蒼穹 -そうきゅう- bunbun6610.exblog.jp

ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

難聴者・中途失聴者の「哀れ」

「障害者は可哀想」というイメージを持つ健常者は
結構いますが、そんなことはない。

本人も

「自分は可哀想な人間だ」

などとは思ってもいないのだから。


しかし、私は

「難聴者は哀れだな」

と思うことがある。

聴こえる世界に戻りたくて、必死になってあれこれ
試したりするのだから。
典型的な例が補聴器を試すという解決方法だろう。

会社経営者とかならまだしも、ろくな収入もないのに、
いろいろな高額補聴器を試しに買ってみないと、
気が済まないのだ。
それで補聴器販売店は、そんな難聴者をカモにして
いたりする。

難聴者(軽・中度難聴者)用補聴器は、
福祉用補聴器(高度難聴者用補聴器)と違い、
性能もたいして良くないのに、非常に高額なものが多い。

かく言う私も、昔は補聴器をはじめ、
いろいろな福祉機器を試しに購入しては、
随分損をしてきたのですが・・・。

それでも、とにかく紆余曲折を経て、
今はそんな「哀れ」は卒業できました。

この「卒業」は、紆余曲折がなければ
できないと思いましたが、それでもやはり、
最終的には自分の決意でするものなのです。

聴こえなくなっても

「まだ人工内耳がある」

と、諦めない中途失聴者だっているのだから。
[PR]
by bunbun6610 | 2013-12-17 18:00 | 難聴・中途失聴