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蒼穹 -そうきゅう-

東電と安倍首相に怒り

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20130916/Jiji_20130916X172.html

セシウム濃度測らず排水=7タンクエリアの
滞留水 ―福島第1「緊急措置」・東電


時事通信社2013年9月16日 19時00分 (2013年9月16日 23時41分 更新)

東京電力福島第1原発で高濃度の放射能汚染水が保管されている
七つのタンクエリアで、放射性物質を外部に出さないために設置した
せきの水位が大雨によって上昇し、あふれる恐れがあるとして、
東電は16日、排水を行ったと発表した。

東電はセシウム濃度を測らず排水しており、汚染水への懸念が高まる中、
さらなる批判を招く可能性もある。

東電は今回の対応について、急激な水位上昇を受けた「緊急措置」と
説明している。

ただ、台風18号による大雨は事前に予想されていたのに、タンクエリア
における放射性物質を含む水の排出基準も定めていなかった。

東電によると、今回排水したエリアでは、これまで高い線量は確認
されていない。
エリア内にたまっていた水を調べたところ、ストロンチウムなどの
ベータ線を出す放射性物質濃度は最も高いところでも1リットル
当たり24ベクレルだったという。

東電はこの結果を基に、エリア内での汚染水漏れはないと判断。
ガンマ線を出すセシウムの濃度も十分低いと予想できるとして、
測定せずに排水した。

排水した量は不明で最終的に海へ流出する可能性もあるが、
東電はベータ線を出す放射性物質濃度の値を根拠に
「雨水であることを確認している」と話している。 



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東電と安倍首相に怒り


東電はまた

「想定外の雨量だったので、緊急措置をとりました」

とか言い訳するつもりではないだろうな。

東電は、いつまで「想定外」を自社に都合よく
利用するつもりなのだろうか。

安倍首相がオリンピック招致演説で

「汚染水はコントロールされている」

とか言ったそうだが、できてないじゃん。
何いい加減なこと言って、いい加減なことやってるの?

これが、原発事故の二次、三次被害なのだろうな。
もう「天災が原因で起きた事故だから」という言い訳も
通用しない。
被害は確実に、まだ拡大し続けている。
そういうリスクを背負って、これからも原発で
電力供給をし続けていくのだろうか。
危ないよ。


安倍首相にも騙されて、2020年東京オリンピック開催を
日本中が喜んでいるが、日本人も、とうとうここまで、
おめでたいバカになったんだな。

あの太平洋戦争の時代の行進みたいに、
国民皆で喜べというのか。

何が「お・も・て・な・し」だ。
汚染水を海に垂れ流して、全世界をおもてなししようというのか。



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http://bylines.news.yahoo.co.jp/mizushimahiroaki/20130908-00027937/

安倍首相が五輪招致でついた「ウソ」
 “汚染水は港湾内で完全にブロック” 
なんてありえない


水島宏明 | 法政大学教授・元日本テレビ「NNNドキュメント」ディレクター
2013年9月8日 11時44分


2020年の夏の五輪・パラリンピックの開催地が正式に「東京」に
決まった。
1964年以来、56年ぶり、2回目の五輪開催。日本時間午前5時
の発表の瞬間をテレビの前で見守った人たちも多いことだろう。

テレビ各局は朝から開催を喜ぶ特集を放送している。
長い経済的な低迷からなかなか抜け出せなかった日本社会に
あって、早くも「経済効果は3兆円」などという皮算用もはじかれている。
また「アベノミクスの第4の矢が放たれた」などという経済界の声も
伝えられる。
アベノリンピクスなる造語も報道されている。
「自信と夢を取り戻す」という喜び一色のムードに水を差すつもりはない。

だが、東京開催決定を伝える朝のテレビニュースを見ていて、
仰天したことがある。
最終プレゼンテーションにおける安倍首相のスピーチだ。
福島の状況を「The situation is under control」
(状況はコントロール下にある)と発言したのだ。

「私が安全を保証します。
状況はコントロールされています」。

「汚染水は福島第一原発の0.3平方キロメートルの港湾内に
完全にブロックされている」。

「福島近海でのモニタリング数値は、最大でもWHO
(世界保健機関)の飲料水の水質ガイドラインの500分の1だ」。

「健康に対する問題はない。
今までも、現在も、これからもない」。
 
東京五輪開催を望んでいる国民が大多数だとしても、
首相の発言を聞いて「おいおい、いくら何でも言い過ぎでは?」
と思った人は少なくないだろう。
福島の人たちや原発事故のその後に注目している人たちから
みれば、明らかな「ウソ」があるのだ。

