蒼穹 -そうきゅう-


ある聴覚障害者から見た世界
by bunbun6610

誰でもできる 難聴者、中途失聴者とのコミュニケーション方法

手話ができなくても、聴覚障害者とコミュニケーションはできる。
 - 難聴者や中途失聴者とのコミュニケーションの場合。

難聴者や中途失聴者の場合は、日本語をしゃべれるからだ。


『聴覚障害者と話す方法 -難聴者、中途失聴者との場合』
〔2011-12-17 11:31〕




〔バーバル・コミュニケーションとノンバーバル・コミュニケーション〕

http://noncommu.tants.biz/

http://www.会話方法.com/entry4.html

http://www2.ocn.ne.jp/~honeybee/communication/tips/VerbalNonVerbal.html


勿論、ろう者とのコミュニケーションにも、ノンバーバルは
非常に有効だ。
というより、ろう者の使う手話文法のなかに、
ふんだんに取り入れられている基礎的なものなので、
これの獲得は即、手話の上達を意味するほどだと思う。
(詳細は後述のN.M.S参照)


すでに当ブログで述べている

『聴覚障害者の“簡易コミュニケーション方法” - 私の場合』
〔2014-02-24 18:30〕



も、健聴者が自然にノンバーバル・コミュニケーションを
出しやすいように、私が話し方を工夫して誘導しているので、
答えが推測できるのです。
それには、相手の答え方を限定的にする必要がある。
聞こえない人相手の場合は、聴覚障害者が先手になることだ。

佐村河内氏が

「自分がほとんど一方的に説明し、新垣氏はイエスマンだった」

というふうに証言しているが、まさにそのやり方だ。

新垣氏は

「聴こえていないと感じたことは一度もない」

というふうに証言している。
新垣氏はもしかしたら、聴覚障害者のコミュニケーション術を
よく知らなくて、このテクニックに引っかかったのかもしれない。

であるから、自分の聴覚障害をいちいち言いたくない場合に
有効なコミュニケーション方法である。
誰にだって、プライバシーの問題もあるわけだし。

逆に健聴者からいろいろ話しかけられてしまうと、
わからなくなってしまう。
だからこちらから話しかけて、コミュニケーション
障害が起きないようにしてしまうのです。


〔ノン・マニュアル・シグナルズ(N.M.S)・・・非手指動作〕

http://collins1332.at.webry.info/201107/article_7.html

http://abc.cside2.com/V-net/study/data/020919.html


手話を使う難聴者・中途失聴者は、実際にはごく少数だ。
それでも使う人は大抵、日本語対応手話を使う。
日本語対応手話を使う人は、N.M.Sをあまり
使わない。

一方、ろう者のほうになると、実にN.M.Sを
多用していることに気づく。
外国映画の外国人俳優を見ていても、実に多く
使っているものだ。


〔参考情報〕

【CEDEC 2011】世界に通じる万国共通の表現、それは「表情」
〔2011年9月9日(金) 20時50分〕



ところが日本人の場合は、単一民族国家という長い歴史があり、
その独特の言語文化が原因で、N.M.Sをあまり使わない。

そういえば、先天性聴覚障害者の場合は、ろう者、難聴者を問わず、
ノンバーバル・コミュニケーションがわりとできるのですが、
高齢になってから難聴になった人とかは、苦手な人が多い。

中高年の人はすでに、日本語という独特の言語文化にどっぷりと
浸かって生きてきた人たちなので、新しいコミュニケーション方法
を獲得するのは容易ではないからだ。
だからその場合は、やはり無理をせず、筆談のほうが確実な
場合もある。

障害者にもさまざまな人がいるので、コミュニケーション方法も、
相手に合わせて選択するとよい。



〔自分の質問に対し、相手がYESかNOかを見分けるには・・・〕

ノンバーバル・コミュニケーションを磨くこと(表現、読み取り共に)。
自分なりに研究してみよう。

中途失聴者、難聴者には、手話講習会に行くよりも、
こういうコミュニケーション術の努力をしたほうが、
日常生活でずっと役に立つのではないか、と思う。


顔、首が縦に動く →YES
顔、首が横に動く →NO


顔、首が前に出てくる →これは、他の表情とも合わせて総合的に意味を理解する必要がある。YESの場合も、NOの場合もある。
顔、首が後ろへ下がる →NO、「ええ?!」といった意味。


眉が上に動く →YESや驚き、理解してくれた、など。
眉が下に動く →NOや違う、など。


眉間にシワができる →NO、違う、否定的な意味など。
眉間のシワがなくなる →YES、肯定的、好意的な意味など。


まぶたが大きく開く →YES、驚きなど。
目が大きく開く →YES、「その通り」といった意味。
目が細くなる →NO、違う、否定的な意味。


その他、口形が小さくなる、「ヘ」の字になるなど。 →肯定的な意味には見えない。



大体、こういう感じになることが多いですよね。
ノンマニュアルなものなので、自己研究で磨くしかない、と思う。

相手が出す反応の、いろいろなところから、判別が可能だろうと
いうことがわかる。
だから私は、これを大いに活用できるように、聞き方を限定的に
したコミュニケーション方法が多いのである。
相手を「イエスorノー」だけしか言わない人間にさせてしまう。

最後に、自分で

「『○○○○』と言ったの?」

「『○○○○』ですか?」

「『○○○○』」

などと“オウム返しのマジック”(※)で、確認を忘れないようにする
ことも大事。
これで、大抵はやり過ごせる。


(※)詳細は、当ブログ

『「ダンボ!」→「マンボ?」 感音性難聴障害者のコミュニケーション方法』
〔2014-03-26 18:30〕


参照。

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by bunbun6610 | 2014-03-27 19:00 | コミュニケーション能力
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