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蒼穹 -そうきゅう-

やっと使われるようになった聴覚障害者バリアフリー機器

「イケ麺キッチン」とかいう池袋駅地下飲食街に、
聴覚障害者バリアフリー機器が使われていました。

そのお店は『ナポリの殿堂』です。


ここは昔は、立ち食い飲食街でした。

当時は、客層はわりと年配の方とか、
忙しいサラリーマンばかりが、
いそいそとソバやうどん、焼きソバ、
カレーライスなどを3分で食べていくような
ところでした。

テーブルと椅子は昔からあったのですが、
当時はもっと少なかったです。
ちょっと薄汚い感じで、調理・販売をしている
従業員も年配の方ばかりでした。

ところが、近年になって改装されからは、
お店が一新され、従業員は若い人が増え、
客層も若い人が大幅に増加しました。

メニューも幅広くなり、値段が少し上がった分、
味も良くなりました。

だけども、ここに聴覚障害者もビックリしてしまうような
バリアフリーも登場したことが、私は一番ビックリしました。

ここでは、株式会社ワールド・パイオニア(現ダブルー・ピー株式会社)
が昔から販売・普及に努力していた聴覚障害者バリアフリー機器が、
使われていました。
(※全く同じものというわけではありませんが)



(※)http://www.wp-shop.net/itemview/template1_1_660.html

双方向・無線・振動呼出器「合図くん05」
価格:31,500円




でもこれって、よく考えてみると、実際には聴覚障害者だけでなく、
このお店では健聴者にも必要な機器なんですよね。
それがここで利用してみて、よくわかりました。

なぜかというと、そこは酒場としても大衆利用できるところに
なっているので、音がうるさいらしい。
それで、こういう、光や振動で料理が出来上がったことを
知らせる機器が便利だと気づいたわけです。

セルフサービス方式のお店では、
ウエイター・ウエイトレスがいませんから、
これはただ便利というだけでなく、必要な機器です。

こういうものは、聴覚障害者だけのためでは普及は
難しいものですが、健聴者にも必要なものだとなってくると、
後はそれに気づけば普及していくこともあるものです。

携帯電話のメール機能も、もともとは聴覚障害者の
ためにつくられたものではなかったのですが、
あれって、聴覚障害者に爆発的に普及しましたよね。
今では文章が苦手なろう者でさえ、ほとんどの方が
持っています。

モノでもシステムでも、何でも可能な限り、
多くの人が使えるようになってほしいな、と思います。


注文品を待機しているときの状態
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注文品が出来上がり、呼び出されている状態
(光っています)
騒がしい場所でも聞き間違いがなくて、
わかりやすいのではないだろうかと思われます。
お店側としてもこういうものがあったほうが、
安心だと思います。
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by bunbun6610 | 2013-05-01 18:30 | バリア&バリアフリー