汚染水に関していえば、現在「打つ手がない」ことは明らかだ。
安倍首相が自信満々に言ったことはこれまで東電が汚染水に
関して発表してきた事実とも完全に異なる。
安倍首相が言及した福島第一原発の専用港内の
「0.3平方キロメートル」は、確かに堤防や水中カーテンで
仕切られている。
様々なルートから外洋に出ようとする汚染水をこうした堤防
などがどこまでを「完全にブロック」できているものかあやしい
ものだが、いろいろな議論があるのでここでは問わないこと
にする。

ちなみに新聞報道などを見る限り、東電も

「港湾内と外洋を水が行き来していること」

を認めているという。

最近、問題になった地上タンクから漏れた高濃度の汚染水も、
もしも流れ出た先がこの「0.3平方キロメートル」ならば、
水はひとまず港内にとどまっているように思えるので
首相の発言にも多少は根拠があるように聞こえそうだ。

ところが実際には、汚染水が流れ出た先は

「0.3平方キロメートルの港内」

ではない。
その外の海なのだ。

タンクからの汚染水漏れに関する東電のこれまでの会見
によると、地上タンクからの排水路の側面に水の流れた
跡があり、そこから高濃度の放射線が観測されていて、
そこから水が流れた可能性があることを東電も認めている。

その排水路がつながっている先は

「0.3平方キロメートルの港内」

ではない。
外の海と直接つながっているのだ。

この点で安倍首相の説明は間違っている。
さらに「完全にブロック」がありえないことは傍証からも明らかだ。
いろいろな調査で福島沖の海底には40カ所の放射能の
ホットスポットが見つかっている。

「0.3平方キロメートルの港内」ではこれまで1キロあたりの
セシウムが74万ベクレルというアイナメが見つかっているが、
その港の外の20キロ先で捕れたアイナメからも2万5800
ベクレルが検出されている。
また、東京湾でも原発20キロ圏内と同じレベルの汚染箇所が
見つかっている。

こうした事実からみれば、安倍首相の発言は「よく言うよ」という
感じなのだ。
歴史的に見ても、これほど大量の高濃度の汚染水が長期間
漏れ続けている事態は過去に例がない。
当の安倍政権が政府主導で汚染水対策の「基本方針」を
打ち出したのは最終プレゼンテーションのわずか5日ほど前に
過ぎない。

五輪招致に合わせて付け焼き刃で作成した基本方針なのだ。

こうした現実を直視すると、誠実な人ならば「状況はコントロール
されている」などという表現を安易に使わないだろう。
歴代首相で比較するなら、原発問題にもともと詳しく、かつ、
ウソをつこうとすると顔に出てしまうタイプの菅直人元首相なら、
同じ表現はとてもできなかったか、すぐにばれてしまっただろう。
その意味では笑顔さえ浮かべて「私が安全を保証します」と
言い切った安倍首相の厚顔はなかなかのものだ。

一国のリーダーは、たとえ多少ウソが混じっても国益を守る
責務がある。
今回のプレゼンテーションでは、日本という国、その首都・東京
の対外的なイメージを印象良いものにしていく責務があった。
五輪が開催されるかどうかは日本という国にとっても大きな
岐路になることは間違いない。
人として、というより、国を率先してアピールするリーダーの
立場として、安倍首相は厚顔無恥なプレゼンテーションに
よって役割を果たしたという皮肉な見方もできる。

五輪開催の決定にはさらに皮肉な効果もある。
それは首相が国際的についた「ウソ」を2020年に向けて
「マコト」にしなければならない宿命を背負った、ということだ。

これまで政府が本気で取り組んでこなかった汚染水や
放射能汚染の広がりについて、今後、解決できければ、
「首相の大ウソ」が国際的に批判されかねない。

東京五輪に向けて福島の問題は世界のメディアからますます
注目される。
もうこれ以上、ウソを上塗りすることはできなくなる。

また、東京都の猪瀬直樹知事らがメンバーとなる東京五輪
招致委員会は「被災地の復興のため」にも東京で五輪を、
と訴えてきた。

ところが招致委員会の竹田恒和理事長がIOC総会の開かれる
ブエノスアイレスで会見した際、

「東京は福島から250キロも離れているから安全」

と発言。
まるで

「東京が安全ならばよい」

とも聞こえる差別的な発言だとして福島の関係者から強い批判
を浴びた。

開催が決まった以上、原発事故の収拾に加えて、被災地の復興
にも本腰を入れてもらう必要がある。
もしできないなら、日本という国への国際的な信用が地に落ち
かねない。
五輪開催を喜ぶだけにみえるメディアの反応を見て、マスコミの
あり方もすごく気になる。

安倍首相は最終プレゼンテーションでIOC委員から福島の汚染水
問題について質問を受けた際、「新聞のヘッドラインではなく、
事実を見てほしい」と答えている。
つまり、日本のマスコミ報道を信じるなというようなことを国際的な
公式の舞台で発言している。
このことに日本のメディアはもっと怒るべきではないか。

