<袖ケ浦の少年死亡>何度も腹蹴る 2年前から虐待か
2013年 12月 15日
>「(職員らは)指示された業務はきちんとこなしている、
と聞いている」
と述べ、虐待は想定外だったとの認識を示した。
また六本木ヒルズ回転ドア事故と同じ「想定外だった」か。
いい加減にしろ。
>「職員の資質のせいにしてもらいたくない。
施設の管理、運営的な問題だ」
確かにそうかもしれないが、これもまた六本木ヒルズ
回転ドア事故の判決と同じ繰り返しではないか。
人が起こした事故だというのに、「誰の責任でもない」
「誰も処罰されない事件」だというのだろうか。
被害者、遺族側は納得できるだろうか。
====================================
http://mainichi.jp/select/news/20131213k0000e040242000c.html
袖ケ浦の少年死亡:職員、
何度も腹蹴る 2年前から虐待か
毎日新聞 2013年12月13日 14時10分
千葉県立障害者支援施設で何が起きていたのか。
職員5人による利用者10人への虐待の疑いが浮上した
「袖ケ浦福祉センター養育園」。
うち1人の19歳の少年は腹を何度も蹴られた後に死亡
しており、県警も捜査に乗り出した。
12日の記者会見では、園の運営関係者らが深々と頭を
下げ、謝罪を繰り返した。
会見には、園を運営する社会福祉法人「千葉県社会
福祉事業団」と県健康福祉部の幹部らが出席。
両者は冒頭、
「ご本人(少年)やご親族に大きな苦痛や悲しみを与え、
施設利用者や県民の信頼を損なった。
深くおわびします」
と謝罪した。
続いて、近藤敏旦同事業団理事長は、虐待の背景として
「私たちの指導、教育不足。虐待防止に対する意識が
足りなかった」
と話した。
園では「腹を殴る」「首を絞める」などの悪質な暴行が繰り
返されていたが、理事長はこうした虐待を認識していな
かったという。
11日に立ち入り調査に入った県は会見で、現段階の調査
結果を公表。
園職員らへの聞き取りで、5人の男性職員による虐待は
2011年5月ごろに始まった疑いが浮上。
日常生活の中で大きな声を出すなどする利用者を従わせよう
と暴行したとみられ、
「安易な方法に頼ってしまった」
と明かす職員もいるという。
県は近藤理事長が研修の際に講師を務める以外、園職員
との接触がほとんどなかったと指摘。
「理事長や理事が職務を適正に行っていなかった」
と批判した。
会見に同席した園の武田逸朗施設長は
「(職員らは)指示された業務はきちんとこなしている、
と聞いている」
と述べ、虐待は想定外だったとの認識を示した。
その一方で、過去に利用者の家族から
「虐待があったのではないか」
と問い合わせを受けたこともあったと明かした。
県内では、南房総市の精神障害者施設「ふるさとホーム
白浜」でも今年4月、利用者を暴行した元理事長が地裁
木更津支部で有罪判決を受けるなど、虐待事例が相次いでいる。
【黒川晋史】
====================================
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131215-00000023-mai-soci
<袖ケ浦の少年死亡>
施設虐待「最も悪質」 実態解明を要求
毎日新聞 12月15日(日)18時6分配信
◇保護者「監視カメラ必要」
「これまでの虐待事件の中で最も悪質だ」。
知的障害の入所者の少年(19)が男性職員から暴行を受けた
後に死亡し、14日に県警が暴行容疑で家宅捜索に入った
県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉センター養育園」(千葉県
袖ケ浦市)。
障害者で作る団体などから非難の声が上がり、不信感を募らす
入所者の保護者からは監視カメラの設置を求める声も出ている。
同施設を運営する社会福祉法人「千葉県社会福祉事業団」では
別施設でも過去に精神的な虐待があり、虐待が広く行われていた
可能性も浮上。
県警や県が実態解明を進めている。
【黒川普史、田中裕之、荻野公一】
養育園と併設の同法人事務局には14日午前10時から
約3時間半、県警の捜査員約30人が家宅捜索に入り、
関係書類など段ボール14箱分を押収した。
県警は暴行していた男性職員5人から任意で事情を聴いて
おり、容疑の裏付けを進めるとともに、少年の死亡との因果
関係を詳しく調べる。
県によると、養育園には入所者が生活する寮が障害の種類
や性別に応じて五つ設けられている。
死亡した少年が生活していた「2寮」の入所者の障害は重く、
平均30歳代前半の職員13人で担当している。
このうち暴行した職員は5人。
3人が正規職員、2人が契約職員で、勤続年数は1年未満
