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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

必携製菓道具 ―3つの計測機器

お菓子作りに必要な、最初の最初、基本中の基本の話です。

お菓子は“正確な”化学知識とイメージ力でつくるものです。
夢心だけでは、美味しいお菓子はつくれません。

昔は「プロは勘(経験)でつくる」などと、
言われたりしたものです。

しかし、それにも永い間の鍛錬があり、
それをいちいち数値で確認する必要がないほど、
作り手に正確な技が身についていてのことです。

ビギナーの人がそれを真似るのは難しいでしょう。
その場合には、正確な測定器と正確な化学知識が
必要になります。
製菓理論という場合もありますが、
これは製菓の化学知識のことです。

当ブログのカテゴリー『製菓の話』でも、
よく温度やグラム数などを、レシピを正確な数値で
公開しています。
これはもちろん「精確」というほどに、
正確に計っていただきたいものです。

実際、正確な仕事をするプロのレシピなのですから、
きちんと守らなかったらうまくできるはずがありません。

特に、家庭で行う少量のお菓子作りでは、
粉ゼラチンなどは、たった0.5グラムの誤差でも、
出来上がりが雲泥の差になる場合があります。

ビギナーが大きな失敗なしで、しかも完成度の高い
お菓子を作ろうと思うならば、次の三種の測定器は必携です。
絶対、合羽橋道具街などで買いましょう。


①重さを正確に計るもの…計り(重量測定器)

②温度を正確に測るもの…温度計

③時間を正確に計るもの…タイマー



【計り(重量計)】
バネ計りではなく、精密電子機器が必要です。
家庭用の場合、下の2種類は必要です。


(A)0.1~100グラム程度まで測れる計器…粉ゼラチン用など、微量を正確に測定するための計器で、0.1グラム単位で正確に計れるもの。焼き菓子づくりに使うベーキング・パウダーなども、これを使って正確に計ります。

(B)500g~1キロ程度まで計れる計器…1グラムから正確に計れる計器が理想です。

タニタ株式会社の製品がよいでしょう。



【温度計】
色々ありますが、水銀温度計は見づらいのでやめたほうが
いいでしょう。
50℃計、100℃計、150℃計はいずれも、
製菓では使用範囲ですが、
50℃計と150℃計は高価なので、
最初は100℃計と200℃計を購入すればよいでしょう。

コードのある電子温度計は、
火を使うものには破損の恐れありで、
不向きかと思います。

これとは他に、オーブンにも温度計が
必要となることもあります。
家庭用電子レンジオーブンだと、
設定温度は表示されますが、
焼成中の庫内温度がわからない場合もあります。
その場合は、それを調べられる温度計(オーブン用)も
あったほうがいいです。
なぜかというと、家庭用オーブンは小さいので、
1回でも開けると温度が下がってしまい、
良くないからです。
実際の庫内温度がわかれば、それを参考として、
設定温度の変更が必要かどうかも、
自分で判断できるようになります。

あるいは、庫内温度の実データを取って、
試作にも役に立ちます。



【タイマー】
タイマーは聴覚障害者には振動式(バイブレーションアラーム機能)
のものを購入し、仕事で使うならば2台は持っていた
方がいいでしょう。
また試作用のために、ストップ・ウォッチ機能もある
もののほうが、便利です。

操作性も快適な、

レアック・ジャパン株式会社の
「バイブレーションアラーム付きのタイマー」


がオススメです。

違う色を購入することによって、忙しいときでも
容易に用途を識別できます。
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by bunbun6610 | 2013-03-03 09:00 | 製菓の話