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蒼穹 -そうきゅう-

原因不明の頭痛、耳鳴り=長期避難でストレス―福島の女性〔東日本大震災3年〕


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140226-00000076-jij-soci



原因不明の頭痛、耳鳴り
 =長期避難でストレス
 ―福島の女性〔東日本大震災3年〕


時事通信 2月26日(水)15時45分配信

「震災関連死」が増え続ける背景には、不自由な避難生活
の長期化によるストレス増大がある。
福島県では、今も2万8000人が狭い仮設住宅での
生活を続け、体調を崩す例が後を絶たない。

 「頭ががんがんし、目まいや吐き気、耳鳴りもする。
どうしたんだろうと不安になった」。

福島県相馬市の菅野アサ子さん(72)の体に異変が
生じたのは、震災から1年10カ月後。
仮設住宅で暮らしていたときだ。

 菅野さんは津波で自宅を流され、避難所の市総合福祉
センターで3カ月間過ごした。
水道や電気が使えるセンターには住民が押し寄せ、
避難者は最大1100人に。
通路、会議室などに人があふれ、

「男も女も35人くらいが一部屋にいた。
寝る場所は長座布団1枚分しかなかった」

と振り返る。

 同居の長男=当時(44)=は津波で亡くした。
その後入居した6畳足らずの仮設住宅では、
弁当も喉を通らず、息子の遺影に話し掛けながら
寝てばかりいた。

「歩くこともないし、話をするのも巡回のお巡りさんだけ。
何もやる気が起きなかった」。

そんなとき、突然の頭痛に襲われた。

 病院でもらった薬を飲んでも治らない。
昨年5月に復興住宅に移り、少し心にゆとりが出たが、
症状は続いた。
同12月、訪ねて来た「相馬広域こころのケアセンターなごみ」
のスタッフの勧めで、併設の精神科に通った。
医師からは避難生活のストレスではないかと言われたが、
原因ははっきりせず、今も頭痛や耳鳴りはやまない。

 ケアセンターの作業療法士西内美菜さんは

「仮設に残った人は『取り残された』という感覚が強い。
体調を崩したり、心の問題が深刻になったりする人は
これからも出てくる」

と話している。

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by bunbun6610 | 2014-02-26 20:39 | 原発問題