~約9年だった。
暴行した職員は同法人の内部調査に対し
「利用者の興奮を抑えることができなかった」
「(他の利用者をたたくなど)他害行為を抑えるためにやった」
などと説明。
県の調査にも
「支援がうまくいかず、手を出してしまった。
安易な方法に頼ってしまった」
と話しており、県は背景に
「職員の未熟な支援スキルや虐待防止の基礎的な理解の
欠如」
があったとみている。
少年の死亡を受け、障害者らでつくる市民団体「ピープル
ファーストジャパン」(本部・奈良県三宅町、佐々木信行代表)
は14日、同法人の近藤敏旦理事長と養育園の武田逸朗施設長
に対し、事件の実態解明などを求める要求書を提出した。
同団体は2004年に結成し、メンバーは全国に約500人。
この日は佐々木代表や支援者らが養育園を訪問し、近藤理事長
に手渡した。
要求書では
「これまで追及した虐待事件の中で最も悪質。
知的障害者当事者として怒りを止めることはできない」
と強調した。
13日には、知的障害者の保護者ら約30万人でつくる社会福祉
法人「全日本手をつなぐ育成会」(東京都港区)も
「早急に原因の究明を求める。
人道上卑劣きわまりない犯罪だ」
との声明を出している。
同法人への不信感は強まっており、13日夜の保護者向け
説明会では
「職員の資質のせいにしてもらいたくない。
施設の管理、運営的な問題だ」
「この2年ほど職員と会話が少なくなっており閉鎖的。
開かれた施設にしてほしい」
などと管理態勢を問う声が相次いだ。
さらに施設内に監視カメラを設置するよう求める声も出たという。
====================================
http://mainichi.jp/select/news/20140112k0000m040097000c.html
知的障害者の暴行死:施設側、
保護者情報巡りチグハグ対応
毎日新聞 2014年01月12日 05時30分
(最終更新 01月12日 06時43分)
千葉県袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉
センター養育園」で知的障害のある入所者の少年(19)
が男性職員の暴行を受けた後に死亡した問題を巡り、
入所者家族が情報共有などのために保護者だけの会合
を開こうと園側に入所者家族の連絡先一覧の提供を求め
たところ、「個人情報保護」を理由に拒否されたことが
分かった。
県は保護者への情報開示が進んでいないとみており、
園側に改善を促した。
同園では昨年12月以降、入所者への日常的虐待が
次々発覚。
県によると、疑いも含め計13人(解雇や退職者含む)が
何らかの暴行に関与していたという。
一方、園を運営する社会福祉法人「県社会福祉事業団」
は12月13日に保護者向けの説明会を開いただけで、
虐待の具体的内容は明かしていない。
入所者家族の支援者らによると、ある母親が翌14日に
施設長に各家庭の連絡先一覧を求めたところ
「個人情報にあたるので保護者会の承認がないと
提供できない」
と回答。
そのため今も会合は実現していない。
支援者の一人の男性(36)は
「園の説明がないから要望しているのに、保護者会の
承認が必要という理屈はおかしい」。
事業団の事務局は取材に
「警察の事情聴取も続いており、時期を見て説明会を
開こうとは考えている」
と話す。
【黒川晋史】
◇淑徳短期大学社会福祉学科長の亀山幸吉教授の話
どこの入所型施設も大抵、独立性のある保護者会が
連絡網を持っている。心配する家族がいる中、話し合い
の機会を設ける目的に対しても連絡先を渡さないのは
おかしい。
家族の意見を集約し、これからの施設運営に生かすのが
当然の対応だ。
====================================
http://mainichi.jp/select/news/20140114k0000e040181000c.html
知的障害児の死亡:「10年以上前
から日常的に暴行」
毎日新聞 2014年01月14日 15時00分
千葉県袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦
福祉センター養育園」で入所者の少年(19)が職員
の暴行後に死亡した問題で、運営する社会福祉法人
「千葉県社会福祉事業団」の元職員の男性が毎日
新聞の取材に応じた。
元職員は、1967年に開所した養育園や関連施設
で少なくとも10年以上前から、一部で入所者への
日常的暴行が繰り返されていたと証言した。
県もこうした情報を把握しているとみられ、詳しく調査
を続ける方針。
元職員は2000年代まで20年以上、養育園など
同事業団運営の施設に勤務。
この間の状況について
「記憶の範囲では10年以上前から殴るなどの虐待は
