぜ彼がこんな企みを思いつき、
どんな意志を持って、18年間つづけてきたのかということは、
結局わからなかった」

と指摘。

「わからないことがある以上、追及していきたい」

と述べ、今後も佐村河内さんに関する取材を続けていく意志を
強調していた。

(弁護士ドットコム トピックス)
弁護士ドットコム トピックス編集部



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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140307-00000037-nksports-ent


神山典士氏の質問で
佐村河内氏が感情的に


日刊スポーツ 3月7日(金)16時29分配信


ゴーストライター問題の渦中にあり、現在の全聾(ろう)状態を
ウソだと告白した作曲家佐村河内守氏(50)が7日、
都内で記者会見を開いた。


 ノンフィクション作家神山典士氏が質問する場面では、
佐村河内氏が感情的になる場面もあった。
やりとりは次の通り。

 神山氏 こんにちは。佐村河内さんは去年10月のサントリー
ホールのコンサート後、(義手の)バイオリニストの「みっくん」に
対して、謝るのかバイオリンを辞めるのかというメールを打って
いますが、自分にどういう力があって一人の女の子の運命を
左右しようとしたのでしょうか?
それに対する謝罪の言葉も聞けていないのですが。

 佐村河内氏 何について謝るということ…

 神山氏 まだ手話通訳が終わっていませんよ。

 佐村河内氏 僕は今、おっしゃったことに対して答えている
だけです。

 神山氏 目と目をみてやりましょう。僕と「口話」をしてください。

 佐村河内氏 ふざけたことはやめてもらえます?
こうして科学的な検査が出てるじゃないですか。
すいません、質問は結構です。

 神山氏 結構ではなくて、聞きたいことは、1人の少女の人生を
なぜあなたがもてあそぶようなことができたのか?

 佐村河内氏 メールのすべてを提示するべきだと私は思います。
私が優しい言葉をかけていることもカットされている。
私は父親に対して、みっくんに対して選択を迫ったことは1度も
ありません。
いつもみっくんに「義手を外して出た方がいいんじゃない?」と
言ったときも、彼女は「いやだといっています」とお母さまと自分の
妻を介しての話しなんですけど。

 神山氏 なぜあなたは、義手を外して舞台に出ろと言ったのか?

 佐村河内氏 お客さんには誰も言わないサプライズの計画だった
ので、義手のみっくんが出てくれば、みんなが感動してくれると
思いました。

 神山氏 彼女の義手を利用して観客を感動させようとしたわけ
ですか?

 佐村河内氏 (少し沈黙)感動すると思います。

 神山氏 舞台の上で義手をつければ感動する?

 佐村河内氏 僕はとにかくみっくんがハンディを乗り越えて舞台に
上がって、とても温かい拍手をいただいたと聞いています。

 神山氏 彼女の演奏に感動するのでは? あなたは義手である
ことを見せようとしただけですよね?

 佐村河内氏 違います。

 神山氏 どう違うのですか? つじつまが合いませんけど。
もう1度言います。あなたが曲を作ったわけでもない、バイオリンの
素養もない、それに対してあなたは
「このままバイオリンを続けたいなら私に謝れ」
というメールを送っている。
どういう根拠で送れるんですか?

 佐村河内氏 中学時代が一番大事な時期。
彼女が卓球部に入りたいと言っていたので、他の子はハンディを
持ってないのに頑張っているのに。
どうしてそういう話になるの? ということで。

 神山氏 あなたは教師でも作曲家でもないのに、なぜ言える?

 佐村河内氏 次の方お願いします。

 神山氏 謝罪の言葉は?

 佐村河内氏 あなたに対してですか?

 神山氏 みっくんに関してです

 佐村河内氏 みっくんに関しては、申し訳ありませんでした。
お父さんがおっしゃった、服従しろと言うことは断じてありません。

 神山氏 何月何日までに答えろというのは、服従ではないのですか?

 佐村河内氏 そう思われるのであれば、すいませんでした。
謝ります。すいません。



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http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20140308-1267264.html


神山氏追及で佐村河内氏が
義手少女に謝る


ゴーストライター問題の渦中にあり、現在の全聾(ろう)状態を
ウソだと告白した作曲家佐村河内(さむらごうち)守氏(50)が7日、
都内のホテルで会見を開いた。

 ノンフィクション作家神山典士氏は、佐村河内氏が「ヴァイオリンの
ためのソナチネ」を献呈した義手の少女が題材の児童書「みっくん、
光のヴァイオリン 義手のヴァイオリニスト・大久保美来」の著者で、
先月6日発売の「週刊文春」では、佐村河内氏のゴーストライター
問題告発記事を執筆した。

会見では、佐村河内氏がメールで少女の父親に絶対服従を求めたり、
少女に対して「このままバイオリンを続けたいなら私に謝れ」と要求した
ことなどを追及し、謝罪を求めた。

神山氏から質問されること自体に抵抗感を示した佐村河内氏だったが、
最終的には追及に折れる形で少女に向けて「すみません」と謝罪した。

[2014年3月8日7時38分 紙面から]



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『【イカり】キレる佐村河内守【ゴーチ】』
〔You Tube 2014/03/09 に公開〕
https://www.youtube.com/watch?v=MWZbBaEN9-8



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by bunbun6610 | 2014-03-14 21:31 | 難聴・中途失聴
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