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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

日本で働く外国人労働者の問題

外国人の不法就労って、
今もたくさんいるのでしょうか。

品川にある東京入国管理局には毎日、
大勢の外国人が押し寄せてきます。
あれを見ると本当にすごい数のように思います。

障害者が就職活動に世話になるハローワーク
(専門援助第二部門)はガラガラなのに、
仕事をしている外国人はたくさんいるなんて…。
しかも、それがもし、不法労働者だとしたら…。


昔の外国人不法就労者から聞いた話によると、
日本で不法就労をするにはブローカー(仲介人)に
依頼料を払い、手続き等の依頼をするという。

すると、ブローカーは仕事の紹介もしてくれる。
つまり、ブローカーを通して、日本企業で不法労働が
できるわけなのだが、当然、日本の最低賃金ではありません。
もっと低い賃金で働かされていたわけです。
その外国人たちは不満を言っていました。

「なぜ我々は日本人よりも大変な仕事をさせられているのに、
給料も安いのか」

答えは、彼らにもわかっている。
不法就労者だからだ。

それでも彼らは、仕事がない母国にいるよりマシだから、
日本で不法就労をする決心をし、来日したのだ。

疑問なのは、不法就労を認めている日本企業のほうだろう。
当時の新聞でよく、企業側の言い分が載っていました。

「我々の仕事は、今の日本の若い人では、
誰もやろうとしない仕事。
(「3K業種」と言われて、やる日本人が少なくなっていた)

だから、そんな外国人がいなくなったら、
我々の会社には労働者がいなくなって、潰れてしまう」

というふうに書かれていました。
その会社の誰もが、不法就労の外国人だと知っているのに、
黙っている。
パート・アルバイトの皆も。

日本人は

「日本にやって来た外国人は可愛そうな人たちなんだから、
まあいいじゃないか」

というふうに見ていたと思います。
(しかし、実際はディーラーにお金を払う能力があり、
日本語も覚えられる、高い学力を持つ人たちもかなりいました)

日本人も

「奴隷が来てくれたから有難い」

というふうに思っていたふしがあります。

外国人の「日本人は皆、やさしい」という声は、
裏返せば「日本人はおかしい」という声でも
あっただろう。

だが、もしも不法就労だとバレたら、
強制送還されてしまうそうだ。
外国人はそれに怯えていた。

私が疑問に思ったのは、こうだ。

「なぜ、不法就労をさせる日本企業は罰せられないのに、
彼らだけが罰せられるのか?」


実は

「外国人を不法就労をさせた企業にも30万円以下の罰金」

とかいう法律が一応はあったのですが、
それでも見つかりさえしなければ大丈夫だったようです。

このヘンな現象って、企業への配慮がありありと見える、
『障害者差別解消法案』と似ていないだろうか。

このような外国人の扱いは、どうも映画『リンカーン』でも見た、
アメリカの合法的奴隷制度にも似ているではないか。
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by bunbun6610 | 2013-05-18 10:00 | 人権、差別