一部であった」
「職員が集団で1人の入所者を暴行する場面も目撃した」
などとし、暴力を伴う指導が長年続けられていたと証言した。
元職員によると、02年秋ごろに県の立ち入り検査が
入り、事業団側に過去数年分の体罰の有無を報告する
よう求めた。
その際は、関連施設の職員で後に事業団の幹部になった
男性が、入所者との旅行中に入所者の1人を殴ったことが
報告されたという。
これまでの県の調べによると07年以降、10人以上の
職員(解雇や退職者を含む)が、死亡した少年以外にも
10人以上の入所者に暴行していた疑いが浮上している。
【黒川晋史】
====================================
http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000m040096000c.html
千葉・障害者施設:虐待事案もみ
消しの内部証言
毎日新聞 2014年01月14日 21時00分(最終更新 01月14日 21時28分)
千葉県袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉
センター養育園」で入所者の少年(当時19歳)が職員の
暴行後に死亡した問題を巡り、調査を進めている県は
14日、園を運営する社会福祉法人の前理事長らが、
一部の虐待事案について県に報告しないように決めた
とする内部証言があることを明らかにした。
県によると、併設する「更生園」で(1)40代の職員が
2009年、30代の男性入所者の両足を持って引きずった
後、両足を持ち腰を曲げるプロレス技の「エビ固め」を
かけた(2)別の40代の職員が12年にも別の入所者の
足を強く押さえる暴行をした−−など、新たに4件の
虐待事案があり、いずれも未報告だった。
4件のもみ消しに関与した疑いがあるのは前理事長と
福祉センター長。
一部職員が
「(2人が)『(報告を)出すと事が大きくなるので出さない
方がいい』と判断した」
などと証言し、県は2人から事情を聴く方針。
4件以外にも更生園の50代の男性職員2人が06年11
〜12月、風呂場で20代と30代の男性入所者の性器を
触る虐待をしていた。
これで虐待に関与した疑いのある職員(解雇や退職者を
含む)は19人になった。
【田中裕之】
====================================
と聞いている」
と述べ、虐待は想定外だったとの認識を示した。
また六本木ヒルズ回転ドア事故と同じ「想定外だった」か。
いい加減にしろ。
>「職員の資質のせいにしてもらいたくない。
施設の管理、運営的な問題だ」
確かにそうかもしれないが、これもまた六本木ヒルズ
回転ドア事故の判決と同じ繰り返しではないか。
人が起こした事故だというのに、「誰の責任でもない」
「誰も処罰されない事件」だというのだろうか。
被害者、遺族側は納得できるだろうか。
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http://mainichi.jp/select/news/20131213k0000e040242000c.html
袖ケ浦の少年死亡:職員、
何度も腹蹴る 2年前から虐待か
毎日新聞 2013年12月13日 14時10分
千葉県立障害者支援施設で何が起きていたのか。
職員5人による利用者10人への虐待の疑いが浮上した
「袖ケ浦福祉センター養育園」。
うち1人の19歳の少年は腹を何度も蹴られた後に死亡
しており、県警も捜査に乗り出した。
12日の記者会見では、園の運営関係者らが深々と頭を
下げ、謝罪を繰り返した。
会見には、園を運営する社会福祉法人「千葉県社会
福祉事業団」と県健康福祉部の幹部らが出席。
両者は冒頭、
「ご本人(少年)やご親族に大きな苦痛や悲しみを与え、
施設利用者や県民の信頼を損なった。
深くおわびします」
と謝罪した。
続いて、近藤敏旦同事業団理事長は、虐待の背景として
「私たちの指導、教育不足。虐待防止に対する意識が
足りなかった」
と話した。
園では「腹を殴る」「首を絞める」などの悪質な暴行が繰り
返されていたが、理事長はこうした虐待を認識していな
かったという。
11日に立ち入り調査に入った県は会見で、現段階の調査
結果を公表。
園職員らへの聞き取りで、5人の男性職員による虐待は
2011年5月ごろに始まった疑いが浮上。
日常生活の中で大きな声を出すなどする利用者を従わせよう
と暴行したとみられ、
「安易な方法に頼ってしまった」
と明かす職員もいるという。
県は近藤理事長が研修の際に講師を務める以外、園職員
との接触がほとんどなかったと指摘。
「理事長や理事が職務を適正に行っていなかった」
と批判した。
