健康相談の通訳者派遣を断られる

Mさん(人事部)から、健康相談のときの
通訳者準備について、説明を受けた。

最初は会社に通訳者派遣を依頼しましたが、
拒否されてしまいました。

以下が、人事部障害者担当と相談した結果です。

私:「今度の健康相談のために、通訳者を派遣して下さい」

Mさん:「できません。
      あなたは自分で補聴器をつけて来て下さい」

私:「相手〔話し方、声質など〕にもよりますが、
   補聴器で完全な会話は難しいです」

Mさん:「健康相談は会社があなたに「受けて下さい」と
     指示したわけではないので、通訳の準備はできません」

私:「それが会社の答えですか?」

Mさん:「答えではありません。
     あなたが自分で通訳を連れてくるなら、
    ダメとは言いません」

私:「それならば、派遣センターに聞いてみます」

Mさん:「…。」

以上が、筆談での簡単な内容です。

「費用負担したくない」というのが会社の拒否理由ではないかと
見られますが、わかりません。
会社は障害者の職場環境整備のためにハローワークから
配分されている障害者雇用助成金をもらっているはずです。
それなのにダメなのが当たり前なのでしょうか?

どうにも理解できません。



【補説】(4月19日追記)

人事部のMさんは、手話が出来る方です。
ですから私は、Mさんと会話ができますし、
この会話の内容もほぼ忠実に再現できました。

けれども、健康相談の保健師は、手話ができません。

だから手話通訳か要約筆記通訳があったほうがいい、
と考えていました。
そう思っての通訳者派遣依頼でした。

それと、もう一点あります。
Mさんは入社前のハローワーク障害者面接会のときから、
私を世話してくれていた方です。
面接会のときは、私自身が通訳者を同行させていました。
ですから、私に通訳が必要なことは知っていました。
その上で採用となり、入社したのです。

しかし、入社後は

「補聴器をつけて来て下さい」

という要請ばかりするようになり、
会社の強制するいかなる相談・面談であっても、
通訳者を同行させることを認めてもらえなくなりました。

聴覚障害者であっても、会社で通訳者が使えるのは
入社前(面接段階)までです。
入社後は一人で問題を解決していかなければなりません。
(ほとんどできっこないのですが)

私は、会社に一方的にやられた感じがしましたが、
Mさんだけが悪いのではないので、
Mさんを責められません。

通訳者であっても社内に外部の者を入れることを
認めないのは、会社としてのルールなのです。

しかし、そうハッキリと言わないのは、
会社は聴覚障害者差別事件となるような
裁判を避けたいからでしょう。

会社は、万一裁判になった場合を考えて、
自社に不利となるような事実を残さないようにするから、
あのような曖昧な返答をするのだと思われます。


〔関連記事〕
当ブログ

『会社の聴覚障害者差別を解消するには』
〔2013-04-17 18:00〕
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by bunbun6610 | 2013-04-16 18:30 | 就労後の聴覚障害者問題Z1

ある聴覚障害者から見た世界


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