ダブルカウント障害者を安易に雇うだけの企業

副題;『企業の本音、悩み ――違反金を払うほうが得か?
それとも、ダブルカウント障害者を雇うほうが得か?』


このような聴覚障害者もいるという。
これなんかも、職場内障害者授産施設の事例だと思います。
こんな会社が多いでしょうね。

新しくつくられた『障害者差別解消法案』で、
この問題を解決できるのでしょうか。

言うまでもないと思いますが、全く効果が無いと思われます。
この法案で、民間企業が聴覚障害者へ合理的配慮を行う
ようになるわけがありません。
なぜならば、民間企業に対しては努力義務でしかない
のですから。

罰則が無いのでは、外国のように「障害者差別禁止法」
にはなりません。
実現しない、ただのスローガンと同じ結果になるでしょう。

全く国会議員というのは、何をこんな無駄なことを決める
のに、延々と時間をかけてやっているのでしょうか。



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『批判覚悟で質問します。
うちの職場には聾唖者がいます。
条令かなんかで障害者を雇...』
〔2010/12/22 07:59:15〕

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1152426016?fr=rcmd_chie_detail


「批判覚悟で質問します。
うちの職場には聾唖者がいます。
条令かなんかで障害者を雇う事が義務化されています。
しかし、聾唖者の一人ですが全く仕事をしません。
本当に簡単な他人は片手間でやれる仕事をしてるだけ、
後は椅子に座って居眠りしてるだけです。

過去にはある程度の仕事をやらせようとしました。
(それでも健常者よりは楽な仕事)
「自分には向いてない体力的に出来ない」でしない。
仕方なく今の仕事に加えてごみ捨てや片付け等の
雑用をさせたら、総務に「不当労働」と訴えを起こす
始末で総務も会社外で騒がれるのが嫌だからか
「雑用させるな」と通達周りの人間は皆忙しく働いて
います、
座って居眠りしてる姿は現場の雰囲気も悪くなります。

聾唖者だからとここまで社会に甘えてていいので
しょうか?
耳が不自由な事は気の毒と思いますが社会も
障害者だからと全てに甘過ぎないですか?」



=========================




聾唖者ということは、おそらく身体障害者第2級以上
の手帳を所持しており、障害者雇用促進法のなか
ではダブルカウント障害者(※)です。


(※)
当ブログ

『障害者雇用 - ダブルカウント障害者』
〔2013-09-30 18:00〕


参照。




ということは、この人一人を雇用するだけで、
この会社はまず毎月10万円

(障害者一人当たり毎月5万円×2人分〔2倍〕)
 ・・・ダブルカウント障害者を雇用した場合に
適用可能。


の罰金から
逃れることができる、というわけです。
企業にとっては、これは大きなメリットだと思う。
もしも、罰金額が今の3倍になったとしたら

「雇ったほうがましだ」

と考える企業が、もっと増えると思う。


もしも、この聾唖者に短時間労働をしてもらい、
支払う賃金も月額6~8万円程度なら、
雇ったほうが安く済むことになります。
そういう勘定でよいのならば、会社は雇うでしょう。

このような雇用姿勢を見ると、会社にとって、
障害者の労働力としての価値など二の次だと
思います。


このようなケースというのは、人事部は法令に従い、
粛々と障害者を雇うだけ。
働く障害者へも、またその周囲の人へも、
何の合理的配慮もしていない。
それが原因で障害者はやる気をなくし、一方、
周囲の人からは、このように責められることは
よくあることなのである。

確かに現場で、このような障害者の仕事を
肩代わりしてやらなくちゃいけない立場の人は、
大変です。
私も障害者ですが、私だけは他の障害者とは違い、
もっと働いています。
職場には確かに、ワガママな障害者もいるし、
またワガママとは違うようだけれども、
本採用は無理だと言えるほど、能力もやる気も
ない障害者もいます。
私も、そうした障害者の代わりになってやって
いるような感じです。
ですから、上の健常者の気持ちもわかります。

ただ、障害者にだって、やる気が出ない理由が
あると思う。
それを「甘え」という一言で片付けられるとは、
私は思わない。

仕事をしない障害者は聾唖者の他にも、
いろいろな障害者にいるものなのです。
私だって、差別に苛立ち、やる気もなくして、
サボタージュをやる場合もあります。
それに、そんな人は健常者にだって、いくらでもいる。

ウチの職場の障害者Aさんは、皆が言うには

「心の病気だから」

ということで有名になっています。
実際は元気なのに。
ある日は、仕事は休んだのに、その日の会社の
飲み会には参加してきたので、非常に驚いてしまった。
こんな人は、本当は“自称うつ病”なのだと思う。

皆はAさんを特別扱いするだけで

「Aさんはおかしい」

といった批判的な言葉は禁句になっている
ような状況です。
Aさんは自分のやりたい仕事以外は、
一切やらない主義の人です。
これだって、上にあげられているろう者と同じだろう。

だから勤務時間中も堂々と新聞を読んでいたり、
居眠りをしている場合も多い。
そのときの天気や気分で、会社に来たり、
来なかったりします。
会社に来ても「○○はイヤだ」と言う時もあれば
「今日は○○をやる」と言う場合もあります。
なぜそうなるのかは、他の人には全くわからず、
本人のただの気まぐれなのです。
だから、F上司は常に、Aさんの機嫌を見てから、
他の障害者の仕事の予定を立てる、
という情けなさなのです。

つまり、Aさんのような人は他の障害者にとっても、
迷惑なのです。
だから、このような例があるからといって

「障害者はやる気がない」

という言い方で、他の障害者に当てつけてくる
F上司はおかしい。
Aさんにきちんと言わないF上司のほうこそ、
おかしいのです。

こういうのを「甘やかし過ぎる」と言うのでは
ないだろうか。
それは、会社のほうにも責任がある、ということだ。

Aさんのような障害者は結局、窓際族のように
好きなことばかりをやっていたりする。
Bさんにしても、お荷物みたいに何回も異動
させられたりしている。
その他の障害者にしても、会社を度々休むように
なっている、
という状況も見られる。

よく休む障害者のなかには

「無理しないで休めばいい。
どうせ障害者は、パートなのだから」

と思っているのでしょう。

しかし、休まれたとき、その人の分の仕事まで
しなければならなくなった立場にしてみれば
大変なことです。

休んだ後、何事もなかったかのように、
出勤してはまた、自分の都合の良い仕事しか
引き受けない障害者もいます。

これでは使いものにならないので、
会社はその障害者を邪魔にならないところへ
異動させます。
例えば、総務部や人事部などへ保護したりします。

そして現場にはやはり、代わりに健常者のパート
さんが配属されます。

「やはり障害者ではダメだ」

ということになるのです。

これでは障害者は増えない。

でも、その障害者だって健常者だったときは、
こんな人格ではなかったということは、
疑いの余地もありません。
その人がそうなっていった原因があるのです。
会社の「障害者差別」のツケが、現場の下っ端
の人に回ってくる。

その障害者の悪い態度を見逃せ、
とは言いませんが、本当に怒るべき相手は、
そういう原因をつくった会社なのではないか、と思う。

ただ、会社に怒っても自分がクビになるだけだから、
手っ取り早い解決策として、障害者に怒りを
ぶつけてみたり、クビにしてもらうよう働きかけたり
するのだと思う。

しかし、それではこの問題は解決しないだろう。
そんな小さな問題ではないからである。
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by bunbun6610 | 2013-12-05 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題E


ある聴覚障害者から見た世界


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