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ある聴覚障害者から見た世界


by bunbun6610

日本人はデフレが大好き

日本人はデフレが大好き

http://celebrity-geino-news.seesaa.net/article/312466297.html


http://www.tv-tokyo.co.jp/kume-keizaisp/


「日本人は、お金の遣い方が下手くそ」(鳩山邦夫)


「世の中の人を幸福にするような、
お金の遣い方を知らない日本人」(筆者)


値下げへの徹底的な執念を持つニトリ社長。

「デフレをさらに誘引するような商売と言われようが、
お客さんに喜んでもらえるのが一番」

とでも言っているような、
ニトリ社長はバカなんじゃないのか? と思うほど、
呆れました。

そして

「ニトリのお陰でモノがたくさん買えた。
そして、こんな時代でも満足できる生活ができた」

と思っている消費者は、バカなんじゃないのか? とも。


ユニクロやニトリのような商売が一人勝ちする世の中で、
世の中の人々を真に幸福にできるわけがない。

安いからと言って、ニトリ製品ばかり買い揃えている家庭は
満足だろうが、それは自分の家族のことだけを
考えた結果に過ぎない。

他者、つまり世の中全体のことも考えた上での、
購買行動だったのだろうか?

私は、あんな人々のほうこそ、おかしいと思う。
安いものばかり売る企業が増えている原因は、
売り手側ではない。
消費者側にある。

消費者は「今の給料では、仕方がない」と言うが、
ニトリの商品が安い理由をテレビで観たはず。

その製品は、世界最低水準の賃金で働いている外国人
の手によって、外国でつくられている。
日本でも日本人でもない。

日本の健常者は勿論、多くの障害者も仕事を
得られなくなっている原因になっている。

買う人はそれでも自分が安く手に入れることができればいい、
という考えなのだろう。

アメリカでも中国製品に苦しんでいる。
それと同じなのだ。

ニトリ製品に惚れこんだ消費者は、助かったと思っている。
トクをしたとも思っている。
表面的には、確かにその通りだ。

しかし、それは社会を幸福にしたのではなく、
社会をデフレの底へと押しやった元凶となったのだと思う。
それは勿論、社会貢献ではない。
ニトリもそうだ。


このテレビで、250円激安弁当の秘密を知ったが、
やはりワケありだった。

それは通常営業が始まる前に、一人で製造する。
それは、人件費削減のためである。

さらに、コスト削減のため、材料を分割して、
安い弁当でもおかずが沢山入っているように見せかけている。

業者にも安いものを持ってきてもらうようにしている。

このようにして、通常営業を圧迫しすぎないように、
工夫して安物弁当を作っているのだ。
おいしくする工夫ではない。
プロの人が安くする、ダメな工夫に知恵を絞る。

こんな情けないことを続けていたら、
いずれは日本の食文化をもダメにしてしまうことだろう。
こんな努力をしたって、若い人にだって仕事の
やりがいを感じられるはずがない。
日本人が、これから子孫に残したいものとは、
こんなものなのだろうか。

しかも、そうして作った弁当は、お客様に食される
4時間以上も前に作ったものであり、
冷めてしまっているだろう。
衛生上も問題だ。
冬場ならまだしも、夏場は食中毒事件でも起きないか、
心配になることだろう。

これでは安さを追求するあまり、粗悪品が出回る元凶にもなる。
こんな食品業界にして、果たして子どもにも安心して
食べさせることができるだろうか。

日本の高水準の食文化を壊さないようにするためにも、
国民一人ひとりが、食品の適正価格というものを考えてほしい、
と思う。



「顧客にとっての価値は品質ではない。
顧客が買っているのは『欲求の充足』なのだ。」
(ピーター・ドラッカー/経営学者)

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by bunbun6610 | 2013-01-24 20:40 | 社会