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映画『リンカーン』

映画『リンカーン』


リンカーンは、私も尊敬する人物の一人です。

アメリカの歴史にリンカーン大統領がいなかったら、
オバマ大統領もいなかった。

リンカーンがいたから、後にキング牧師が
黒人の公民権運動を起こすことができた。

そしてそれは、後に続く全米障害者運動を起こした、
障害者たちにも影響を及ぼした。(※1)


(※1)
当ブログ・カテゴリー
『哀れみはいらない』記事参照。




奴隷制廃止を巡っての南北戦争が
こんなにひどいものだったとは、
知りませんでした。


この映画のストーリーには出てこないけれども、
ワシントンのろう者の大学(ギャローデット大学)(※2)も、
1864年にリンカーン大統領の署名によって
創設された大学です。



(※2)当ブログ
『米国・ギャローデット大学でのろう運動』
[ 2013-03-05 18:00]

参照。



映画にはスティーブンス(白人)という、
障害を持つ共和党議員が登場していましたが、
真実なのだろうか。

議会で採決されると、彼は奴隷制廃止修正案の
原本を持ち帰り、妻(黒人)に見せていましたが、
これも真実なのだろうか。

アメリカ合衆国大統領になったルーズベルトも、
実は障害者でした。

映画は単に障害者が出ている、というだけでなく、
スティーブンスの働きも描かれています。

いつか手話で話すろう者が、
もっと当たり前のように映画やテレビに登場するかもしれない。


後で思い出しましたが、この前テレビで観た独眼竜・伊達政宗も、
障害者ということになるなぁ。

障害者だから伊達家当主になるのは無理だ、
と言われたが、その逆境も跳ね返して、
東北の英雄になった。

自分を殺害しようとした母を救ったその心には、
己の障害が影響しているのかも知れない、
と思いました。
by bunbun6610 | 2013-04-22 18:30 | 映画

ある障害者から見た世界


by bunbun6610