五輪開催の喜びに沸く報道一色のなかで、安倍首相の一連の
発言に「?」をつきつける報道がテレビにも新聞などのメディアに
見られないのはどうしたことか。
8日午前中の各局のテレビ番組や新聞社のホームページを見ている
限り、テレビは歓迎ムード一色。

「経済効果は抜群」

「若者に夢を与える」

「被災地に元気を与える」

などと肯定的な評価ばかりが目につく。
他方、ツィッターの反応などを見ると、ネットではややシニカルな
見方が多いように感じる。

「五輪よりもっと先にやるべきことがある」

「浮かれるなかで福島の問題を忘れてはならない」

という論調だ。
私もそう感じている。

今も15万人近い福島の人たちが自宅に戻ることができない生活を
強いられている。
その人たちの帰還にも影響を与える汚染水の問題が、五輪招致を
目指す最終段階になってやっと政府が対策に乗り出すという後手後手
の対応が明るみに出たのだ。

東京開催決定で浮かれた報道をしている陰で、本来、報道すべき現実
が報道されないままに放置されている。



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【9月19日(木)追記】

http://www.excite.co.jp/News/society_g/20130919/Postseven_212502.html?_p=1

京大研究者 安倍首相の「コントロール発言」
に「恥知らず」


NEWSポストセブン2013年9月19日 16時00分 (2013年9月19日 16時33分 更新)

安倍晋三首相(58才)は五輪招致の最終プレゼンテーションで、
汚染水について、

「私が安全を保証します。
状況は完全にコントロールされています」

と世界に宣言した。
しかし、福島第一原発の高濃度汚染水漏出問題は日々、
その深刻度を増し、16日には上陸した台風18号による
大雨を受けて、放射性物質のセシウムの濃度を測らずに
汚染水を海に放出したことが明らかになった。
世界からも批判の目が向けられつつある。

 私たちは今、何を信じればいいのか──
「原発事故はいつか必ず起きる」と警鐘を鳴らしてきた
原子力研究の第一人者・小出裕章さん(64才)の元を
訪ねた。

 小出さんの勤務先である京都大学原子炉実験所は
和歌山県との県境に近い、大阪府南部の熊取町にある。
敷地内に入るには、身分証明書の提示など厳重な
チェックを受けねばならない。
そこには研究用原子炉があるからだ。
いかに厳重な管理が放射性物質には必要なのかを
思い知らされる。

 1974年からここで研究を続ける小出さんの肩書は、
「助手」を意味する「助教」だ。
40年もの間、助手の地位に甘んじるのは

「誰かに命令されることもなければ、命じることもない
研究と発言の自由を獲得するため」

と小出さんは言う。
 孤高の研究者である小出さんは、

「汚染水はコントロールされている」

という首相発言をどう聞いたのだろう。
改めて話を聞いた。

「率直に言えば、『一国の首相がこんな嘘をついて
いいのか』と呆れ果て、本当に情けなく思いました。
原発事故が福島の人から故郷を奪っている状況で、
五輪どころではないはず。
福島の人の生活を成り立たせるため、事故を収束
させることが何よりも先だと思います」
(小出さん、以下「」内同じ)

 福島第一原発では原発事故で熔けた核燃料を
冷却するため、大量の水を原子炉に注入している。
核燃料と接触した水は汚染水となり、建屋内
コンクリートのヒビなどから漏出する。
毎日増え続ける汚染水を貯蔵するタンクからも
汚染水が漏出し、地下水と合流して海に流れ込んでいる。

 これらの汚染水を完全に制御していると胸を張る
安倍首相だが、13日に民主党の汚染水問題対策本部
が開いた会議に出席した東京電力の幹部は、

「コントロールできていない」

と発言。
その後、東電がこの発言を撤回したとはいえ、
首相発言が早くも揺らぐ状況に、小出さんは

「そもそも、なぜ今頃になって騒ぐのかが不思議」

と首を傾げる。

「2011年3月末には原子炉建屋地下、タービン建屋地下、
それを結ぶ坑道(トレンチ)に汚染水が10万トン溜まっていました。
同年4月に汚染水がピット(立て杭)経由で海洋に流れて
いるとわかり大騒ぎになりましたが、東電がピット内の
ヒビ割れを塞いだことで、“この問題は終わり”と、
報じられなくなった。

 しかし、あれだけの大地震です。
建屋内やトレンチ、ピットのあちこちで基盤が壊れるのは
当然で、たまたま見つかった1か所を塞いでも解決になりません。
要するに、事故当初から今に至るまで、汚染水はずっと
海に“ダダ漏れ”していたのは明らかだったんです。
それを『コントロールされている』と言った安倍さんは
本当に恥知らずです」
※女性セブン2013年10月3日号

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by bunbun6610 | 2013-09-17 00:54 | 原発問題