会見に同席した園の武田逸朗施設長は
「(職員らは)指示された業務はきちんとこなしている、
と聞いている」
と述べ、虐待は想定外だったとの認識を示した。
その一方で、過去に利用者の家族から
「虐待があったのではないか」
と問い合わせを受けたこともあったと明かした。
県内では、南房総市の精神障害者施設「ふるさとホーム
白浜」でも今年4月、利用者を暴行した元理事長が地裁
木更津支部で有罪判決を受けるなど、虐待事例が相次いでいる。
【黒川晋史】
====================================
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131215-00000023-mai-soci
<袖ケ浦の少年死亡>
施設虐待「最も悪質」 実態解明を要求
毎日新聞 12月15日(日)18時6分配信
◇保護者「監視カメラ必要」
「これまでの虐待事件の中で最も悪質だ」。
知的障害の入所者の少年(19)が男性職員から暴行を受けた
後に死亡し、14日に県警が暴行容疑で家宅捜索に入った
県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉センター養育園」(千葉県
袖ケ浦市)。
障害者で作る団体などから非難の声が上がり、不信感を募らす
入所者の保護者からは監視カメラの設置を求める声も出ている。
同施設を運営する社会福祉法人「千葉県社会福祉事業団」では
別施設でも過去に精神的な虐待があり、虐待が広く行われていた
可能性も浮上。
県警や県が実態解明を進めている。
【黒川普史、田中裕之、荻野公一】
養育園と併設の同法人事務局には14日午前10時から
約3時間半、県警の捜査員約30人が家宅捜索に入り、
関係書類など段ボール14箱分を押収した。
県警は暴行していた男性職員5人から任意で事情を聴いて
おり、容疑の裏付けを進めるとともに、少年の死亡との因果
関係を詳しく調べる。
県によると、養育園には入所者が生活する寮が障害の種類
や性別に応じて五つ設けられている。
死亡した少年が生活していた「2寮」の入所者の障害は重く、
平均30歳代前半の職員13人で担当している。
このうち暴行した職員は5人。
3人が正規職員、2人が契約職員で、勤続年数は1年未満
~約9年だった。
暴行した職員は同法人の内部調査に対し
「利用者の興奮を抑えることができなかった」
「(他の利用者をたたくなど)他害行為を抑えるためにやった」
などと説明。
県の調査にも
「支援がうまくいかず、手を出してしまった。
安易な方法に頼ってしまった」
と話しており、県は背景に
「職員の未熟な支援スキルや虐待防止の基礎的な理解の
欠如」
があったとみている。
少年の死亡を受け、障害者らでつくる市民団体「ピープル
ファーストジャパン」(本部・奈良県三宅町、佐々木信行代表)
は14日、同法人の近藤敏旦理事長と養育園の武田逸朗施設長
に対し、事件の実態解明などを求める要求書を提出した。
同団体は2004年に結成し、メンバーは全国に約500人。
この日は佐々木代表や支援者らが養育園を訪問し、近藤理事長
に手渡した。
要求書では
「これまで追及した虐待事件の中で最も悪質。
知的障害者当事者として怒りを止めることはできない」
と強調した。
13日には、知的障害者の保護者ら約30万人でつくる社会福祉
法人「全日本手をつなぐ育成会」(東京都港区)も
「早急に原因の究明を求める。
人道上卑劣きわまりない犯罪だ」
との声明を出している。
同法人への不信感は強まっており、13日夜の保護者向け
説明会では
「職員の資質のせいにしてもらいたくない。
施設の管理、運営的な問題だ」
「この2年ほど職員と会話が少なくなっており閉鎖的。
開かれた施設にしてほしい」
などと管理態勢を問う声が相次いだ。
さらに施設内に監視カメラを設置するよう求める声も出たという。
====================================
http://mainichi.jp/select/news/20140112k0000m040097000c.html
知的障害者の暴行死:施設側、
保護者情報巡りチグハグ対応
毎日新聞 2014年01月12日 05時30分
(最終更新 01月12日 06時43分)
千葉県袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉
センター養育園」で知的障害のある入所者の少年(19)
が男性職員の暴行を受けた後に死亡した問題を巡り、
入所者家族が情報共有などのために保護者だけの会合
を開こうと園側に入所者家族の連絡先一覧の提供を求め
たところ、「個人情報保護」を理由に拒否されたことが
分かった。
