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蒼穹 -そうきゅう-

「複合差別」とは

会社で

私;「○社は、女性が多い職場ですね」

Aさん;「女は皆、派遣だよ、派遣!」

私;「全員派遣ですか?!」


こうしたことは、昔から続いている“女性差別”
があるからだ、と思われます。

実は、この会話の場所は、テレビ・コマーシャルにも
出ているほど有名な企業です。

子会社なのですが、それでも非常に大きな会社です。

親会社は世界中で知らない人はいないくらい、
有名な企業です。

それほどの会社でも、女性差別がまだ平然と
行われているのが、この日本なのだろうと
思いました。

日本は、本当に先進国なのだろうか。


女性であるだけではなく障害者でもあったりすると、
もっと厳しい状況です。


「ある企業の面接で、

『うちは本当なら障害者は要らないんだよ。
でも社会的立場上、面接くらいはしないとね。
だから期待しないでね。
まだ男性で見た目に分からん障害やったら
エエねんけどな~。
一応は面接はしてあげたから、もう良いでしょ』

と言われた」
(肢体不自由者)




>「まだ男性で見た目に分からん障害やったら
エエねんけどな~。」



この言葉なんか聞くと、残念ですが

「男性の中度難聴者(身体障害者手帳6級程度)
くらいなら、採用してもいいよ」

ということになるのでしょうか?


「聴覚障害者の場合は男性がいい」

という企業はよくあります。

理由は、聴覚障害者は電話応対や音声コミュニケーション
が苦手です。
そうすると職域が限定されるので、健常者が聴覚障害者に
でも任せたい仕事といえば、力仕事とかが多くなるのです。

実際にこのような障害者雇用目的の会社で、
私も面接を受けたことがあります。(※)


(※)当ブログ
『難聴者の会社面接対策(7) 面接で聴覚障害者が落ちた例』
〔2013-01-02 18:00〕

参照。





この会社の場合、女性の聴覚障害者は応募しても、
書類選考で落とされていた、と思います。

でも、その会社のメール室がビルの一階にあったので、
覗いて見たら女性も働いていました。

他の会社のメール室でも、女性がたくさん働いているのを
見たことがあるので、メール室業務というのは、
女性だからという理由だけで雇用されない、
というわけではないのです。

ところが、女性で、しかも聴覚にも障害がある場合だと、
女性がよく配置されている職場であっても、
難しくなるのではないでしょうか。

確かに、健常者男性もいる職場なのに男性がやらず、
聴覚障害者の女性に重いものを持つ仕事をやらせるのは、
会社としても容認できないと思います。

だからこの場合、その会社が女性の聴覚障害者を
雇用しない(書類選考で落とす)のは、
社内郵便物の力仕事をしてもらえ、
障害者雇用助成金ももらえる重度聴覚障害者(ろう者男性)
が欲しいから、なのです。
あるいは男性の精神・知的障害者でしょう。
これが企業の考える“マッチング”だと思います。

他の仕事は他の人がやるからといって、
聴覚障害者は力仕事ばかりやらされる可能性がありますし、
実際、私はこの会社の面接でそのように説明されました。

それでも給料しだいでは・・・と思ったので、
前向きに考え「給料は幾らになるのか」聞いてみました。

ところが、その肝心のことを教えてくれませんでした。

秘密にしているということは、かなり安いのでは、
と思われます。
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by bunbun6610 | 2013-08-24 00:22 | 就労前の聴覚障害者問題A