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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

『チャレンジ雇用や自治体の採用は「アリバイづくり?」』

炎のジョブコーチ
『チャレンジ雇用や自治体の採用は「アリバイづくり?」』
〔2008/3/8(土) 午前 0:19〕

http://blogs.yahoo.co.jp/uchayamamingkun2000/archive/2008/03/08


最近良くあるニュースとして、国や地方自治体での知的障害の
ある人の採用のニュースです。

殆どが福祉関連部局の事務部門でのしかも期限付きの雇用です。
1年契約の更新で2・3年というのが多いのではないでしょうか。

企業や地域社会に対して

「行政機関も率先して取り組んでいます!」

というアリバイに思えるのです。
なぜなら、雇用形態が正規職員でないこと、期限付きの雇用であること、
それと全庁あげての本気さに欠けることです。

「期限付き」の件については、企業の方の話によると、障害者雇用は
3年目くらいに大きなヤマがくるとのことです。

丁度3年過ぎが本当の正念場らしいのです。

また、障害のある人の雇用を定年まで引き受けることは本気でないと
出来ない、とのことです。
3年間の期限付なら言わば「短距離走」だというのです。

確かに今の時代、人や設備、仕事内容が変化し事業所も移転、
業態自体も変化することはよくあること、また障害のある人も変化が
何度かある内に適応できないことも容易に想像がつきます。
3年間は本人や周囲の勢いだけで過ぎていきそうな期間です。

また、仕事内容ですが。
東京都なら、都立公園や様々な施設、都営交通、清掃事務所、
上下水道局、売店など、知的障害のある人ができる仕事は
全庁あげて本気になれば、それこそ、事務補助3・4人と言わず、
全て充足するくらいの作業があると思います。
一気に解決です。
さらに、地域の作業所への優先発注にもなります。
工賃倍増も解決です。



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ハローワークで探す民間企業の求人票でも、今の障害者雇用は
試用期間有り(1~3カ月間)が当たり前になっています。
その後、やっと3カ月の本契約、その後に6ヶ月とか1年契約に
なります。

あるいは、3カ月契約(「更新の場合有り」の条件で)がずっと
続くような雇用形態も増えています。
なかには、ずっと1カ月契約(更新の場合有り)で働かされている
障害者もいます。
結局、使い捨てです。

企業側が「使い捨てがいい」と考えるのは当たり前です。
障害者雇用は、ほぼブラック雇用といっていいでしょう。

このブログで以前説明したことをよく覚えている人なら、
その理由をすでに理解しているでしょう。
辞めさせて、また新しい障害者を雇えば、企業はまた新たな
障害者雇用助成金をもらうことができるからなのです。(※)
これは障害を持つ弁護士複数からの証言なので、事実です。



(※)当ブログ

『障害者雇用助成金は、雇用する企業へのご褒美?』
〔2011-08-20 23:54〕


参照。




だから企業側にしてみれば、使い捨てのほうが断然お得です。
障害者もこの制度なしには、再雇用してもらえないでしょうね。
両者は、国のお金にベッタリだというわけです。
輪廻のように続くわけです。

それにしても、官公庁までも

「アリバイづくり(に過ぎない)?」

というのは、ひどい事実だ。
障害者は結局、官公庁にも民間企業にも利用されているだけ
なのではないか。
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by bunbun6610 | 2013-10-31 22:58 | 就労前の聴覚障害者問題A