県は保護者への情報開示が進んでいないとみており、
園側に改善を促した。
同園では昨年12月以降、入所者への日常的虐待が
次々発覚。
県によると、疑いも含め計13人(解雇や退職者含む)が
何らかの暴行に関与していたという。
一方、園を運営する社会福祉法人「県社会福祉事業団」
は12月13日に保護者向けの説明会を開いただけで、
虐待の具体的内容は明かしていない。
入所者家族の支援者らによると、ある母親が翌14日に
施設長に各家庭の連絡先一覧を求めたところ
「個人情報にあたるので保護者会の承認がないと
提供できない」
と回答。
そのため今も会合は実現していない。
支援者の一人の男性(36)は
「園の説明がないから要望しているのに、保護者会の
承認が必要という理屈はおかしい」。
事業団の事務局は取材に
「警察の事情聴取も続いており、時期を見て説明会を
開こうとは考えている」
と話す。
【黒川晋史】
◇淑徳短期大学社会福祉学科長の亀山幸吉教授の話
どこの入所型施設も大抵、独立性のある保護者会が
連絡網を持っている。心配する家族がいる中、話し合い
の機会を設ける目的に対しても連絡先を渡さないのは
おかしい。
家族の意見を集約し、これからの施設運営に生かすのが
当然の対応だ。
====================================
http://mainichi.jp/select/news/20140114k0000e040181000c.html
知的障害児の死亡:「10年以上前
から日常的に暴行」
毎日新聞 2014年01月14日 15時00分
千葉県袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦
福祉センター養育園」で入所者の少年(19)が職員
の暴行後に死亡した問題で、運営する社会福祉法人
「千葉県社会福祉事業団」の元職員の男性が毎日
新聞の取材に応じた。
元職員は、1967年に開所した養育園や関連施設
で少なくとも10年以上前から、一部で入所者への
日常的暴行が繰り返されていたと証言した。
県もこうした情報を把握しているとみられ、詳しく調査
を続ける方針。
元職員は2000年代まで20年以上、養育園など
同事業団運営の施設に勤務。
この間の状況について
「記憶の範囲では10年以上前から殴るなどの虐待は
一部であった」
「職員が集団で1人の入所者を暴行する場面も目撃した」
などとし、暴力を伴う指導が長年続けられていたと証言した。
元職員によると、02年秋ごろに県の立ち入り検査が
入り、事業団側に過去数年分の体罰の有無を報告する
よう求めた。
その際は、関連施設の職員で後に事業団の幹部になった
男性が、入所者との旅行中に入所者の1人を殴ったことが
報告されたという。
これまでの県の調べによると07年以降、10人以上の
職員(解雇や退職者を含む)が、死亡した少年以外にも
10人以上の入所者に暴行していた疑いが浮上している。
【黒川晋史】
====================================
http://mainichi.jp/select/news/20140115k0000m040096000c.html
千葉・障害者施設:虐待事案もみ
消しの内部証言
毎日新聞 2014年01月14日 21時00分(最終更新 01月14日 21時28分)
千葉県袖ケ浦市の県立障害者支援施設「袖ケ浦福祉
センター養育園」で入所者の少年(当時19歳)が職員の
暴行後に死亡した問題を巡り、調査を進めている県は
14日、園を運営する社会福祉法人の前理事長らが、
一部の虐待事案について県に報告しないように決めた
とする内部証言があることを明らかにした。
県によると、併設する「更生園」で(1)40代の職員が
2009年、30代の男性入所者の両足を持って引きずった
後、両足を持ち腰を曲げるプロレス技の「エビ固め」を
かけた(2)別の40代の職員が12年にも別の入所者の
足を強く押さえる暴行をした−−など、新たに4件の
虐待事案があり、いずれも未報告だった。
4件のもみ消しに関与した疑いがあるのは前理事長と
福祉センター長。
一部職員が
「(2人が)『(報告を)出すと事が大きくなるので出さない
方がいい』と判断した」
などと証言し、県は2人から事情を聴く方針。
4件以外にも更生園の50代の男性職員2人が06年11
〜12月、風呂場で20代と30代の男性入所者の性器を
触る虐待をしていた。
これで虐待に関与した疑いのある職員(解雇や退職者を
含む)は19人になった。
【田中裕之】
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by bunbun6610
| 2013-12-15 20:00
| 障害者問題・差別